現像液変えてみました
デジカメ全盛期の昨今にフィルムカメラを始めた人で、少しでも安くすませようとB/W自家現像に手を出した人は多いのではないでしょうか。
私はその口です。
「何十年も前に写真部で現像してたよ!懐かしいなぁ~今?フィルムをやるお金がないよ!」等とおっしゃる諸先輩方(しかし最新のZマウントをキラリと光らせているのである)に「自分で現像したら安いもんです!」と豪語していました。その度に「そういうわけにはいかなくなるもんだ……」と、言われていましたが……
先輩方、私が間違っていました。
自家現像は安い。そんなわけない。
情報化社会で興味深いデベロッパー諸氏の情報が押し寄せてくる。そんな中で誘惑に勝てるだろうか?
かくして、FUJIFILM SPDを利用し、安い安いと喜んでいた時代は終わりました。
さて、やっと本題ですが、新しい現像液の紹介です。
魅惑的な言葉が並んでいるではありませんか。
そして暗室用品を探しているといつかは辿り着くシルバーソルト。
シルバーソルトを使ってるなんて、かっこいい気がする。銀塩のこと、すごいわかってそうな雰囲気が出る気がする。
そんな興奮と共に、こちらのSpur Silversaltを購入しました。
買うときに自分にした言い訳は「貯蔵を考えたらむしろSPDより安いはず」。
そんなことはありません。
何故なら人は強欲だからです。
話はそれますが、実はこちらの現像液の他に、すでにシルバーソルトで3点追加購入しております。
全く節約になっておりません。
恐るべしシルバーソルト。
閑話休題。
Spur SilversaltはSPDと異なり、フィルムごとの現像レシピが豊富です。
使うフィルムでどう現像するかを計算するのもまた楽しい。ちょっとした違いがわかる大人になった気分になれます。
それではやっと本題ですが、現像レシピと共に作例を掲載したいと思います。
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