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自己紹介の続きとカメラ紹介・ミノルタオートコード

昨日は初めてのnote投稿、緊張しましたし、いいねが一個もつかなかったらさみしいなと思っていましたが、いいねしていただいた方ありがとうございます、励みになります。今回は自己紹介の続きとカメラ紹介をさせていただきます。ジャンのカメラではありません。

ミノルタオートコードRG型
OPTIPER-MTVシャッター
Rokkor 75mm F3.5
最低速B、最高速度1/500シャッタースピード
120ブローニーフィルム 中判

ミノルタオートコードです。シリアルナンバーが262228なので、1961年から1964年の間のものと推測されます。ミノルタオートコードのつづりやストラップ金具から判断すると、前期最終型のRG型になります。僕の手元にあるカメラで最も長く所有しているものになります。

高校のときに、ebayで買いました。確か200ドルぐらいだったと思います。僕にとっての初めてのフィルムカメラ。丸いレンズが2つもついていて、スチームパンクな感じがして一目惚れがきっかけでした。最初は通常の真っ黒個体でしたが、修理の際に赤いカバーシールに替えています。さて、どんな写真が撮れるのでしょうか:

ワイキキビーチの逆光
確かフィルムはKodakのPortra 400だったと思います

ロッコールレンズですのでピンとが当たれば十分シャープ。中判の6X6のスクウェアフォーマットなので、写したいものを真ん中において撮影すると、カメラがおしゃれにしてくれる気がします。このカメラを通して自分の好きな写真撮影が分かりました。

これもワイキキビーチ 上の写真と同日に撮影

0 ネットで自分の好きな色合い・特徴のあるフィルムを探す
見つけたらそれを買ってフィルムを装填する

1 撮影できる枚数が少なくて無駄にできないから周りを改めてよくみる
自分が撮影したいもの・手元においておきたい景色などを探す
それを構図のど真ん中に置く

2 露出計のビューファインダーを覗いてスポット測光

3 F値とシャッタースピードを決める

4 シャッターレバーを回してシャッターチャージ
レバーをスライドさせてピント合わせ
シャッターリリース

5 フィルムを巻き上げて、アルミホイルで巻いて、お店に持っていく

人によっては面倒くさい。何枚も撮れるデジカメの方がずっとメリットが大きい。お金もかからないし。写真撮ってあとでクロップして編集すればずっと良い写真にできる。でも僕は上の工程が大好きで、フィルムを使う醍醐味のひとつだと思います。撮影できる枚数に限りがあるから「これは本当に写真におさめたいこと?あとでもっと良いことがあって、後悔するかもよ?」と思ったり。「あの写真撮れなくて残念だったね。また今度来たときは撮れるかもしれないから楽しみにしとこ?」など頭の中にいるもう一人の自分も次の撮影を楽しみにしています。

ルーブル美術館 2014年にフランスに短期留学に行ったときに撮影しました
フィルムはPortra 400
Flickrに載せていた写真なので少しデータが残っていて良かった

写真を撮る工程が多ければ多いほど、いろんなことを考え意識するので、その時の様子だったり、自分がどんなことをそのとき考えていたのかをより鮮明に思い出せると思っています。上の写真は、フランスに短期留学に行ったとき。ルーブル美術館にガラス製のピラミッドがあることも知らず。とても近代的なピラミッドの近くにバロック様式?のとても古風な建物。そこに自分のような日本人もいれば世界各国からの観光客が溢れている。ハグをしている人は現地の方かな?昔からの友達がルーブル美術館で再会したのかな?いろいろなことに思い馳せながら撮影しました。ちょうど10年前なんですね。À la recherche du temps perduですね。

僕にとってのフィルムカメラでの撮影は、思い出や自分の前の景色を写真という形で保存することと、その時の思い出を脳に焼き付けるというような感覚です。
 


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