87日目(魔法使いに人生相談)

小1長女の友人が遊びに来てくれた。
2人は魔法使いになって、協力して悩み事を解決する相談所を開いた。


ケースA
「23歳男性会社員です。仕事で大きなミスをしてしまいました。もう辞めるしかないでしょうか?」
魔法使い①「どんなミスですか?」
相談者「会議の時間をすっかり忘れていたのです。」
魔法使い①「それなら時を戻しましょう。ここに座ってください。2人の力を合わせて魔法をかけます。」
相談者「すごい!時間が戻ってる!今度は忘れません!魔法使いさんありがとう。」
ケースB
「夫婦喧嘩をしてしまいました。どうしたら仲直りできますか?」
魔法使い①「どんな喧嘩ですか?」
相談者「お味噌汁の味です。夫は白味噌がよいと言うのですが、私は赤味噌が食べたいのです。」
魔法使い②「子どもはいますか?」
相談者「息子がいます。息子はなんでもいいと言っています。」
魔法使い①「それならば夫に白味噌のを作らせて、あなたは赤味噌のを作って、各自好きな方を飲みましょう。」
魔法使い②「赤でも白でもない全然違うお味噌汁を作りましょう。」
相談者「どちらもとっても良い考えですね!魔法使いさんありがとう。」
ケースC
魔法使い②「『言うことを聞かない息子がいる』はどう?」
相談者「息子がちっとも言うことを聞きません。」
魔法使い②「何歳の息子ですか?」
相談者「3歳です。」
魔法使い①「例えばどんなことですか?」
相談者「危ないから道路で走っちゃダメと言っても走るし、手も繋いでくれないんです!」
魔法使い①「息子さんに魔法をかけて、危険ということが分かるようにしましょう。」
相談者「ありがとうございます魔法使いさん!」

他にも、新生活が不安な新入社員とか、テニスが上手くならない大学生の悩みをサクサク解決していった2人。

(架空の設定で相談する大人もたじたじ。)

小学生女児、思うよりもずっと世間を知っている。

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