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334日目(PTAの会合②)

年に2度目にして最後のPTAの全体会合。PTAの会合は出会いに満ちている

PTAは魔境か

前回は5月だっただろうか。それすらもあやしい。

でも一回目の時から感じたことがある。それは、この組織(PTAそのもの)のポジションがいまいち明確でないことだ。

係分担を決め(これも多くは楽そうなものを選ぶ)仕事内容を引き継ぎ、さも当たり前のようにその仕事をどのように遂行していくか話し合われる。

そうなると、その仕事は惰性で行われる。そうなるとしんどい。

セミナー班

一方私ははじめからやりたい仕事が決まっていたのでセミナー班に立候補。

理由は、講師を呼んでセミナーを開くというプロセスが知りたかったからだ。

運よく、自分のやりたいことと仕事が合致したといえる。それでもいくつか疑問が残った。

○セミナーの趣旨は?
○誰のためのセミナー?
○やりたいことは誰が決めるの?

など、?がいっぱい。

民主的な組織であるはずのPTA

ところで、PTAの理念と目的は以下のようなものらしい

保護者と教員が学びあうことで教養を高め、成果を家庭・学校・地域に還元すること。児童生徒の健全な発達に寄与すること。

同時に、民主的な方法で運営するという設計思想があり、PTAは民主主義の演習の場であるという側面を併せ持つ
(出典wikipedia)

セミナー班の活動も、ほかの班活動と同様に、以上の点を満たしているとは言い難かった。

そもそも、教員はセミナーには参加しない(教頭先生だけはかろうじて参加する)時点で、学び合っていない。ましてや民主的でもない(教員が参加していないのだから)。

みんなあまりやる気がないのだから仕方がないとも言える。やればそれでいいという感じだ。

その程度のものなら無くなればいいと思うのだが、なくならないのが難しいところ。ここに関してはまた考えてのべたい。

PTAの意義とは

せっかく参加してのだから何が持ち帰りたい。

ということで、ほかの班がどんなことをやっているのか情報交換したり、ちょっとした自己紹介をしたり(セミナー班には同じ小中学校出身者が三人も集まっていた!)、連絡先をちょこっと交換したりしたり、せっかく繋がってきたのだから、来年度以降も何かしらの形で関わりたいことをアピールしたりした。

ちなみに、知り合った方々はは、医療関係者、歯医者の奥様、アパレル雑貨店経営者、旦那様がトルコ人でユニークな仕事(説明しづらいので省略)をされている方など、普段知り合わないタイプの人がたくさん。

出会い系としてのPTA

そういうわけで、その気があれば、PTA活動はコネクション作りの場としてとても有用であるように感じた。

基本的に参加する目的は同じなわけだし(子どものため)、参加したくない理由も共通の話題として使いやすい(こういう時は何となく話を合わせるし、それはそれでわからないわけではない)。

その意味では、小学校がなくても、ある程度、同世代で参加できるような地域の集まりがあると良いのかも。

子育て広場とかがそんな昨日を持てると良いのかなぁ。あるいは、民主的に子育ての場が作れたら魅力的かもしれない。

何やかんやで、出会えるのは良い。

お迎え

そうこうしているうちにお迎えタイム。朝は妻に送りをお願いしたせいで帰りも妻が来ると思い込んでいて、迎えに行ったのに号泣される。曰く、

「パパ来ないで」

PTAは出会い系だ、なんて不純な考えをした、罰に違いない。

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