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デザインする仕事をしたり、アートを楽しんだり。 最近気になること:哲学カフェの場をどう…

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デザインする仕事をしたり、アートを楽しんだり。 最近気になること:哲学カフェの場をどうやったら作れるか

最近の記事

フリペ記録『NHK 100分de名著 わたしと「名著」』

入手場所:書店 発行:NHK出版「100分de名著」編集部? 発行時期:2023年 ページ数:32ページ サイズ:A5 これは昨年入手したもの。 番組は見ていなかったけれど、エッセイを寄せている講師陣の名前に、本を読んだことがある方が数名あり、興味を感じて手に取った。 「名著ってなんだろう?」に対する各人の視点、考え方があり、そこからまた発見や気づきを得ることもあって、おもしろかった。 言葉の力、本の力をあらためて感じる。 こういう読み応えがあるフリペは、なかなか捨てら

    • フリペ記録『2024葉山芸術祭 公式ガイドブック』

      入手場所:葉山町内のセブンイレブン 発行:葉山芸術祭実行委員会 発行間隔:開催時期に1回 ページ数:36ページ サイズ:A4 例年GW近辺の期間に開催される、葉山芸術祭のガイドブック。 今年も4/20〜5/12ということで、すでに開催中。 葉山芸術祭は、よく名が知られているような地域で行われている芸術祭、トリエンナーレとは違い、身近でローカルな芸術祭。 主に葉山周辺で活動している人たちが、個々の拠点等で作品を展示したり、ワークショップを行っていたり。 もちろん、葉山町内の

      • フリペ記録『Vmark 2024年4月号 vol.246』

        入手場所:私鉄系スーパーマーケット 発行:株式会社八社 発行間隔:月刊 ページ数:8ページ サイズ:B5 私鉄系スーパー共同開発商品であるVマーク商品のPR情報誌。 Vマーク商品を使ったレシピ紹介が中心。 クイズ&プレゼントコーナーもあり。 今月は「昭和の日」にあわせた、昭和レトロを感じさせるメニューのレシピ紹介が気になった。 ハヤシライス、ナポリタン、揚げパン… 日々食事メニューを考える人には、ヒントをもらえる冊子なのでは。

        • フリペ記録『ヨコハマアートサイト vol.038』

          入手方法:区役所 発行:ヨコハマアートサイト事務局 発行間隔:季刊 ページ数:8ページ サイズ:A4 ヨコハマアートサイトとは、横浜市地域文化サポート事業のことで、地域課題に対して文化芸術の持つ創造性でアプローチし、地域コミュニティに寄与する取組を支援する事業だそう。 その事業関係のアートな取組を紹介している冊子のよう。 今号の特集は「生活と身体」ということで、身体表現活動をしている3つのアーティストグループや場所等を紹介している。 路上生活経験者で構成されたダンスユニッ

        フリペ記録『NHK 100分de名著 わたしと「名著」』

          フリペ記録『さくらたび。 April 2024 vol.35』

          入手方法:都営浅草線の駅 発行:東京都交通局 電車部 営業課 発行間隔:季刊 ページ数:16ページ サイズ:B5変形(182x182mm) 都電荒川線沿線の情報誌。 文章はコンパクトにして写真を大きく見せた誌面が印象的。 写真が伝えるモノや空間の魅力。 レトロなスポットや食べ物などをよく取り上げているイメージがある。 イラストが目を引く喫茶店紹介のコーナーもあり。 都電荒川線が走るエリアには、そういう昔からある場所やお店が多いのかも。 時を経ても変わらない魅力、時を重ね

          フリペ記録『さくらたび。 April 2024 vol.35』

          フリペ記録『日本橋 4月号 通巻540号』

          入手方法:日本橋駅近くの商業施設内 発行:日本橋コミュニティセンター 発行間隔:月刊 ページ数:92ページ サイズ:B6 水森亜土さんの愛らしく、明るい表紙イラストが目につき、手に取る。 水森さんは日本橋出身で、今後の表紙は水森さんが担当されるとのこと。 銀座で配布されている『銀座百点』と同じサイズ感。 日本橋エリアの商業施設の広告も入りつつ、エリアマップや、催事情報、日本橋にゆかりのある人物紹介、エッセイ、俳句などなど、読みごたえある内容。 高島屋や三越などの大きい商

          フリペ記録『日本橋 4月号 通巻540号』

          フリペ記録『神奈川芸術プレス vol.164』

          入手方法:区役所 発行:公益財団法人神奈川芸術文化財団 発行間隔:年2回 ページ数:24ページ サイズ:A4 神奈川にある県民ホール、芸術劇場、県立音楽堂での活動や、芸術文化の創造・普及に資するような情報を発信しているよう。 今号の特集テーマは「声をとどけるー言葉・うた・音楽」。 オペラ、演劇、バレエ、伝統芸能に関わる人たちへのインタビューや対談を掲載するほか、コラムやトピックでも特集テーマにまつわる言葉やラジオ局を紹介している。 オペラもバレエも伝統芸能も、過去に作ら

          フリペ記録『神奈川芸術プレス vol.164』

          フリペ記録『なぎさ April 2024 No.64』

          入手方法:京浜急行線の駅ラック 発行:京浜急行電鉄株式会社 発行間隔:隔月 ページ数:16ページ サイズ:A5 京急沿線の情報誌。コンパクト。 沿線地域の旬な人やテーマの特集、駅周辺のエリア紹介、駅の歴史紹介、イベント情報など。 特集では、関わる人たちへのインタビューが掲載されていることも多く、地域の人が街をつくっているんだなぁと、あらためて気づく。 今号は京急川崎駅特集。ストリートカルチャーの発信拠点となっている「カワサキ文化会館」を中心に紹介されていて、ブレイキン、ス

          フリペ記録『なぎさ April 2024 No.64』

          フリペ記録『北総Smile 2024』

          入手方法:都営浅草線の駅ラック 発行:北総鉄道株式会社 発行間隔:年1回? ページ数:40ページ サイズ:B5 子育てファミリー向けにまとめられた北総線沿線の情報誌。 沿線で暮らすことを検討される方に向けて、北総線の案内に始まり、沿線に暮らすファミリーへのインタビュー、地域の子育て支援情報も掲載している。 主要な駅を取り上げて、周辺のおすすめスポットを巡る、ファミリーでのお散歩プランも紹介していて、具体的な生活イメージも持てそう。

          フリペ記録『北総Smile 2024』

          フリペ記録『ORBIS magazine 2024年4月号』

          入手方法:ORBIS会員向けに送付される 発行:ORBIS 発行間隔:月刊 ページ数:100ページ サイズ:B5変形 ページの7割は商品カタログですが、吉本ばななさんのエッセイや、季節に合わせた生活のヒントをもらえるような特集、美容のポイント、料理レシピ、占いなど、バリエーションある記事が毎号楽しみです。 個人的に毎号気になるのは、連載「時代を生きた女たち」。 歴史に名を残されているような女性を取り上げ、その生涯のドラマを紹介されています。力強い生き様に、勇気をもらえる気

          フリペ記録『ORBIS magazine 2024年4月号』

          フリペ記録『Letter Park 2024年3月号』

          入手場所:郵便局 発行:日本郵便株式会社 郵便・物流事業企画部 切手・葉書室    青少年ペンフレンドクラブ事務局 発行間隔:月刊 ページ数:12ページ サイズ:A4 職業病で、ついフリーペーパーを手にしてしまうので、ちょっと記録してみようと思います。 先日、初めて手にしたのが、郵便局に置いてあった『Letter Park』というもの。 記念切手のデザインもいつも気になるので、「表紙の切手デザインにまつわる裏話」、風景印の話も興味深かったです。 ちょっとおどろいたコンテ

          フリペ記録『Letter Park 2024年3月号』

          クリップの漂流

          ふと思う。 クリップは、書類をまとめる役割をしながら、次から次へ使いまわされて、最初に使い始められた場所からどのくらいの距離を移動したのだろう。 請求書類に留められて、取引先の元へ渡った後、外されてその社内のクリップ置き場へ? そこからまた、なにかの書類を挟み、社内をぐるぐるしたり? 誰かのデスクの中の隅に忘れられたまま、何年も眠っていたりして? 意外と、すごく価値のある書類を挟んだこともあったりして。 思わぬ人が手にしていたこともあったりして。 などと想像してみると、

          クリップの漂流

          銀座Tビルの記憶 8 [管理人]

          会社がTビルに移転する前は、事務所はマンションの一室でした。 マンションではあまり管理人さんというものを意識したことがなかったのですが、Tビルに移転する時は、私が事務所の移転作業を手配することもあり、事前に下見に行ったりするなど、入居前から管理人さんにはご挨拶し、設備の確認の連絡などを度々させていただいていました。 Tビルに入居した後も、室内の蛍光灯を変えてもらったり、落としたブレーカーを上げていただいたり、管理人さんにお世話になることが多く、ビルにおける管理人さんの存在の

          銀座Tビルの記憶 8 [管理人]

          銀座Tビルの記憶 7 [給湯室]

          各階のエレベーター横には共用の給湯室がありました。 ここで朝、掃除用の雑巾をすすいだり、お茶を入れるための水を汲んだり、食器を洗ったり。ゴミの収集場所もここで、決まった曜日に給湯室内に置くことになっていました。 ほか、喫煙する方もこの場所で。 給湯室というと、ドラマでOLが噂話をしているイメージがありますが、オフィスからちょっと離れたスペースだったので、同じ会社の人同士でというよりは、他のテナントさんと出会う、ちょっとした交流ポイントでした。 朝は、同じ階のテナントで掃除

          銀座Tビルの記憶 7 [給湯室]

          銀座Tビルの記憶 6 [住人]

          入居当初、同じ階のテナントさんにはご挨拶をしましたが、ある程度経つと、他の階の方ともエレベーターで一緒になったり、ビルの中でご挨拶を交わしたりするようになりました。 そんな中、品の良い年配の御婦人がいらっしゃいました。この御婦人はビルに住んでいらっしゃいました。 ビルの中で会うと、足をとめて、いつもおだやかに微笑んでご挨拶してくださいました。 私が勤めていた会社の電気が夜中まで点いていることにも気づかれて、「夜遅くまで大変なお仕事ですね。お体気をつけてくださいね」などとお気

          銀座Tビルの記憶 6 [住人]

          銀座Tビルの記憶 5 [地下 その1]

          ビルには地下倉庫がありました。 地下倉庫に入る時は、ビルの裏側1階から。シャッターが降りている時は、まずシャッターを上げます。 シャッターを上げて入ると少し先に下りの階段があり、降りていくと木製の扉が現れます。この扉の鍵がまた、時代感があって印象的でした。 まるで絵本に出てくる宝箱の鍵のような形(真鍮のような色で、シンプルな形。棒の部分が長い)をしていたのです。くすみ、丸みを帯びたその姿から、使われてきた年数の長さを感じました。 鍵を開けたら、扉横にあるレバー式の電気スイ

          銀座Tビルの記憶 5 [地下 その1]