接客業はやっぱり天職かも〜CAを解雇されて〜

こんにちは。
色々あり大分ご無沙汰になってしまいました。
いつの間にかめっきり寒くなり布団から出るのが辛い季節になりましたね。

最近の私は相変わらず紆余曲折あり、波がある日々を過ごしています。

何度かここでもお話ししていますが、私はかつて国際線CAでした。
自分の仕事が大好きで誇りを持っていました。

ですが世界的パンデミックの影響を受けて会社から解雇され、思っていた100倍以上にダメージを受けてしまいました。

ほぼ毎日フライトをこなしていた生活から一変、仕事も何もかも失い一人ぼっちに。いつしかベッドから起き上がれなくなり、日々「自分は生きている意味なんてない」「消えて無くなりたい」常にそう思うように。

どうにか良くなりたいとメンタルクリニックに通院し薬を服用するも従来の私には戻らず焦る一方。

転職先を探そうにもCAと言う仕事が好きすぎて（というよりは所属していた航空会社が大好きで）「これ以上の仕事なんてあるわけない」と辛い気持ちになって落ち込んでいました。

無職の期間が続き周りからは
「英語力があるからもったいない」
「CA時代の接遇経験を活化した方がいい」とアドバイスを受け。

そうは言われてもなかなか乗り気になれず行動に移せない。転職サイトを見つめては「やりたい仕事なんてない」そう嘆く日々に飽き飽きしていました。

暇な時間が大量にあり自分について考える日々が続く中ふと
「CAはなんでなりたかったんだけっけ」と思い出す機会がありました。

その答えは「外国人と交流するのが好きだから」「旅をするのが好きだから」「その国のことが好きだから」

そう、全部自分が好きであることが根底にあったのです。
周りの言葉に流されていた自分は「スキル」ばかりを考えて自分の好きと言う気持ちを大切にしていなかったのです。
そんな状態ではやりたいことなど見つかる訳もありません。

好きを軸に考えていると、
自ずと道が狭まっていきました。

今の私がやりたいことは
・人と接すること（マニュアルなどではなく自分の思いや考えを伝えられること）
・人のプラスになること
・自分の能力や頑張りがある程度数値化して見れること

でした。そこで見つけたのは化粧品会社の【美容部員】と言うお仕事です。
未経験だとなかなか就けないお仕事なのですが、運よく働かせてもらえることになりました。

最初はわからないことだらけで何度も挫折しましたが同僚の優しさに救われ、慣れてきた頃にはお客様とお話ししていく中でお客様が綺麗になれることのお手伝いができることが嬉しくて嬉しくて。。
段々とお仕事するのが楽しくなっていきました。

CAを解雇されて以降「自分にできることなんて何もない」「ずっと家に引きこもってベッドにいたい」とネガティブな気持ちでいっぱいだった私が
再び外の世界と触れ合うことの喜び、仕事をすること・自分がスキルアップしていくことの楽しさを思い出すことができました。

訳あって今月化粧品会社を離れることになってしまいましたが、
どん底の私を救い出してくれたこの会社には本当に感謝です。

次のお仕事も自分の「好き」を決して忘れずに誇りを持ち、日々努力して精進していけますように。

やっぱり一度きりの人生、ワクワクして生きていきたい。
この気持ちを忘れずに進んでいきたいと思います。

それでは、寒さにはくれぐれもお気をつけてご自愛ください♩