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【マイナンバーカード旧姓併記手続きレポ】旧姓で働くことと、旧姓の身分証明書を手に入れた話

マイナンバーカードに旧姓併記をしてきた。

アレコレ調べてせっかく手続きの仕方が分かったのに、もう2度と同じ手続きをすることはない。勿体ないので、同じような方の役に立つかな?と詳しく書き残しておくね🤞

⚠️本記事では私の怠惰さが存分に発揮されます
それ含めてネタとして書き残しておくね。怠惰な私がなぜ旧姓併記をして、その様を態々noteにしたのかの理由も途中で出てくるよ😌

この記事はこんな人にオススメ
☑️マイナカードに旧姓を載せる方法、かかる時間が知りたい
☑️旧氏名と新氏名の両方が確認できる書類って何??
☑️旧姓の書かれた公式身分証明書が欲しい
☑️旧姓で働くメリット・デメリットが知りたい


▼旧姓で働く、ということ

▶︎なぜ旧姓で働いているか

数年前、私は今の会社で働いている途中で、結婚して本名が変わった。

苗字に対して強い思想があるとかとかではなく、「メアド、ハンコ、名刺、などなどあらゆる苗字が書かれたモノを変更するのも、社内や客先へ苗字の変化を説明するのも、全〜〜部面倒!!」というシンプルな気持ちで、旧姓をお仕事ネームとして使い続けている。

ちなみに、そんな私が結婚した時に夫の苗字を選択したのは、「カッコいい名前がいい!!」という厨二心から。
プライベートで使う身分証明書や銀行口座、クレカ、ハンコ、などなどのモノは書き換えたよ。
今の本名はカッコいいので結構気に入っている。


▶︎旧姓で働くデメリット

ここ数年で出張先で身分証明書を提示させられることが増えた。コロナ禍で検疫を各会社がしていたのを経て、アフターコロナでも会社に入るチェックが厳しくなった感じがある。

毎回、受付で身分証明書と名刺を一緒に提示して「コレ旧姓なんですよ〜、ホラ下の名前が同じでしょ??」の件をやっており、だんだん面倒になってきた😇

かと言ってお仕事ネームを今更本名にするのも、それはそれで面倒。さらに、私にはお仕事ネームと本名を使い分けたい理由がある。


▶︎旧姓で働くメリット

諸々の苗字の変更手続きや社内外の人たちに説明する面倒を回避するために旧姓で働くことを選んだ。けど、面倒を回避する他にもメリットがあったよ。

お仕事ネームと本名が違うから、「仕事用の私」と「プライベートの私」が区分けされている気持ちになれる。これが結構気に入っている。

仕事でうまく行ってない時でも,上手くいっていないのは「仕事用の私」であって「プライベートの私」は守られるし、逆も然り。という感じで、呼ばれる苗字が違うことが気持ちの切り替えに役立っている。

今となっては仕事とプライベートで別々の名前を使う状態をキープしたくすらある。

本名でも旧姓でもなくても、プライベートの自分の気持ちやプライバシーを守るために、芸名的に好きなお仕事ネームを付けられたら良いのにねぇ。そしたらカッコいい名前つけ放題じゃないか…!閑話休題。

「旧姓のまま快適に働くために、旧姓の書かれた身分証明書が欲しいな〜」というわけで、マイナンバーカードに旧姓を載せることにしたよ。


▼マイナンバーカードに旧姓を載せる手続き

マイナンバーカードには、手続きを踏むと旧姓を載せることができる。

住民票に旧氏が併記されると、マイナンバーカードや公的個人認証サービスの署名用電子証明書にも旧氏が併記されます。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/kyuuji.html

住民票に旧姓を追加する手続きをすると、マイナンバーカードにも旧姓を載せることができるよって話💡




▶︎手続きに必要な書類:旧氏名と新氏名の両方が確認できる書類

「マイナンバーカード 旧姓併記」でググると、総務省のホームページが出てくる。

手続きには旧氏名と新氏名の両方が確認できる書類が必要なんだけど、これが分かりにくい。

旧氏を併記するためには、次の手順で請求手続きをします。
(1) 旧氏が記載された戸籍謄本等を用意してください

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/kyuuji.html

戸籍謄本「等」ってなんだ?「等」って!😩

というわけで調べてみた。調べていくうちに、これは人や自治体によって必要なモノが違うから「等」にしてるんだな…と分かったよ。

人によって違うので頑張って調べるしかない😇まぁそういうもんか…

とはいえ、私と同じケースの人には参考になると思う。

以下は、「結婚前の実家戸籍から、結婚によって新戸籍に入った」「現本籍地がコンビニ請求OK」の私のパターン。


▶︎戸籍謄本「等」ってなんだ!?

戸籍を証明するモノを調べていると、「戸籍謄本」「戸籍抄本」「戸籍全部事項証明」「戸籍個人事項証明」が出てきて戸籍がゲシュタルト崩壊を起こしていた。

うわぁ、なんだそれぇぇ😫

と思ったら、このうち半分は同じものだった。国立市の解説でわかったよ。

内容的には、こう。
 戸籍謄本 = 戸籍全部事項証明書
 戸籍抄本 = 戸籍個人事項証明書

なぜ二つ名があるんだ…??🫠と思ったら元々の書類で管理されていた「謄本・抄本」が、電子化されて「証明書」になったんだって。

大体の戸籍は電子化されている。一方で、一部まだ例外もあるみたい。

だから、総務省の書き方は「戸籍謄本「等!」」になるのね。なるほどね!!

態々そんな名前にしなくたって戸籍謄本(電子)とかでいいじゃん…!?🥺
と思ったけど、家族全部分なのか個人分なのかを名称に入れたかったのかな。元の名前の「謄本・抄本」が分かりにくかったから変えたんでしょう。たぶん。

私の場合、個人について戸籍を出せばOK&電子化されているので「戸籍個人事項証明書」を取ればいい。
こういう手続きホントに苦手だから調べるのしんどかったよ。ふぃ〜😇

戸籍〇〇のどれが必要かは、提出先の自治体に聞いてね!とオフィシャル広島市さんもぶん投げ状態である。正解は提出先の自治体次第…だと…!?

https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/faq/15120.html



▶︎戸籍個人事項証明書を出しにコンビニへ!だが、思わぬトラップが。

私の本籍地はコンビニで証明書が出せる自治体なので、いざ最寄りのセブンイレブンへ。

ファミマやミニストップもあるけど、こういう時はとりあえず1番信頼しているセブンを使う。これは私の気持ちで、他でもできるとは思う😂

セブンのマルチプリンターをピッピとやっていると、なんと、旧姓併記の手続きのために必要な証明書を出すのに、さらに手続きが必要なことが発覚😇ワァァオ

利用申請登録に阻まれた私の中で、手続きしたい欲望に面倒くささが圧勝。この件はしばらく忘れ去られたのであった。

🥱😴🏝️☁️🚤🏝🌊
(そのうち本籍地の区役所に行くこともあろう…)
(本当にあった怠惰な話)



〜そして時は経ち、1年後〜
(区役所に行くことは結局無かった…)

やはり出張先で身分証明書を出して本名との違いを説明する事象が立て続けにおこり、再びやる気スイッチON!

こんなに私が怠惰なせいで手続きが進まないのだから、noteのネタにしてやろう…!とここでこの記事を書き始めた。断じてネタのために手続きしたわけではない。けど、途中でまた挫折しないように動機増やすのは私にとっては大事。

セブンイレブンのマルチプリンターで戸籍証明書を出すための利用申請をした。一瞬だった…👼

利用申請時に必要な持ち物
☑️マイナンバーカードだけ!

👆の利用申請のところね。数分でできるのでマイナンバーカードを持っている人はセブンに行くついでに申請しておくといい。いざ証明書を出したい時にすぐ出せるからやっておいて損はない
(しくじり先生、俺みたいになるな!)

利用申請をすると、5営業日ほど待てとなる。
進捗はウェブで教えてくれるよ。

ウェブから進捗を確認してみると、申請からわずか数時間後にはもう準備完了とのこと。シゴデキか!?

本籍地に行かずして戸籍証明書が出せるデジタル化、ありがたい…!
本籍地は近いけど、区役所に行くとなると平日に時間を使ったり、土日開館は混んでたりで面倒。コンビニで出せるのは良きこと也!


▶︎コンビニで戸籍個人事項証明書を発行

コンビニで戸籍個人証明書を発行する時の持ち物
☑️マイナンバーカード
☑️お金(450円)

セブンイレブンに行き、マルタプリンターを総務省の言う通りに操作。発行には450円かかるよ。

エイヤッッ!!🏪
出ましたっっ!!

あんなに面倒くさがってたのに、いざやってみたらなんて簡単なんだ!嗚呼私の怠惰!


▶︎戸籍個人事項証明書に、旧姓は書かれる?

私が今、戸籍個人事項証明書を出すとこんな感じ↓で旧姓の情報が書かれる。結婚以前の戸籍の筆頭者である、私の父の苗字が旧姓の証明になるよ。

ここに書いてある

身分事項:婚姻

【婚姻日】●年●月●日

【配偶者氏名】👱🏼‍♂️夫の名前👱🏼‍♂️

【従前戸籍】🏡父の実家🏝(本籍地)
      👨‍🦳私の父の名前👨‍🦳(筆頭者)

戸籍って筆頭者をリーダーにしたチーム的な扱い。結婚前の私は父の戸籍(実家チーム)にいて、結婚後は夫をリーダーにした新戸籍(我が家チーム)が爆誕する感じ。
私個人がどのチームからどのチームを経てきたかの履歴が書かれているのが戸籍個人事項証明書である!

結婚前の本籍地と戸籍の筆頭人が書かれた証明書をゲットした。これで区役所に進める…!


▼ラスボス戦 区役所で手続き

▶︎区役所に行く

マイナンバーカードの窓口が開いている時なら手続きできるよ。私の区役所のマイナンバーカード窓口は土曜もやってくれているのでラッキー🤞

マイナンバーカード旧姓併記手続きの持ち物
☑️マイナンバーカード
☑️戸籍個人事項証明書


▶︎署名用電子証明書の再発行も忘れずに

旧姓併記にすると署名用電子証明書が失効する。ふるさと納税で使いまくるので迷わず署名用電子証明書も再発行したよ。

マイナンバーカードの署名用電子証明書はオンラインワンストップ申請で毎年使うので、私には必須。窓口で一言相談したらその場でやってもらえたよ🫶

▶︎手続き時間は30分

旧氏が併記された!

朝イチで区役所に行き30分で手続き完了。
旧姓併記されたマイナンバーカードがゲットできた🥹

これで出張先でシノゴノ説明しなくても「苗字これです!」で良くなるのが嬉しい。
そんなに名前にこだわっているつもりもなかったけど、馴染みのある名前の証明書が持てるのはなんだか嬉しいね☺️


▼マイナンバーカードの
 旧姓併記の手続きまとめ

☑️コンビニでマイナカードの利用申請
☑️コンビニで「戸籍個人事項証明書」を出す
☑️区役所でマイナカードに旧姓併記
☑️区役所で署名用電子証明書を再発行

で旧姓併記手続きが終わったよ☺️

⚠️自治体や、戸籍の移動パターンが違うと、このやり方に当てはまるとは限らない。やりたい人は自分の場合について調べてみてね。

手続きが苦手な私にとってはやるまで億劫で途中で心が折れたりしたんだけど、いざやってみたらすごく簡単だった。

今結婚する人は婚姻届出す時に旧姓併記できたりするのかな…?と思ったけど、結局、今回みたいな既婚者と同じステップを踏まないといけないらしい。旧姓で仕事をしている人は山ほどいるし、これからは苗字を変える風習がなかった男性が妻の姓になるパターンも一般的になって、旧姓をお仕事ネームにする人の数はもっと増えるはず。

旧姓併記の身分証明書は婚姻届を出す時に瞬殺で出せるようにするとか、もっと手続きが楽になって自分の旧姓を簡単に使えるようになって欲しいとも思うな。

ちなみに、マイナンバーカードの併記手続きをしておけば、免許証やパスポートの併記手続きにも使える。が、私には国内はマイナンバーカードだけあればよく、パスポートは入出国で引っかかるなんて話もあったので見送り。
他の身分証の併記手続きに使えるマイナンバーカードだけでも簡単にできたらいいのになぁ。

おわりっ!

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