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【Interview Vol.1】はづき
こんにちは!〈CANvas〉です。
これから、おなじ想いのなかまや、想いをもって活動されている方にお話を聴き、CANvasの輪を広げていきたいと思っています。
まずは、立ち上げメンバーの3人から。
今回の話し手は、はづき。聞き手はより(★)です。
★はづきは、21年秋ごろから「ちゃぶじょ・チェンジ・リーダー・プログラム」に参加して、いまも活動を続けているよね。なにがきっかけ?
はづき:
大学2,3年からジェンダーに興味をもって、ちょっとずつ独学で学んでた。
「アウトプットしたい、同じ関心の人と話したい、実際に行動を起こしたい」と思ってたの。そんなときに、ちゃぶじょのワークショップをみつけて参加した。
最終日が終わった2月以降もこうやって活動を続けているのは、声をかけた2人(まき/より)が一緒にやりたいといってくれたから。1人でやろうとしてもできないけど、一緒にやってくれる仲間がいるから、続けられているよ。
★少し話は戻るけど、ジェンダーやセクシュアリティの問題が「じぶんごと」になって、課題に向き合うようになったきっかけは、なにかあったの?
はづき:
身近な大切な人と、ジェンダーに関しての考え方がすれ違ったときに、「なんでそう思うんだろう」「相手とはちがう自分の考えを伝えたい」「でも伝えて雰囲気や関係性を悪くしたくない」と悩んだことがあって。
伝え方がわからなかったから、このままだとすれ違いをくりかえすし、自分の生きたい生きかたができない気がした。そこから、勉強したいと思うようになった。
勉強しているうちに、社会にとっても大きな問題なんだ、と思うようになったよ。
★お互いがここちよく、いきいきと過ごすために、どうしたら相手を理解したり、想いを伝えたりできるんだろう?という問いがスタートなんだね。
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★そもそも、はづきの「生きたい生きかた、はづきらしい生き方」って?
はづき:
おなじ考え、価値観を持っている人はいないから、対立がおきるのはあたりまえ。そこから生まれるものもあるから、対立=悪い、と簡単には言えないと思っている。でも、けんか、言い合いはあまり好きではないから、そうじゃない生き方がしたい。
まずは、相手のことを知りたい。相手を知ることができたら、発言や行動、考え方の背景がわかると思う。背景がわかれば納得できることもあるし、自分が傷ついたり、感情的になったりすることは少なくなるのかなと。
★「相手を知ることで折衷案を考える」ということ以前に、「お互いの存在をみとめる」「相手の生きかたを受容する」ような考え方が、はづきのなかにはある気がする。
はづき:
たしかに、それは大前提のところにあるかも。お互いをみとめることができるからこそ、中立を考えられるんだと思う。
★生きづらさを感じるのは、どんなとき?
はづき:
自分が、対等な関係におかれていない、と感じるときかな。例えば、パートナーとの間で、日常のささいなことだけど、出かけた先でお会計をどう割るか、みたいな話をしているとき。将来のことだと、苗字をどうするかっていう話もこの先出てくるかも。そういう場面で、上手く伝えられない時にもやもやして、自分のこうありたいっていう想いがそこでつまずく感じがする。
そういうときは、私が一方的にわかってもらうんじゃなく、お互いの考えを伝えあって、折り合いがつけられるところを探す努力、姿勢を大切にしたい。
どうしても難しいこともあるかもしれなくて、そういうときはどうすればいいのかな…しょうがないのかな…
★わかりあおうとお互いに思っていても、共感できないことってあるよね。それでも対立するんじゃなくて、一緒に生きていく方法を考えたいよね。
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★いまの活動のなかで、これが壁になりそう、と思うことはある?
はづき:
私の性格的に、どうみられているか、反応を気にしてしまう。活動自体がどういう反応をもらうんだろうとか、自分がその活動をしていることに対して身近な人はどう感じるんだろうとか。もしそこでネガティブに捉えられてしまったら、ダメージをうけるかもしれない。
あまり気にしなくて大丈夫!と思っている自分もいるけどね!
★CANvasは、小さなこえの届け方を一緒に考えていくこと。だから、私たちの活動がネガティブに捉えられるってことは、私たちは活動し続けないといけない理由になるよね。はづきの心配は、そのままこの活動のモチベーションになるね!(笑)
最後に、これから先、進路や働きかたのことも含めて、考えていることがあれば、教えて!
はづき:
いまやっていることが活かせるような仕事ができたらいいなとは思っているよ。まずは、院の進学を考えていて、研究でもジェンダー問題や学生活動をテーマにしようとしているから、そこにもつながっていくと思う。
プライベートも含めた生きかたのところは、根本に、「伝えあいかたを知りたい、みにつけたい」という想いがある。これから生きていく中でも、対立してしまう場面や、お互いの話しをする場面、意見を伝えあいたいときに、活かしていきたいなと思う。
CANvasプロジェクトが生まれるきっかけになったはづきのインタビューでした。いかがでしたか?
のこる2人もお楽しみに!
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