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フリペ記録『東京都美術館ニュース No.477』

入手場所:東京都美術館
発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
発行時期:2024年3月31日
ページ数:16ページ
サイズ:A5

東京都美術館が発行する広報誌。
トップは著名人インタビュー。今号は鈴木福さん。
アートへの思いのほか、いま開催中の『デ・キリコ展』へもひと言寄せている。

コンテンツは他に、学芸員が紹介する展覧会の舞台裏、アート・コミュニケーション・プログラムの紹介、公募展紹介、美術情報室の紹介、館が在する上野・谷根千の人がまちの魅力を紹介する記事など。

特別展『デ・キリコ展』に触れているのは、表紙のビジュアルとトップのインタビュー記事内だけというのは、ちょっと意外な感じもする。
展示については、チラシで別に紹介しているからいいのか。

過去の展示を振り返るコラムに添えられた一文によると、2026年に東京都美術館は100周年を迎えるとのこと。
100年前というと、1926年。和暦で大正15年、昭和元年。
デ・キリコ展で展示されている作品にその頃のものもあった。
館の歴史を感じつつ、キリコが比較的近い時代の人とも感じる。
大きな歴史の中で見たら100年は短いけれど、ものすごく膨大な美術作品が生み出されてきたことだろう。
100年より前の作品も当然ある。
そうした作品に触れる入り口として、美術館は大きな役割を持つ場所。
この先またどんな出会いをさせてもらえるか、楽しみだ。

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