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好きなことは文章を書くこと。読書。 ノートや油性ボールペンなど、単純な文房具が大好きで…

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好きなことは文章を書くこと。読書。 ノートや油性ボールペンなど、単純な文房具が大好きです。 もふもふしたものが好きです。 寒い冬が苦手。 凸凹のある3人の男子(中学生と小学生)を育てています。 素敵な日本語集めが大好き。 理想の放デイを立ち上げるために日々勉強中です。

最近の記事

離婚しても旧姓に戻さなかったその理由。無意識がつなげる本音と、本当の再スタート。

離婚したのは一年半前のこと。 その時わたしは苗字を旧姓に戻さず、そのまま元夫の姓を名乗ることに決めました。 人並みに憎しみ合い、精神を病み、子供たち友人たちに心配をかけながらした、離婚。 当然、元夫のことは大嫌いになっていたし、シングルになることへの光すら見え、わたしは新しい生活に胸弾ませていました。 もちろんお金のことや、一人で背負う責任の重さは不安だったけど、どちらかというとワクワクの方が多くて、離婚してからは「毎日なんでこんなにいい天気なんだろう」と思うほど、

    • わたしは押し出し式の脳みそを持つ女

      私は脳みその回転が遅い。 とにかく遅い。 なので早口の方のスムーズな説明には「すみませんがもう一度お願いします」を言ってしまうし、一つ覚えたら一つ忘れていってしまう。 押し出し式の脳みそで有名。 そんな私だが、そんな私だからこそ、「文章を書く」「言葉で伝える」ということに真剣に向き合えるのだと思う。 頭がキレないからこそ、 理解しやすい言葉を探す。 日本語ってとても美しくて、難しいから。 理解力の乏しい人の立場がわかるので、言葉を噛み砕いて世の中の人に伝えると

      • 放デイ「送迎なし」サービスは、ありかなしか。

        放課後等デイサービスには 送迎をしてくれる施設と、送迎をしてくれない施設があります。 送迎の有無は放課後等デイサービス施設を選ぶ際の判断材料の一つになることは間違いありませんが、私はどちらもメリットがあると思っています。 【送迎ありの事業所】 学校に迎えが来てくれます。 放課後の時間に合わせお迎えに来てくれ、そのまま事業所に連れて行ってくれます。 そして療育が終了すれば自宅まで送迎してくれるというシステム。 親のレスパイトケアにもなりますし、送迎時間、送迎の手間を考える

        • 放牧状態でもしっかり指導!凸凹キッズの授業の受け方はこんな感じ

          6月に入り、今年度始めての個別懇談がありました。 コロナの影響で学校に足を運ぶ機会も滅多になく、担任の先生にも支援担の先生にも初めてお目にかかることができました。 日頃のお礼を述べて、学校の様子を聞きます。 三男はどんな子かと言うと、 集団行動が苦手。 授業中ウロウロしたり、気づいたら先生の隣(教壇)で「うんうん」とうなずいていることもしばしばあります。 ふらぁっとベランダに出たかと思えば(もちろん授業中)、次の瞬間には問題に答えている、というような自由なスタイル

        離婚しても旧姓に戻さなかったその理由。無意識がつなげる本音と、本当の再スタート。

        • わたしは押し出し式の脳みそを持つ女

        • 放デイ「送迎なし」サービスは、ありかなしか。

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          思い通りにはいかない子育て。思うより手強い息子の思考。

          小3三男が言いました。 「一日好きなことだけして過ごしたい。学校もいかず。一日好きなことをしたい」 好きなことだけをする、と決めた息子。 土曜日も、日曜日も、一日中、好きなように過ごしたはずだが? 好きな時間に起き、遊びたいだけ遊び、お腹が空いたら食べ、眠くなったら眠る。 習い事も勉強もさせていません。 彼は自由なはずです。 でも、「学校に行く」ことになっている平日に好きなことをしてこそ、本当の自由だと言うのです。 良いじゃない、良いじゃない。 何にもしない

          思い通りにはいかない子育て。思うより手強い息子の思考。

          凸凹キッズママたちが肩身の狭い思いをする必要はない!

          凸凹キッズを育てていて思うのは、どうしても親の自己肯定感も下がってしまうということ。 集団生活がうまくいかないグレーゾーンっ子を育てていると、親は周りの子どもたちに迷惑をかけていると負い目を感じてしまうものです。 でも、それってしんどい。 しんどいんですよね。 真面目にお子さんに向き合っている親御さんほどこの傾向は強まって、保護者会で「申し訳ありません。うちの子が……」と泣きながら頭を下げるママを見て、もらい泣きしたこともあります。 わかります。その気持ち。 でも

          凸凹キッズママたちが肩身の狭い思いをする必要はない!

          小さな変化・成長を見逃さない大人になるには

          小学校で支援をつけていると、連絡帳のほかに支援学級在籍児用のノートがあります。 授業での様子や重要な連絡事項を書き記してくださるノートです。 記入してくださるのは、支援担任の先生か、入り込みをしてくれた先生たち。 子どもの様子が端的に綴られています。 例えば、 3時間目 算数 「割り算のテストがありました。あまり気がのらずクールダウンしていました。授業後半で席に戻っていました」 5時間目 英語 「ローマ字をしました。なぞる方がやりやすいと教えてくれたので、なぞり書

          小さな変化・成長を見逃さない大人になるには

          できない子どもは理解するのに、できない自分には厳しい私たち

          凸凹キッズを育てる上でつらいことの一つは、 「できない子ども」ではなく「できない自分」を見ることでした。 特性があることを認め、子どもに合った方法で接する。 スタート地点は完璧なのに、うまくいかない。 学校や教育センターで相談し、彼らに対する接しかたを学ぶけれど、 その通りに接することができないもどかしさ。 私はいつも自分に腹を立てていました。 なんでできないんだろう?って。 でも、これは本当にしんどい。 そして、考えれば考えるほど「できない自分」にフォーカ

          できない子どもは理解するのに、できない自分には厳しい私たち

          自転車に鍵をかけるのが苦手な私は……

          私は自転車の鍵をかけるのが苦手です。 鍵をかける、時間で言うとわずか2秒の動作ができません。 18歳で大阪に出て来てから、自転車を盗まれたのも2度や3度ではありません。 当時住んでいたのは大阪市。 鍵をかけてないんですもの。 盗んでくださいと言っているようなものですよね。 それでも、やっぱり、鍵をかけるのを怠ってしまうのです。 子どもが生まれ、電動自転車を購入してからは(値段が高かったので)さすがに鍵をかけるようになりましたが、 今でも職場の敷地内では鍵はつけ

          自転車に鍵をかけるのが苦手な私は……

          恐怖!学校からの「着信あり」

          発達凸凹さんを持つ親が最も恐れるもの。 それは学校からの「着信」です。 「着信あり」の文字を目にすると、 また学校で何かあったのか? お友だちを怪我させた? 今度はどんなトラブル?などと悪い想像をしてしまい 気が重いものですよね。 ママ友の中には「電話恐怖症になっている。学校からの電話に出るのが本当につらい」と思い詰まった様子で相談をしてくる子もいました。 友だちにお茶をぶっかけてしまった、怪我をさせてしまった、暴言を吐いて泣かせた、などなど毎日色々やってくれ

          恐怖!学校からの「着信あり」

          子育ての「不安」を「安心」に変える唯一の方法

          凸凹キッズの子育てをする上で 情報を得る→賢くなる→安心 ずっとそう思っていました。 育児本を読みあさったり、知識のある先輩や専門家に相談したりと情報・知識を増やし、自分にできることは他にないだろうというくらいに情報を集めてきました。 どんなサービスがあるのか、どんな支援が受けられるのか、自分は何を知らないのかすら分からない状態。 それを一つ一つ、つぶしていきました。 でも、安心するどころが不安が広がるだけ。 なんで? 知らないことが不安で、知っても不安。

          子育ての「不安」を「安心」に変える唯一の方法

          子どもの特性は公にしておくべきか?問題

          保育所や幼稚園に通い、加配(支援をつけて先生の数を増やす状態)をつけていると出てくる悩みの一つに「クラスの保護者に子どものことを公表するか」という問題があります。 ・特性を理解してもらうために公表すべきか ・問題が起こってからでは遅いので先に公表している方が良いのでは ・しかし特性があるという前提で子どもを見られてしまうのはかわいそう ・偏見を持たれるのではないかという不安 ・子どもがいじめられないかという不安 保護者会などで公表される方も多いです。もちろん支援をつけてい

          子どもの特性は公にしておくべきか?問題

          知ってますか?受給者証と療育手帳の違い。

          受給者証と療育手帳は違うものです。 放課後等デイサービスに通うために必要なアイテム。 それは受給者証です。 受給者証=療育手帳 と勘違いされている方が多いのですが(私も最初はそう思っていました) 実際は別のものになります。 受給者証≠療育手帳 なのです。 療育手帳は、市区町村の福祉窓口で申請→心理判定士・専門医などによる面談や聞き取り→判定結果に基づき区分が決定 ざっくりいうとこのような流れになります。 (詳細は市区町村によって異なりますので、管轄の役所

          知ってますか?受給者証と療育手帳の違い。

          私が放課後等デイサービスを開設したいワケ

          放課後等デイサービスとは平成24年4月に児童福祉法に位置付けられた新たな支援サービスです。 開始され年数も浅いこともあり、サービス自体を知らない方も多いです。 事業所の数は年々増えていますが、その内容は多種多様であり支援の質の差の開きが大きいのが現状です。 これは私の地域の感覚ですが、本当に通わせたいと思える事業所は本当に少ないです。 実際に放課後等デイサービスを運営する事業所は多いです。 しかし、その内容は「療育」と呼べるようなものではなく、子どもの預かりをメイン

          私が放課後等デイサービスを開設したいワケ

          子どもがテレビを壊しても、良かったことを見つければうまくいく!

          三男は小学2年生。 頭の回転は抜群に早く、言語理解能力もずばぬけて高い。 しかし感情のコントロールが苦手だ。 そんな三男が今日も泣いている。 『また、喧嘩かな……』 ドタバタとやり合う音も響く。 しばらくして、三男が私の部屋にやってきた。 「おかあさん、どうしよう? テレビ壊しちゃった……」 !!? 泣きじゃくる三男から話をきく。 兄(中1)とテレビゲームをしていて負けたのが悔しくて、コントローラーを画面に投げつけたのだそうた。 そりゃあテレビも壊れる。

          子どもがテレビを壊しても、良かったことを見つければうまくいく!

          小2の三男がハマる衝撃の一人遊び!

          三男が寝る前に一人でよくやっているゲームがある。 お布団の上でころころしながら、急にピタッと止まる。 そして数秒間静止していたかと思えば、わっと動き出す。 息を何秒間止められるかってゲーム? と思っていたが、違った。 何してるの?と、きくと三男は言った。 『自分で自分を驚かすゲーム!』 ・・・・・・・。 お、おお、画期的な遊びだ。 そもそも自分で驚かせるのは自分だし、 自分も自分に驚かされるってことは薄々気づいているわけで、 そんな自分を自分で騙し騙し気

          小2の三男がハマる衝撃の一人遊び!