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#青空ノート

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#青空note

ミンタカ、アルニラム、アルニタク

夜空をふと見上げれば見つけられたオリオン座も、もうそろそろ出番を終えて、春の星座にその立ち位置を譲ります。
ベテルギウスが源氏でリゲルが平氏なら、ベラトリクスは誰なんだろう?三ツ星としてくくられるわけでもない、1等星として一番明るく照らすわけでもない、女戦士の名を冠する君は、いったい何になって、どこを目指すんだ?
そんなオリオン座の中で、オリオンの腰に輝く3連星のベルトは、今日も仲良く並んでいます

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"僕が歌う僕のためのラララ"

こんにちは、あおいそらです。この文章は前回の文章「"歌え!僕の名のもとに"」の続きとなっております。思考と思想の整理です。冒頭はBUMP OF CHICKEN「才悩人応援歌」から。

本文 PART-Bというタイトルをつけると、PART-Aどこやねんとか、「プレイバック パート2」か!というツッコミを入れられてしまいそう。

以下の内容に関して弁明しておきますが、個人の思想であり、何なら自分自身こ

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"歌え、僕の名のもとに"

これを読んでいる方なんてほぼいないでしょうし、クリック間違いか、表題のフリーナのセリフにつられてしまった原神の旅人さんか、あるいは本当にわざわざ読みに来てくださった方(うれしい!)のいずれかでしょうね。
いずれにしてもご挨拶をしないのは失礼にあたりますし、前置きはここまでにして本文を始めましょうか。

こんにちは、あるいはこんばんは?あおいそらです。もしかしたら「おはよう」の方もいらっしゃいますね

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I was there

I was there

Tele-(or not tele-)port飲み物とヘッドホンを入れた普段より軽いリュックサックに、期待と恐怖とほんのちょびっとの罪悪感を詰め込んで、石橋阪大前駅14時11分発の普通大阪梅田行に飛び乗った。ミッフィー列車だった。
終点の大阪梅田駅に着いた時、ドアが開くまでのあの感じは、ちょうどウマ娘がスターティングゲートが開くのを待っているのと同じだと思う。

阪急梅田の3階改札は横一列に並んだ

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世界の片隅で、存在を叫ぶ

「主人公はいつだって自分」とかいえば、とても聞こえはいいものですが、自分が主人公でいられるのは自分の中だけですし、例えば隣の部屋の人からしてみれば良くて脇役、下手したら顔すら存在しないモブであることなんてざらです。

さて、本日の"主人公"をご紹介しましょう。

小学校のテストは大体100点。好きな科目は算数・数学と理科で、特に元素が好き。PCで動画を作ったり、学園祭の実行委員会をしたり、校内のク

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Today or the other day

明日やろうは馬鹿野郎。じゃあ、今日やろうは?

一日は24時間しかないし、一年は365日しかないし、一生はせいぜい80年しかないんですよね。

高3の頃は「りあむw19歳w」とか思ってたのに(思ってない)もう今年には軍曹と同じ年ですよ。なんてこったい

小学生の頃の私に言わせれば、「大学生はおじさんおばさん」でしたが、今この場でお詫びと訂正させていただきます。
18歳過ぎたらもうおじいさんおばあさ

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ここではないどこか遠くへ、どうか私を連れ出して

ここではないどこか遠くへ どうか私を連れ出して
もっと広い世界が見たい
あなたはふとそう言った オレンジ色に照らされた道
ここは鳥籠 檻の中

背中に生えた翼を広げて めいいっぱいに羽ばたいたなら
街も人もすべて超えて 遠くの海を見に行こうか

終わらない止まらないくだらない衝動が
いま私のすべてを塗り替えていく
この道を滑走路の代わりに駆け出したなら
今すぐにでもあなたと飛んで行ける

私はずっ

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Time is NOT Money

「もしあなたが一日に86400円もらえるとして、あなたは一体どう使いますか?ただしこれは午前0時に支給されて、23時59分59秒には消えます。貯金するとか、そういうのは無しです」
「ではもしこの1円を1秒に置き換えてみてはどうでしょう」

いつだったっけな、多分小学生か中学生かの終業式の校長先生のおはなしコーナーでこんな話があった気がします。

1秒1円って時給換算で3600円なんですよね。日本の

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感傷と感想

こんにちは。あおいそらです。地味にこんな名乗りを入れるの初めてなんじゃないですか?
久しぶりにnoteを書いています。まあそれも、フォロワーの皆さんが書いてるのをパクった(内容はパクってないので行動をオマージュしただけ)なんですけどね。

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中1の時、学園祭――うちの学校は中高で学園祭が合同で、さらに文化祭と体育祭を同時開催するものなんですが――がありました。

そういえば私が入学した年は

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世界

窓の外に見える景色は、私の知っているようで知らない景色。
風の匂いも雨の味も、この部屋の中で感じることはできない。
薄汚れた繁華街だって、田んぼしかないような田舎町だって、
限界集落寸前の山の中も、都内の高級住宅地も、きっとそう。
その狭い部屋から出なければ、本当に感じることはできない。

私の記憶の中にいるあなたは、本当の意味であなたではない。
今生きているあなたは、さっきのあなたと同一で全く別

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