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引き裂かれるわたしたち・ついでに


10月19日誕生日です。知乃を最強のフェミニストにするためにここから本か、ジョーマローンか、プレステ5をお贈り下さい。お礼に、演劇界を焼き尽くす奇跡のギャルとして立派なフェミニストになると誓います。
ジョーマローンはフェミニストとは関係がありませんが、私はディプティックとジョーマローン、マルジェラの大ファンなので何卒!こんなんなんでも無条件嬉しいやで
また、誕生日とは関係なく、無条件でいつでもゆめきらうさぎファクトリーへのごはんも頂戴しております。
さて本題へ

身近なところで、身近な人間がバックラッシュに遭っている。1人じゃない、何人も、何度も。それは私にとってウクライナで、今起きている悲惨な現状と何も変わりない。

わたしたちは社会に馬鹿であれと教え込まれて今日まで生きてきた。それは「何も疑うな」ということ。馬鹿、その選択肢しか与えず、選択「肢」ですらない。一択しか許されないこの社会でフェミニズムに目覚めた女が生き残り、心を病まずに生きていくことは相当難しい。

社会は私に無知を教え込むのに、「わたし」は人権を求め、本を通じて死んだフェミニストと交流する。
この仕事を選んだのだから、こんな目に遭うということも自己選択だっただろう。けど「わたし」は、誰にこの仕事を選ばされたか知っている。それでもやめられない様々な事情がある。
この人は殴ったりしないし、人権に理解がないだけ。少し気になる発言があるけど、それだけ。「わたし」は人権に理解のある、わたしを、わたしの人権を尊重してくれる人と付き合いたい。

こういう、揺れ動くわたしたち、を社会は許さない。一度言ったんだから・自己責任だろ・自分で選んだんだから・さらには「フェミニストなのだから」という。

人生にはフェーズとライフステージがあるように、フェミニズムにももちろんある。彼女らのペースで、求めるタイミングで目覚め、引き裂かれ、揺れうごき、生きてゆく。揺れ動くなんて、そんな当たり前のことすら批判される社会、死ね。
その揺れうごき、現実とフェミニズムで揺れ動く、わたしたちを批判するということは、その女性の人生自体を批判していることと何も変わらない。

引き裂かれ上等、揺れ動いてなんぼ、わたしたちが自我を保ったまま、フェミニストとして生きていくならば大切なことは「誰」が「わたし」を「引き裂いて」いるのか明確にして、「誰」=敵、この世に1人しかいないかけがえのない、愛すべきわたしという存在を引き裂く「敵」を見定め、憎むこと。そして、だから、引き裂かれることに開き直ること。引き裂かれ上等!それはわたしが今日も懸命に生きた証、なんかではない。

人権、フェミニズムという戦場で男に刺された傷なのだ。自分の体についた、引き裂かれた苦しみの、一つ一つ忘れずに見つめることで、悔しいが、わたしはフェミニストなのだと、自我を保っていられる。

後世にはこんな思いをするフェミニストがいなくなるように、引き裂かれながら明日も生きるよ。引き裂かれ上等!揺れうごき上等、引き裂いてるのは、誰だ?男だよ〜〜!ってことで配信見てくれ

あと、そうだ
女の子は死なないの「劇評」を書いてくれた人がいたみたい。感想は聞くけど、評ずる時点で本の主題がわかってないんよ。頭が悪いね
比較的雰囲気のいい感想だったけど致命的に間違っている「劇評」(笑)があったので訂正しておきます。「こういった作品はノンフィクションであればあるほど暴走しがちだが、とても冷静で、理性的で、けど刺すべき部分は必要最小限の力で指していて・・・フェミニズム演劇というより基本的人権問題のレベルだと思った」

わたしはいつだって全速力の助走をつけて、全体重かけて、この世の全ての男を殺す第殺戮のために日々怒り狂っています。そして、フェミニズムの文脈でこの作品は産まれ語られていますから、お前さまの劇評は間違いです。評ずるな、生き様なんだよ

わたしもまだまだ鍛錬が足りませんね。一瞬で男がわたしの顔を見ただけで殺意を感じる様な私に、客席に私が座っていたら泣いてしまって演技ができなくなるようにならねばなりませんね。皮肉です。
おやすみ、配信買ってください。世のためになるので、そして、ハラスメント講習受けてください。

今度こそ、おやすみ

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