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【京都】スサノヲと五穀の起源/疫病退散!あらゆる災い祓う神様「八坂神社」

五穀の起源

高天原を追放されたスサノヲは、ひとまず、出雲いずもに向かった。

しかし、その道中でお腹を空かせたスサノヲは、『食物』の神・大宜都比売オオゲツヒメに会いに行くことにした。

※オオゲツヒメは、イザナギとイザナミが神産みで生んだ35柱のうちの一柱で、スサノヲの近い親戚にあたる神様。

スサノヲノミコト(Wikipediaより引用)


スサノヲはオオゲツヒメに何か食べ物はないかと尋ねると、オオゲツヒメは様々な食物を差し出し始めた。

しかし、次から次へと出てくる食べ物に不審をいだいたスサノヲは、こっそり、その食事を用意をするオオゲツヒメの様子を覗いた。

すると、オオゲツヒメは、鼻や口、尻などから食べ物を取り出し、それを調理して差し出しているではないか。

これを知ったスサノヲは、そんな汚い物を食べさせたのかと激怒し、そのままオオゲツヒメを斬り殺してしまった。


すると、オオゲツヒメの頭からかいこ、目から稲、耳から粟、鼻から小豆、陰部から麦、お尻から大豆が生まれた。

これを高天原から見ていた神産巣日神カミムスビという神様が、この五穀を採取し、種として地上に授けた。

これは、まさに五穀の誕生を意味し、汚物や死体から作物が生まれるという穀物の循環再生の連鎖を象徴しているそうだ。


古事記~五穀の起源~


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【京都】
疫病退散!あらゆる災い祓う神様
「八坂神社」

全国約2,300社鎮座する八坂神社、祇園信仰神社の総本社であり、日本三大祭のひとつ「祇園祭」でも知られている八坂神社。

主祭神の素戔嗚尊すさのをのみことは、その力強さが転じて、あらゆる災いを祓う神様として信仰されており、境内には他にもスサノヲノミコトの近親の神様がお祀りになられている。

日本三大祭でもあり、世界的にも有名な祇園祭は、疫病が鎮まるようにとの祈りを込めて、約1150年前(平安時代)から行われている。



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【京都】
今日は祇園暮らし
「OMO5 京都祇園」

多くの人で賑わう京都を代表する繁華街「四条通」沿いにあり、祇園祭りで有名な八坂神社は目の前。花街を彩る老舗を覗いたり、ちょっと路地に入ってお茶タイムしたり。夜更けまで賑わう、ディープで粋なお店で過ごすのも楽しいエリア。静寂が訪れた早朝の祇園を散策すれば、普段出会えない祇園の町暮らしが垣間見えます。”祇園で暮らす”、ときめきに満ちた格別な京都時間へ出かけましょう。

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