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多くの言葉を集めたWanoさんが、言葉を届ける“ライター”を目指すまで

私たちの周りに溢れるたくさんの“言葉”。最近はSNSの普及により言葉に触れる機会が以前にも増して多くなりました。

文章を読むこと、言葉に触れることが好きな人は多いはず。
そんな「言葉が好き」なあなた、言葉を届ける側である「ライター」を目指してみませんか?

今回お話を伺ったのは、現在インタビューライターを目指して勉強中のWanoさん。
Wanoさんはも言葉や文章が好きで、初めて会う人たちに「好きな言葉」を聞いてノートに集める活動を学生時代から続けているとのこと。

たくさんの人たちからさまざまな言葉を集めているうちに、「インタビューライターになりたい」という夢を持つようになったそうです。

「言葉や文章を読むことは好きだし簡単だけど、自分が書くとなると何を書いたら良いかわからないし自信がない」という方もいるのではないでしょうか。
Wanoさんのお話は、言葉が好きな方が目指すライター像のヒントが詰まっていました。

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▶︎Wanoさんプロフィール
1995年生まれ。大阪在住、SE3年目の25歳。
大学では政策学部に所属し、主に地域振興の領域を学ぶ。
当時から新しくモノを作るクリエイティブな活動に関心があり、現在は自身がクリエィティブスキルを習得するべく、キャリアスクールSHElikes※でライティングなどを勉強中。
言葉が好きで、初対面の人に「好きな言葉」を聞いて集めることが趣味。

 Twiter:https://twitter.com/Wanoma_log
 note   :https://note.com/rurun333

※SHElikes…ライティング、webデザイン、webマーケティングなどのクリエイティブスキルを学べる女性限定のキャリアスクール

出会う人の好きな言葉を集めるうちに、自分の価値観が広がった

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ーーWanoさんは学生時代から「出会った人たちの好きな言葉を集める活動」を続けられているとnoteで拝見しました。この活動について詳しく教えてください。

性別・年代問わず、初めて会った人たちに好きな言葉を聞いて、私のノートに書いてもらうようにお願いしているんです。大学入学当初からずっと続けています。

言葉は私が書くのではなく、相手に書いてもらうのがルール。字はその人らしさを表していたり、逆にギャップがあったりもして面白いので。(笑

ーー確かに字は人柄が出ますよね。なぜ始めようと思ったのですか?

大学入学前の春休みにふと思いついたんです。大学ってきっとたくさんの出会いがあるだろうし、せっかくならいろいろな人の価値観を知って自分も成長していきたいなって。

人は好きなものに一番その人「らしさ」や「生き方」が出ると感じていて、それでふと「好きな言葉を聞いて回るのって楽しいかも!」とひらめきました。昔流行っていたサイン帳からヒントを得た気がします。

ーーすごい!なかなか思いつく活動ではないですよね。今どのくらい集まりましたか?

大学生の頃に集めたものが250人分くらい。社会人になった今も集めていて、そちら50人分くらいは溜まっていますね。

ーー計300人分!すごい量ですね。活動を続けて、価値観が広がった実感はありますか?

ありますね。自分が知らなかった言葉を、出会う人を通じて300つ以上知ることができたので。

相手のオリジナルの言葉っていうのはあまりなくて、好きな偉人や有名人の言葉が多いのですが、選ぶ言葉にその人らしさが出ているなと感じます。

ーー珍しがられたりしませんか?

そうですね。珍しいというより「好きな言葉教えて」なんて意味がわからない、と言われることもあります。(笑)

でも一方で快く受けてくださる方も多くて。そういった方と自分は価値観が合うんだろうなと、そういう意味でも勉強になりました。

クリエイティブな活動に憧れて、SHElikesに入会

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ーー現在キャリアスクールSHElikesでクリエイティブスキルの勉強をされているとのことですが、SHElikesへの入会に至った経緯を教えてください。

昨年、町おこしの活動をしている知り合いに会う機会があり、話を聞いたことがきっかけです。

大学では地域振興の分野を学んでいたのですが、久しぶりに町おこしの活動の話を聞いて、「新しくモノを作る・生み出す」活動が楽しかったことを思い出しました。

今の仕事(SE)は、クリエイティブなスキルをほとんど必要としないんです。やっぱりクリエイティブな活動が好きだし楽しく思うけど、今の自分にはできることが何もない。

自分も何かクリエイティブなスキルを身につけたいと思い、SHElikesに入会しました。

ーー数あるクリエイティブ系のスクールの中でSHElikesを選んだ理由は何でしょうか?

言葉や文章が好きというのもあり、ライティングを学べるスクールを探していました。
その中でもSHElikesは、ライティングだけでなく他のスキルも複合的に学べるところが魅力に感じたんです。

また、SHElikesは女性向けで、女性の活躍を応援すると謳っていたことが印象的でした。
今の職場は男性が多く、身近にロールモデルとなる女性がいません。

SHElikesに入会する前には、無料の「体験レッスン」を受講できます。

レッスンでは、私が気になっていたライターコースの講義のほかに、専任プランナーによるキャリアカウンセリングも受けられました。
その際にお話したキャリアプランナーの方が偶然同じSEの方で、すごくかっこいい女性で憧れました。

ーー元々はライティングを学べるスクールで探されていたんですね。ライターコースはもう受講しましたか?

動画はひととおり視聴しました。ライティングはwebデザインのように新しい知識やスキルを得るというよりも、学生時代に学んできたような文章の知識や基礎を抑えることが大切なのだと感じました。

誰でもできそうですが、意識しないと難しいところですよね。

相手の魅力や価値観を伝える“インタビューライター”になりたい

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ーーWanoさんは今はライターを目指されているのでしょうか?

はい。インタビューライターになりたいと考えています。

ーーこれまでは人から言葉を聞くことが多かったと思うのですが、発信する側である「インタビューライター」になりたいと考えたきっかけを教えてください。

たくさんの人から好きな言葉を聞く中で、自分は人と話すことがすごく好きだし楽しいと感じました。
これまで出会った人や物事をきっかけに成長してきたなという実感もあって。

だからそういった縁を大事にして、自分が感じた相手の魅力や価値観を周りに伝えられるようなインタビューライターになりたいと思うようになりました。

ーー素敵なビジョンですね。例えばどういう方にインタビューしたいですか?

素敵な生き方をされている女性にインタビューしてみたいです。
芯のある女性や輝いている女性に憧れがあるので、そんな女性にお話を伺って得た価値観を多くの人に伝えられたら良いなと思っています。

ーー具体的に憧れの女性はいますか?

あかしゆかさんしまだあや(島田彩)さんに憧れています。

お二人とも執筆活動をされているのですが、とにかく文章があたたかいんですよ。分かりやすいかつ印象に残る柔らかい言葉づかいで、内容も共感の嵐なんです。
お二人の文章を読むと心がじんわりとあたたかくなる感覚があります。

あとはお二人の生き方も好きです。文章だけでなく生き方もあたたかいんですよね。たくさんの人に囲まれて楽しそうで。

ーーお二人ともSHElikesの特別イベント※に登壇されてましたよね。いつかそういう憧れの方をインタビューできたら素敵ですね。

実はあかしゆかさんがSHElikesの特別イベントに登壇されると知ったことも、SHElikesに入会したきっかけのひとつなんです。
いつかお二人にインタビューできる日がきたら嬉しいです。

※特別イベント…SHElikes受講生or一般向けにSHElikesで定期的に開催されるイベント。女性のキャリアやライフイベントを中心にさまざまなテーマが設定され、現役のクリエイターや業界の著名人が登壇する。

編集後記

私たちは普段たくさんの言葉に囲まれていますが、一つひとつの言葉に意識を向けることは多くありません。

出会う人々の好きな言葉を通じて相手の人柄を知り、価値観を広げてこられたWanoさんのように、一つひとつの言葉を大事にできることはとても素敵なことです。

そんなふうに言葉を大切に思える方こそ、言葉がもつ力や言葉により引き出される人の魅力をより鮮明に伝えられるのではないでしょうか。

自身の経験から「人の魅力や価値観を発信するインタビューライターになりたい」と思ったWanoさん。
書くことに自信がない方も、これまで触れてきた言葉や培われてきた価値観をヒントに、まずは「自分ならどんな言葉や文章を届けられそうか」を考えてみてください。

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