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バブの入り口が労働者階級と中産階級で分かれていたっていう噂があるのやらないのやら


バブの入り口が労働者階級と中産階級で分かれていたっていう説はどこから来た?

イギリスのパブは、労働者階級と、お金持ちの階級とで入り口が分かれていると、日本では一般に考えられているらしい。

日本語で「パブ」「階級」などの語を入れると、Googleが教えてくれる。
イギリス人の夫に聞いてみたところ、そんな話は聞いたこともないそうだ。

少年が、パブ働いている母親と話しながら勉強していた。イギリスでは珍しい光景だ。


もし今なくても、昔あったのか?

一体この説はどこから出てきたのか?

英語で検索してもこの説の根拠となると、何も出てこない。

とは言え、私が知る限り、ほとんどのパブは、2つ入り口がある。

例えば我が家の近くのやっぱり100年以上前のパブは、結婚式、記念パーティー、葬儀場?、、などとして使われる大部屋があり、会合場所の大きい部屋専用の入り口がある。


170年以来の港のパブは、船関係のアンティーク品が溢れている

親戚がよく行く田舎のパブでは、食事をする目的の人用の入り口があり、バーだけ利用する小さな部屋にも別の入り口がある。

我が家の近所の他の古いパブもみんな、奥の部屋の入り口が別にある。

一つの、ビール醸造会社の運営していた(コロナ後閉鎖されて、今も私たちは再開を待っている好きなパブ)パブ、入り口だけじゃなく、カウンターも二つあったりする。


1番上の写真とは別に、少年の母が働くバーのそばにある入り口

イギリスで違う階級に生まれたら、お互いが交わる場所はあったのか?

イギリスではお金持ちと貧乏人は別の世界で生きていて、生まれてから死ぬまであんまり会う機会はないのではという気すらする。

交わるとすると、もともと貧乏だけど、今はちょっとお金がある、つまり中間層っていうか?
例えば大学、職場やボランティア活動などで。


でも今でも極端な貧乏な人と極端にお金持ちの人が交わる機会は、イギリスではものすごく限られていると思う。

違う世界に生きているので、わざわざ同じパブに行くのだろうか。

夫に聞いたら、明確な答えが返ってきた。

(続きはブログにて紹介しています。ブログはプロフィール、
または下記の参考文献の冒頭リンクからご覧ください。)


バーと反対側の入り口の近く、ソファーがある部屋。暖炉の前、はパブで飼っている犬の特等席


参考文献

https://miranankai.com/british-pub-class-and-doors/



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