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3/28 CACS Session 感情を込めて話すには???

皆さん、こんにちは!
CACSです!!

このnoteは3/28に行われたCACS Session “Emotional Speaking”についての投稿になります🙂

今回も前回同様、新型感染のリスクを考慮しオンラインでの開催となりました🖥

皆さんは普段、論理的でしょうか?それとも感情的でしょうか?

前回のCACS Sessionは論理的な話し方についてのイベントだったので、今回はどうやって感情を込めてストーリーを作りだてていくのかを一緒に見ていきましょう!!

今回のゴールは……

“Ask people to help you do what you want to do”

「自分のやりたいことを人に手伝ってもらえるようなスピーチ」

です😌

Emotional Speakingってナニ?

ズバリ、Emotional Speakingとは聴衆が自発的に話を聞くように、感情を盛り込んで話すこと!

先ほど皆さんに尋ねた質問、「あなたは普段論理的でしょうか?それとも感情的でしょうか?」

皆さんはどちらのタイプでしょう??

普段から論理的な思考に慣れている人は、話す内容が順序だっており、前後の関係がうまく繋がっているので、聞いている人が理解しやすい文章を話せていると思います。

例えば、英語が話せた方が良い理由について議論している時。



私は英語が話せた方が良いと思う。(結論)

そう思う理由の一つは、国際化が進んでいてより多くの人とコミュニケーションが取れるようになるから。(理由1)

もう一つの理由は、英語で書かれたニュースなどを、自分たちの母語に翻訳される前に、情報として手に入れることができるから。(理由2)

こうした理由から、私は英語が話せた方が良いと思う。(結論の再提示)


このように、まず自分の結論を述べ、その理由を2,3付け加える。そして再度結論を述べることが分かりやすい文章構成でしょう。

この話の中で、昨日食べた夕食の話をしても、英語を話せるメリットには関係がありません。

しかし、こうして論理的な文章を組み立てた時、何かしらの違和感に気づくでしょうか?

それは、

話がうまく出来すぎていて、なんだかロボットが話しているみたい。

話している内容は至極真っ当だけど、なんだか機械的で無機質に聞こえないでしょうか?聞いている方も、これでは退屈になってしまいます。

そこで、感情を込めて話す"Emotional Speaking”の力が役立ってくるのです!

Emotional Speakingは決して感情に任せて支離滅裂な文章を話すわけではなく、話を聞くひとが自然に耳を傾けてくれるようになるためのメソッドです🗣👂

ストーリーの作り方

それではここで、具体的にどのように話に感情を盛り込んでいくのかを見ていきましょう!

まずはあなたが、結論(オーディエンスに伝えたいこと)を思い浮かべましょう。結論をまず考えることで、話の流れを考えやすくします。

この段階では感情を特に気にすることはありません。単純に伝えたいことを思い浮かべるだけです。

次に、どうしてそれを彼らに伝えたいのか。自分が思っている以上に、彼らは自分の話に興味がありません。その話を彼らに伝えることのメリットは何なのかということを考えてみると、相手は自然とその話を「自分にとって良い話」として聴いてくれます。

次のステップは自身にとっての具体例です。

自分がその話をするにあたっての問題点や困ったことは、オーディエンスの共感を得ることが出来ます。

最後にその問題を克服して自分の得たメリットを彼らと共有することで、彼らにもそのチャンスがあると思わせることができると、良いスピーチだと言えるでしょう😊

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一つ具体的な例を挙げてみましょう!


Aさんには「本屋を開きたい」という夢があります。(結論)

**
その理由は「本は、自分にとって未知の世界を開いてくれた。本屋を開いてみんなが本に触れてくれれば、みんなの知らない世界が開けるかもしれない。」というものでした。(結論の理由)**

**
続いてAさんは本を読む習慣がなかった時のことを話してくれました。(問題点)
「文字をジーっと長時間読むことが耐えられなかった。そんな時知り合いに、1冊でいいから自分の興味、関心にあった本を読んでごらんと言われたので、1冊、歴史と外交に関する本を書店で買ってみた。」**

「いざ読んでみるとニュースで見聞きして、知っているつもりだった世界のことを、自分がいかに知らずに生きているのかを痛感した。これを読んだおかげで、自分がこうして自分の興味を深めることができたのと同時に、本自体が自分の興味を広げてくれるんだと実感できたことが嬉しかった。」(克服した後のメリット)


最後にもう一度自分の結論を述べれば、論理的で感情のこもったスピーチとなります🤗

Public Speaking

最後はCACS Session恒例、Public Speaking!!

イベントで学んだことを踏まえて、最後に数名が自分のやってみたいことを参加者の皆さんとシェアしてくれました🤝


ロードバイクで全国を旅することで新たな発見をし、その楽しさを多くの人と共有できるYouTubeチャンネルを広めてほしい!


お金のために働くのではなく、自分の楽しめることのために働くことの大切さを教えられるような場所を作りたい!!


これらの話を聴いていた他の参加者も、自然と笑顔で「協力したい!」という姿勢の垣間見えるスピーチでした:-)

論理的に話すことは大切です。しかしそれだけでは、他人は話を聴いてはくれません。自分がなぜその話をするのか、それについてどういう感情を持っているのかを述べれば、彼らは自然と耳を傾けてくれます👫

皆さんも今回のポイントを踏まえて、Emotional Speakingやってみてくださいね😁

「Emotional Speaking」や「感情」について気になる方はこちらも参照してみてください📚
↓↓↓

The Genard Method| Why Emotional Speaking Makes You So Powerful with Audiences

「EQ 2.0 (「心の知能指数」を高める66のテクニック)」(2019),トラヴィス・ブラッドベリー, ジーン・グリーブス (著), 関 美和 (翻訳). サンガ

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