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社長や役員へ直接提案!技術者による技術者のための“未来を創る会議”「CA BASE SUMMIT」
こんにちは!採用広報の八巻です。
サイバーエージェントのカルチャーの1つで、2006年から続く施策に「あした会議」というものがあります。
サイバーエージェントの“あした(未来)”に繋がる新規事業や課題解決の方法などを提案、決議する会議のことで、年に1~2度合宿形式で開催し、執行役員が事業責任者や専門分野に長けた人材を選抜し、チームを組成。代表の藤田が審査をしてその得点を競うものです。
「CA BASE SUMMIT」は技術者による技術者のための“あした会議”のこと。過去開催された「CA BASE SUMMIT」では、以下のようなエンジニア・クリエイター向けのアイデアが生まれています。
モック制作コンテスト「CA PoCMOCK CONTEST」
ダイバーシティ推進プロジェクト「CAlorful」
※「CAlorful」は2023年1月より、ダイバーシティ推進を更に加速させるため「Tech DE&I プロジェクト」として始動しています。
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今回は、各組織のCTOや開発リーダーの8人がリーダーに選抜され、それぞれ6〜7人でチームを組み、技術者視点での新規事業提案や課題解決案を考え、提案。審査員は藤田社長だけではなく、専務執行役員(技術担当)の長瀬さん、執行役員(クリエイティブ担当)の佐藤さん、首席エンジニアの木村さん、西尾さんの5名が務めました。
会議の様子を公開!
約1ヶ月前からチームでアイデアを練る
リーダー陣で集まり、チームを決めるとさっそくチームごと親睦会やキックオフが行なわれます。
「CA BASE SUMMIT」のような会議では、日々自分の業務内で起きる事業提案や課題解決ではなく、全社視点を持つことが重要。そのため、リーダーはあやゆる事業部、役割、年次からメンバーを選抜していきます。
メンバー同士初めて顔を合わせる人もいるので、大抵まずは親睦を深めながら提案の軸を決めていきます。
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そのあとは、案を出してはブラッシュアップ、ブラッシュアップ、ブラッシュアップ!
業務の合間を縫って、アイデアの精度を高めていきます。
今回は1チーム2案の発表ということで、渾身の2案と予備案を作り、いざ当日へ!
社長や役員陣にプレゼン!
発表順をクジで決めたあと、さっそく審査員に提案をしていきます。
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1案ごとに発表が終わると審査員から質問タイムとフィードバック、得点がつきます。
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逆転シャンス!後半はブラッシュアップタイム
全チームの発表が終わると、フィードバックをもとに提案したアイデアをブラッシュアップしていく時間が設けられます。
審査員たちもアドバイスをしながらアイデアをより実現性・必要性の高いものに詰めていきます。
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最後に新規のアイデアかブラッシュアップされたアイデアを再提案し、結果発表へ。ブラッシュアップして再提案されたアイデアは、内容によって追加点がもらえます。
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優勝は全アイデアの中で最高得点を出した江頭さんのチームが優勝!
今回も多くのアイデアが決議されました。
「CA BASE SUMMIT」の特徴
「CA BASE SUMMIT」だけではなく、「あした会議」のようなものすべてに当てはまることではありますが、こういった会議の特徴についてご紹介します。
①「勝てば良い!」ではない
前述の通り、サイバーエージェントではよくチームに分かれてアイデアを出して大きな決定をしていく「あした会議」スタイルの合宿が多くあります。
※合宿と言っても泊まり込みで行うわけではなく、「日々の業務をストップさせて集中して考え、決定する時間を作る」ことを指します。
もちろん優勝目指してはいるのですが、優勝よりも「会社をもっと良くしたい」が上位概念にあるので、会社に与えるインパクトの大きさや実現可能性を探りながらアイデアを詰めていきます。(もちろんそういったアイデアではないと高得点はでないので自然と優勝につながるのですが)
①「案を出した」で終わらない
これも「CA BASE SUMMIT」だけに言えることではないですが、提案ではかならず「誰が責任者としてアイデアを実行するか」までセットで決めます。
せっかく良いアイデアでも出したまま進まないということがないように、責任者を決め、会議後すぐにアクションやスケジュールを具体化していきます。全社を巻き込んだ施策が多いので、全施策の進捗状況を追えるような全社組織と二人三脚で、実行まで鮮度を保ちながらスピーディーに実行することをこころがけます。
ここで大事なのが「鮮度」。決議されたアイデアはどれも「今」の会社にとって重要なものなので、決定後適切なスピード感での実行を重要視しています。
③視座が上がる
優秀な人の特徴として「視座が高い」がしばしば挙げられるかと思います。目の前の業務だけに集中していると、問題が見つかったり計画どおりに行かなかった時に、判断に迷ったり正しい判断ができないこともありますが、視座を上げることによって、自分の業務が事業全体のどんな目的で重要視され、どこにインパクトが寄与しているのかを理解していると、迷うことなく判断し、進めることができます。
また、「次何すればいいの?」という指示待ちをすることなく、「次はこれをするのが良さそう」「もっとこうしたほうがいいかも!」と新たな発見や課題解決につながり、チーム全体の業務内容やスピードを格段にあがることにつながります。
「CA BASE SUMMIT」のようなチーム・事業部・全社視点を持つことを定期的に設けることで、サイバーエージェントのカルチャーとして「視座を上げる」習慣を意識することができているように思えます。
こうした社員全員が会社について目の前の業務を超えた範囲で当事者意識を持って考えられるカルチャーがあることがサイバーエージェントの強みのひとつなのではないかと思います。
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