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【霧島】天孫降臨ゆかりの地、霧島神宮開運旅行!

天孫降臨、高千穂峰に降り立ったニニギノミコト

日本最古の書「古事記」によると、地上の神・大国主(オオクニヌシ)は葦原中国(アシハラナカツクニ)を平定し、長年にもわたり国づくりに取り組み、ついには天照大御神(アマテラスオオミカミ)などの天の神たちに国を譲ることになった。

そしてアマテラスは、孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾勾玉(やさかのまがたま)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を授け、地上を高天原のように素晴らしい国にするため、天降りるように命じたのだった。



ニニギノミコトが初めて地上に降臨した場所が、宮崎県と鹿児島県の県境に位置する高千穂峰(たかちほのみね)とされている。

高千穂峰は標高1,574m、霧島連山の第二峰で、山頂にはニニギノミコトが降臨したときに峰に突き立てたとされる青銅製の天逆鉾(あまのさかほこ)がどこか神聖な雰囲気をかもしだしている。

(坂本竜馬が妻のお竜と新婚旅行で高千穂峰を訪れた際に、何を思ったかこの天逆鉾を引き抜いて見せたというエピソードが残っている。なお、この天逆鉾はのちに火山の噴火で折れてしまい、現在残っているものはレプリカである。)


天孫降臨の主人公・ニニギノミコトを御祭神とする霧島神宮は、かつて欽明天皇(540-571年)の時代に、高千穂峰と御鉢の間にある瀬多尾(せたお)という場所に社殿が建立されたのが始まりとされている。

しかし、度重なる霧島山の噴火による消失と再建を繰り返し、500年以上前に現在の場所に移されてきた。

現在の社殿は江戸時代の正徳5年(1715)に薩摩藩主島津吉貴が寄進してできたもので、内部のいたるところまで豪華な装飾がなされていて、建物がそれぞれ国宝と重要文化財に指定されている。


また、霧島神宮に古くから伝わる9つの面である九面は、お金などの工面(くめん)に通じるとして独自の信仰があり、元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている。

周辺には紅葉スポットや、火山活動による美しい景観のある神水峡など、自然豊かな絶景を楽しめる場所もあり、都会を離れ、神聖な空気を味わい、ぜひ開運祈願に訪れたい。



霧島神宮から車で約10分
桜島をはるかに見渡す絶景の湯宿
星野リゾート「界 霧島」

星野リゾート「界 霧島」は、天孫降臨ゆかりの地、高千穂峰の中腹に建ち、桜島を見渡す開放的な絶景が広がる温泉旅館。

客室棟からスロープカーで下りたすすき草原には湯浴み小屋が佇み、目の前を何も遮るもののない開放感溢れる露天風呂から霧島高原を一望できる。

霧島連山の懐から湧き出る霧島温泉郷は、大小9つの温泉からなり、いずれも標高600mから850mの間に位置し、さまざまな症状に効果があるとされている。

正徳4年(1714)飯田喜八が発見した硫黄谷温泉にはじまり、幕末、土佐の坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行に訪れたとも伝わっている。


また界 霧島では、スタッフが神々に扮し、太鼓や神楽鈴を使い天孫降臨の物語を表現した躍動感ある演舞「天孫降臨ENBU」を通年開催。

霧島の地ならではの日本神話の世界観に浸ることができるだろう。

界 霧島が提案する「霧島開運旅プラン」は、霧島神宮にて特別祈願を受け、祀られている「九面」を特別拝観できる。

そして滞在中には開運にちなんだ焼酎を薩摩切子で味わい、「撤下神饌の清め塩」と温泉で穢れを祓う。

また、日頃の悩みや邪念を払い、集中力を高めるストレッチや呼吸法をスタッフから学び、霧島神宮からほど近い霧島神水峡で行う「開運ウォーキング」も合わせて楽しみたい。

旅の最後には界 霧島オリジナルのご朱印帳に霧島神宮のご朱印をいただき、開運旅行を締め括ろう。


【界 霧島】霧島開運旅プラン 
~国宝指定 霧島神宮で特別祈願~


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