傘の様々な問題を考えてみる。
【其の一】今世界が抱えている傘の廃棄による社会問題について
2022年、ウェザーニュースによる傘に関する調査結果を見ると、
■洋傘の年間消費量は約1億2千万~3千万(ちなみに日本の人口は約1億2千万人)
■ビニール傘はそのうち約6千~8千万と約半分近くである
■傘の習得届は24万1,277件に対し遺失届は4千ちょっとで約1.6%
■約74%の人が傘の置き忘れを経験
■傘1本にかける金額は1,500円平均
でした。つまり日本人は傘が大好き!という事なのでしょうね。。。
でもその割に、大事に使うという意識が低いのは遺失届の結果で分かります。
原因はやっぱりコンビニなどで簡単に手に入る安価な『ビニール傘』でしょう。
また、傘は様々な複合パーツで出来ている事から、簡単に自宅で廃棄が出来ないので、雨が止んだら安い傘は邪魔だからどこかに置いていきたい、というのも要因の一つとなってます。
海外のスコールとは違い、日本の気候に合わせて独自に進化していった『ビニール傘』は、日本独特のガラパゴスなプロダクトで、その進化は凄まじいです。
子供の頃、ワンタッチのビニール傘を見た時は驚きました笑
300円で傘が売っている事にも衝撃を受けました!
最近では無機質なビニール傘以外にもお洒落で可愛い、映えるビニール傘も沢山増えてますよね。私も欲しい位です。
でも昨今の環境に対する傘の問題は山積みで、今こそ『傘』に対する真価が問われて来てます。
再生生地や再生ペレットを使った傘を購入する事が解決方法?!
答えは『No』です。
勿論、リサイクル材を使う事も凄く大事です。でも残念ながら、それだけでは傘の社会問題の解決には至らない、というのが現実です。つまり、それだけでは、今抱えている問題が良くなることは決して無いのです。
サエラが考える問題解決のゴールとは?
それはまた次回発信して参ります!
小さなことからコツコツと!
読んでくれた人がいたら嬉しいです!