見出し画像

初めての産業医面談

COCOです🎈晩ご飯後の洗い物をしていたら、間違えて、キッチンハイターと、食器洗い洗剤を混ぜてしまいました・・・。大事には至りませんでしたが、弟に厳重注意され、ちょっと落ち込んでいます。私のことを心配する気持ちだと分かるのですが・・・そんなにキツく言わなくてもいいじゃない・・・と(笑)(いや、一歩間違えたら命に関わるのでね・・・)

前回の記事へのスキ!もありがとうございます。最近、書きたい日と、気分が乗らない日の差が激しくて、自分でもちょっとびっくりです。書くことが嫌いにならないように、無理ないペースで続けていきたいと思います。温かく見守っていただけたら幸いです。

今回の「闘病ログ」は、「初めての産業医面談」というタイトルで、私が初めて経験した産業医面談の様子を、お伝えできればと思います。合わせて、産業医面談に至るまでの、人事の方とのやり取りについても、お伝えしていきますねー!

では本日も、よろしくお願いいたします☆


1、行き詰まってきた「自主リワーク」

休職をして、少し体調も落ち着いてきたところで、自分でがんばるリワークの記事でも紹介したように、自主的にリワークを始めていました。電車に乗って、職場近くの図書館まで行き、一人で作業をして、帰ってくる。だんだん作業ができる時間も長くなってきて、お昼ご飯をはさみ、午後まで作業をする日も増えてきました。

ところが、自主リワークを始めて2ヶ月ほど経つと、自分で自分に負荷をかけてリワークを進めていくことに、限界を感じはじめました。

はじめは、電車に乗ってみよう!とか、作業をしてみよう!とか、やるべきことがシンプルだったので、自分でも進めることができたのですが、「既に1日何時間も作業をしている状態から、さらに自分に負荷をかけるには、何をどうしたらいいんだろう・・・」と、分からなくなってしまったのです。

また、休職可能期間も、残り4ヶ月というところまで迫ってきており、「このまま自分一人でリワークを進めて、復職できるんだろうか・・・」という不安もありました。


2、「誰かに相談したい」と声をあげたこと

そんな行き詰まったある日、人事の担当者に、休職届の更新を提出し、体調を報告するタイミングがありました。私は、思い切って、「リワークに行き詰まっていて、もしよろしければ、うつ病の休職から復職された時の体験をお聞かせいただきたいです。」と、メールで相談しました。(初めての人事面談の記事でもご紹介のとおり、その担当の方も、うつ病で半年間休職の後、復職された経験をお持ちでした。)

メールには、すぐ返信が。返信のメールには、人事の担当の方の、復職前2ヶ月分の生活リズム表(1日の行動記録表)が添付されていたほか、こんな情報までいただくことができました。

「急なのですが、明後日、産業医の方が面談にいらっしゃる日なんです。まだ面談の枠に空きがあるようなのですが、もしよかったら一度面談してみませんか?」

もう、めちゃくちゃ嬉しかったです。「今まで闘病を頑張ってきたご褒美だな」と思いました(笑)ようやく、誰かのアドバイスを聞けるくらいにまで回復してきたんだ、もう一人で戦わなくていいんだ、と、肩の荷がふわっと降りたのを覚えています。


3、初めての産業医面談

初の産業医面談は、午前10時〜の枠で予約いただきました。「もうちょっと遅めがいいです」と食い下がったのですが(笑)、そこ以外は枠が空いていないということで、泣く泣くその時間になりました(涙)

当日の朝の電車は、めちゃくちゃ緊張しました。自主リワークで、電車に乗る練習ももちろんしていたのですが、やっぱりホンモノの出勤となると、訳が違いましたね。あまりに不安すぎたので、実は母と一緒に電車に乗り、途中でお薬も服用しました。ギリギリ会社までたどり着いた、という感じでした。

面談当日は、直近1週間の生活がざっくりと分かるものを持参してください、という指示があったので、普段から書いていた日記の、1日の流れを書いたページだけ印刷して持っていきました。(1日の流れの記録を残しておいて、本当よかった・・・!)また当日、会社に着いてから、直近1ヶ月の体調問診票への記入も求められたので、その問診票にも記入しました。

面談への参加者は、産業医1名と、アシスタント1名の、計2名でした。面談では、現在の体調や通院状況、1週間の生活を確認された後、「なぜ、休職に至ったのか?」という、休職要因についての質問に移りました。

その時はまだ、原因についてほとんど考えたことがなかったので、「なんででしょうね・・・?」と、ふざけた回答をしてしまったのですが(笑)、産業医の方は、いたって穏やかに、こうおっしゃいました。

「もちろん復職には、生活のリズムを取り戻すということも大切ですが、それと同じくらい、なぜ休職に至ったのか、その要因を自分で理解しておくことが大事なんですよ。長い社会人生活、頑張って頑張って倒れて・・・の繰り返しでは、乗り越えていけません。今後、同じことが起こらないように、どうして休職に至ったんだろう?と、自問自答してみるといいかもしれないですね。」

「ほ、ほほう・・・そう来たか!」と、正直思いました。その当時は、「いや会社の労働環境のせいです!はい!」としか思っていなかったので(笑)要因も何も・・・と、反論したい気持ちでいっぱい。また、面談で、リワークの進め方について、具体的なアドバイスがもらえると思っていたので、残念な気持ちもありました。


4、「リワークプログラム」参加のすすめ

結局、またひとりでリワークを頑張らないといけないのか・・・と肩を落としていると、産業医の方から「リワークプログラム」に通ってみてはどうか?という提案をいただきました。

リワークプログラムとは、簡単に言うと「精神疾患で休職した人が、復職に向けて準備をするためのプログラムのこと」です。(詳しくは、後の記事にまとめたいと思います。)同じ境遇を抱えた人と一緒にプログラムを進めるので、一人でリワークをするよりも、より働く環境に近づきます。また、プログラム中は、臨床心理士などが、日常生活の相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりします。

私は、幸いにも、産業医の方に初めてお会いした時、休職可能期間が4ヶ月残っており、また、生活リズムも整ってきているため、リワークプログラムに参加することも可能な状態でした。なんでも、特に若手の場合は、休職可能期間が短いことが多く、リワークプログラムに参加しないまま復職せざるを得ないケースが多いとのこと。そうすると、再休職の可能性も高まってしまう、とのことでした。

正直、提案をいただいた直後は、「そんなプログラムって、むちゃくちゃ症状が重くて、1年くらい休職した人が通うところでしょ?!」と、勝手な偏見を持っていました。ですが、実際はそんなことありませんし、何より、産業医の方々の「君は非常に恵まれている!」的な意見に心揺さぶられ(笑)、面談の最後には「ちょっと情報を探してみようかな?」と、前向きに検討するようになっていました。


5、次回予告


はい!今回はここまでとなります!いかがでしたか?実は、初めての産業医面談の日は、私の誕生日でもあり(!)本当に、神からのプレゼントを貰ったような気持ちで、面談に臨みました。

さて次回は、産業医に感化された私が、リワークプログラムに参加を決めるまでの様子をお伝えできればと思います。うーん、でも、もしかすると、その前に、そもそもリワークプログラムとは?という記事を挟むかもしれません。少し、構想を練って決めようと思います!

ご覧いただきありがとうございます!また次回の記事で、お会いできることを楽しみにしています☆ COCO🎈


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?