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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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#スキしてみて

おじさんの時間、星野道夫さんの時間。

(ソーシャルディスタンスな日々よりずっとむかしの日記より) 目の前に座っていた人が、はら…

欠点ばかりみつめるなと、言われた気がして。

大げさなことが嫌いな性質だ。 嘘くさいことも嫌いな性質だ。 辛辣なのにやさしさを求めてく…

一期一会のほんとうの意味を知った春の夕暮れ。

いちどだけわたしは、大きなアメリカン型の バイクのタンデムシートに乗っかったことが ある…

誰ともつながらない時間があるから、誰かとつながれる。

時々、ひとりになりたいときってあるから。 ひとりになりたいときはひとりになるように して…

7年前の4月7日は、まだ誰とも出会っていなかった。#note7周年

note7周年!おめでとうございます! わたしが今ここにいる不思議。 7年前。 わたしどんな思…

あの人の名前をみても、漢字が並んでるだけだって思えるようになった。

その人の名前をみるたびに、どこかで心がいやに、 微動する感じがむかしはずっとしていたのに…

歌詞のない曲に、ひたひたに身を染めて。

今日はとても晴れていた。 そして今のわたしには何か吐露したいことなど なにもないので。 なにを書こうとか躍起になっているじぶんに 落ち着けよって言った。 ただ、春なのだなってことを今日は 身体で感じていた。 無理に書かなくていいのに、書いてしまうことが あって。 そんなものを書いてしまった後、かなり落ち込む。 そして空を見上げた。 なにもかもを言葉にしようとするなってたしなめた。 わたしの見上げた空には雲が一つもなかった。 春があんなに嫌いだったのに

わからない。って言ってこなかった。わからなかったのに、言えなかった。

小さい頃、学校の授業を聞いていてあまり わかっていなかったのに、わからない人って 先生が…

鬱っぽいのに笑いたくて、落語を聞いたあの春の日よ。

どこか雑踏でも駅でも思いがけず誰かと 出会いがしらするときって、ちょっと 困ってしまうけ…

卵の殻を破壊せずに生まれてみたい。

料理はあまり上手じゃないかもしれない。 誰かにふるまうことにちょっと自信がない。 だから…

春は、まっすぐ誰かのことを想ってみたい。

春っていつも春から逃げてたなって思う。 春が通り過ぎるのをいつも待っていた。 春が過ぎさ…

書く時の救世主が、PR誌『花椿』だった。

note以外でも月に3度ほど日記を書いている。 もう20年ぐらい前から。 これが書けない。 書…

大人になっても「素直な心」じゃだめなのか。

部屋のベッドの後ろ側に本棚を置いていたことが あった。 その前にに立つと、いつも忘れてい…

いくつまで書いてるんだろうって、ふと思った。

なにかを創り続けるってなんだろうって最近思う。 書き続ける。描き続ける。撮り続ける。 こしらえ続ける。 この続けるということのエネルギーを知りたい。 わたしが存じ上げているなかで一番年上であった 芸術家の篠田桃紅さんが先日、107歳の天寿を 全うされたことをニュースで知った。 いちど、彼女の作品をみたことを想いだして 昔の日記をひっぱりだしてきた。 みなもと。 『The Source』というタイトルの抽象画の作品を 目にしたときのことが綴ってあった。