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「信頼できない」情報の正体(2022年 読後所感 その2 『「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か』林智裕 著)
この本を知るきっかけになったのは、Twitterで著者の林智裕さんのアカウントをフォローしていたことにある。 私自身は福島県を訪ねる機会がなく今に至っているが、11年前の3.11東日本大震災、直後の東京電力福島第一原子力発電所の事故直後から数多の「正確さを担保しない」言説がネットを中心に飛び交う中、当時「日本はチェルノブイリになる」(!)と狂気に取り憑かれたように叫んで、他人にも押し付けてくる人がリアルのかなり近い人間関係にいて、非常に嫌な思いをした経験がある。 3.11の