[ Vol.8 ]バズ技④ インフルエンサーのお力を借りよ!
四六時中TwitterとYouTubeとInstagramとAbemaTVとPopteenを見ている私(バズ麻呂の「ズ」担当)が教えるバズ技Tips④「インフルエンサーの力をお借りせよ」です。
インフルエンサーってだれ?
だれもが発信者になれるこの時代。
ですが、SNSには、無数に細分化されたカテゴリごとに、無数のインフルエンサーとフォロワーが確実に存在していて、時にはマスメディアで活躍するタレントよりも高い熱量でファンからの支持を集めていたりするんです。
インフルエンサーマーケってなに?
広告といえばスキップ。秒でスキップ。
もう!企業が直接言っても聞いてくれない!だから、特定のターゲット層に影響力の高いインフルエンサーの力を活用し情報を拡散することで、企業のブランドやメッセージの浸透、製品の認知向上をおこなうマーケティング施策です。
インフルエンサーマーケのポイントは?
まずはインフルエンサー選び。ポイントを3つにまとめました。
だって、これこそが彼らの存在意義だから…
①狙いたいカテゴリにおけるファンを抱えていること
②ファンの熱量は高ければ高いほどよい
③ファンの数が多いインフルエンサーであれば、波及力も比例してあがっていく
- で、インフルエンサーをどう活用したらいいのよ?
- インフルエンサー施策やったことあるけど効果感じなかった
はい、そんな方。そうです、いいインフルエンサーを選んだ上で、インフルエンサーのチカラを最大限に発揮させる設計こそがめっちゃ大事!めっちゃむずい!たぶん正解はない!
もうこれは色々あるんですが、ひとつ、Twitterで瞬間的にバズらせたい(≒できればトレンド入りたい)ときに、着火剤としてのインフルエンサー活用設計っていう考え方が面白いと思っていて。
設計のポイントは1つだけ。
①一斉に投稿させること。
(※トレンド入りを狙いやすいタイミング、などのTipsについては、過去記事を参照ください。)
このポイントを活用し、世間で話題になった成功事例を見ていきましょう。
ケース①ロッテ/雪見だいふく/#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙
結果として、約11万票を集め、話題になったこの施策。注目したいのは、情報解禁日のインフルエンサー一斉投稿です。
話題になったカテゴリをいくつかピックアップしました。他にもアイドルやVTuberなど熱量の高いファンが集まるカテゴリを押さえていて、Twitterを網羅するような設計ですね。
カテゴリA. 漫画家
カテゴリB. 声優
カテゴリC. 大喜利
さらに、Twitterで人気のある企業の公式アカウントも自発的に(?)乗っかっています。
ケース②日本財団/10億円会議キャンペーン/#にっぽんざいだん #10億円会議
次の事例は「社会課題を解決するアイデアを募集する」というソーシャルグッドなテーマ。ともすれば敬遠されがちな"まじめ"ネタですが、こちらもインフルエンサー一斉投稿でトレンド入りを果たしています。
インフルエンサーはYouTuberに特化しており、若年層をターゲットにしていることが明確ですね。
さらに注目したいのは、ファンのリプライ。
インフルエンサーの熱量に反応して、しっかりメッセージを受け止めるとともに、応援の気持ちを表しています。
インフルエンサーマーケの肝は、人選と設計
インフルエンサーの存在意義は、ファンからの高い熱量。
そして、それを最大限に発揮する手法のひとつとして、一斉投稿をご紹介しました。
ファンの熱量があるからこそ、ひとが反応する。
ファンの熱量があるからこそ、メッセージがしっかり伝わる。
執筆:バズ麻呂の「ズ」担当