【アラサー公務員の転職記録④】エントリー開始!と思いきやいきなり迷走。苦悩の11月前半
アラサー公務員の転職記録シリーズ、4本目。
果たして何本になってしまうのやら…。笑
ここまでの記事はこちらのマガジンにまとめています。
ここまで、有料の転職支援サービス2つを駆使して2人のコーチに私の強みや特性から考えうる適職を提案いただくなど、転職活動の方向性を定めてきました。
主に人にまつわる仕事、特にHR領域への適性を指摘され、10月が終わる頃には「よし、人材系や人事・採用方面を攻めて行こう!」と決意。
「今月からバンバンエントリーしていくぞ〜!」と気合い十分で迎えた11月ですが、いきなり出鼻挫かれ、しっかり迷走してしまうのでした…。
初めてのエントリー。志望動機が全く書けず
年度末転職を目指していましたが、余裕を持って11月には志望度の低いところからエントリーを開始しようと決めていました。
ところがいざ転職サイトを見渡してみると、ま〜〜〜どこにエントリーして良いやらわからない。
いきなり路頭に迷ってしまったのですが、まずは1社、という思いでやたらとスカウトの来ていた企業の採用ポジションに恐る恐るエントリーしました。
翌日には書類通過の連絡。
たまたま書類通過から一次面接の間にきづく。転職相談のトレーニングが入っていたため、一緒に面接の想定問答を作っていただいたのですが(後述)、職種・企業の志望動機ともに全く言語化できず。
今思うと、「HR領域向いてそう」という人からのアドバイスをまんま飲み込み、そこに自分の意志を全くのせていなかったので当然ですね…。
「向いていそう」「面白そう」以外にHR領域への強い思い入れや経験値といった企業に「採りたい」と思わせる要素が一つもなかったので、アピールのしようもありません。
こんな当然のことにエントリーしはじめてから気づき、どんどんエントリーしようと思っていたのに求人票を見れば見るほどどこにエントリーすれば良いのかわからず、いきなり立ち止まってしまいました。
きづく。転職相談 キャリアコーチング
11月上旬:3回目
前回からの課題は企業研究を進めること。
ところがこの頃の私は求人票の波に溺れていたため、どの企業を研究すればいいか全くわからず、ほとんど企業研究を進めないまま臨んでしまいました。
この日取り組んだことは二つ。
①面接を控えた企業(1社)の面接想定問答作成
先述した企業(採用ポジション)の面接、私にとっては転職活動で初めての面接が翌週に控えていたため、想定問答を一緒に考えていただくことに。
まず志望動機から詰めていこうというところでいきなり言葉が詰まってしまいました。
コーチからの「なんで人を商材にする仕事がしたいの?」という問いに対する私の答えはこちら。
いや〜〜〜本当恥ずかしいくらいに浅いですね…。
コーチからは以下のご指摘をいただきました。
4回のトレーニングの中で、基本的に受容スタイルのコーチに唯一厳しいことを言われたのがこの時でした。
本当にその通りですし、特に「仕事じゃなくてもいいのでは?」でハッとしました。
「自分が無理せず働ける仕事」にこだわりすぎて、「好き」や「得意」に寄せる方に躍起になっていました。
でも企業からしたらそんなの知ったこっちゃないんですよね。要は「で、何ができるの?」ということ。
そのロジックは理解していながらもどうしたら良いかわからず、とりあえず次の面接に向けての想定問答は、採用業務のやりがいや魅力について教えていただきながらなんとか作成しました。
(実際はほとんどコーチに提案いただいた回答案をまとめただけでした…。)
②お悩み相談「エントリーしたい企業がない」
コーチからの質問に何も答えられなくなったあたりからすごく自分が情けなくなってしまい、気づいたらポツポツと悩みを相談し始めていました。
なんとも情けない相談ですが、コーチは真摯に聞いてくださいました。
しばらく求人票を見なくていい、エントリーしなくていいというだけでいくらか気持ちが楽になりました。
かなり追い詰められていたようです。。
転職カレッジHONEST イベント・ワーク
11月限定イベント「未経験転職の裏側」
11月のイベントは、実際に未経験者採用を担当されている人事の方のお話。
書類選考で見ているポイントや選考中に行われている人事担当者間やエージェントとのやりとりなど、まさに「裏側」をお話していただきました。リアル…。
最終的に「採ろう!」と思う人のポイントなども教えていただき、すごく参考になりました。
この頃は方向性に悩み、エントリーすらできていない状況でしたが、そんな中でも早い段階で面接のノウハウをインプットできていたことでのちの転職活動がスムーズに進められたと思います。
11月ワーク:面接想定問答作成
方向性に悩んでいた時期だったので、志望動機や転職軸的な質問の回答はこの時作成できなかったのですが、少しでも進めておこうとパーソナルな部分にまつわる質問や今回の転職理由などは大方言語化できるようにまとめました。
職務経歴書同様、良いところや改善点など丁寧にコメントされていました。
この頃はまだ人材業界を志そうとしていたので、職種に合った「好かれやすい回答や逆質問の内容」なども詳しくアドバイスいただきました。
1on1キャリアカウンセリングはスキップすることに
11月の1on1キャリアカウンセリングは、スキップすることにしました。
(ひと月スキップしても、翌月もコミュニティ所属予定であれば繰り越せます。)
「わからないことはプロに聞くのが一番だ」と思い、10月からずっと複数のプロの方に意見を求め続けていたのですが、それを自分の中で落とし込んで熟成させるというステップを飛ばしていたため、気づいたら自分の意志がわからなくなってしまっていました。
横着した結果ですね…。お恥ずかしい。
もちろんコーチの方々にいただいたアドバイス・ご意見は参考になるものばかりでしたし、これは完全に私の落ち度です。
自分の転職軸についても、自分では固めてたつもりでしたが甘かったのだと思います。
なので一旦「人から意見を聞く」という機会を極力減らし、もう一度自分と向き合うことにしました。
偶然の単発キャリア相談
たまたまなのですが、ちょうど迷走している時期、Wantedly経由で少しやりとりのあった企業の社員の方にキャリア相談をさせていただける機会がありました。
そこでもきづく。転職相談のコーチにした相談と同じ、「年度末転職を目指して今月からどんどんエントリーしたかったのに、求人票の内容が全部同じに見えてどこにエントリーしたら良いかわからない」という悩みを打ち明けました。
いただいたアドバイスはこちら。
なんとこちらでも「今月は求人票見ない方がいい」とのこと。
まず私の悩みがよくあることなのだと知れたこと、具体的な軌道修正のアドバイスをもらえたこと、求人票を1ヶ月見なくて良いと言われたことでここでも少し気が楽になりました。
少し余談的な話でしたが、初めての転職活動で同じように悩まれている方の助けになるアドバイスかもしれないと思ったので残しておきます。
苦悩の11月前半を振り返って
正直、転職活動で悩むのは選考が通らないとか面接がうまくいかないとか選考フェーズに入ってからだと思っていたので、まさかその手前の求人票→エントリーの段階で悩むとは思っていませんでした。
しかし先述のとおり、自分のことなのにプロのアドバイスに頼りっぱなしで、本当に横着していたなと今振り返ると思います。
今だから言えますが、この時期は本当にもうどうしたらいいかわからなくなってしまって、
「これまで安定した路線を歩んできて、ただ『公務員を脱出して別のキャリアに踏み出したい』という漠然な思いだけで転職に踏み切った私が転職なんてできるわけがない…」
と家で一人涙していました。(小声)
ですがいろいろと模索するうちにポツポツとご縁の目が出てきて、11月後半くらいから自分の進む道のようなものがぼんやり見えてきました。
次回、11月後半編。
この迷走期を乗り越えられたきっかけについてお話します!
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