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空想バトル ドリモン 02

タツヤ『2人ともやりたいんだね。。。だったら僕が審判をするよ』『コウガくんルールはわかる?』
コウガ『知らねーぜ』ドヤァ
タツヤ『やっぱりマニュアル読んでないんだね』汗『じゃあ簡単に説明するよ』

『この空想バトルというのは[ドリームモンスター]通称『ドリモン』を作り出して、強さをアピールし合い、空想ベクトルを合わせた状態で戦わせる。』
『つまり空想を共有して同軸空間を生み出し、全てをシンクロさせた状態で技を出し合い戦う
[ドリームモンスターズ・アルティメット・マインド・バトル]なんだ』キリッ

コウガ (半分何言ってるかわからんが、小学生のごっこ遊びか?脳内、、、、バトル!?)汗

タツヤ『、、、で詳しいルールだけど


  1. 合図とともに紙にモンスターを描く

  2. 3分後お互いのモンスターを見せ合いバトル開始

  3. 完全に倒すか、一方が負けを認めて敗北宣言をして試合終了

空想ベクトルを余りにも逸脱した場合は反則負けとなるから気をつけてね』

コウガ『描くの3分しかないのかよ!』
マサヨシ クスクス『怖気付いたか?』クスクス
タツヤ『だから基礎練習から始めないと難しいんだよ』汗『そこからの戦いも慣れていなければ一瞬でケリがついてしまうこともあるんだ!それでもやるのかい?コウガくん』

コウガ 『煽って来やがるじゃねーかぁ』汗
(妄想陰キャバトルに興味はねーが、ケンカ売っといて逃げるはねぇ!逃げるは、、、、ねぇ!!!)

『やってやるよ!』ビキビキビキッ!!!

マサヨシ『やっぱおもしろいヤツだな』クスクスピキピキッ

タツヤ『わかったよ。じゃあ、この紙とペンを、、、コウガくんには僕のペンを貸してあげるから』
『それぞれの机の上に置いて何も触れないで立ってね』

ガタガタガタッ コンッコンッ

『2人とも準備は良いね』

コウガ 『俺はいつでも良いぜ!』(初体験てのはいつもドキドキだけどよー、、、戦いの前はいつもワクワクして来やがるぜ!そして何がなんでも俺は、、、勝つ!!!)

マサヨシ『おもしろい戦いしよーぜ!』クスクス

タツヤ『じゃあ!いくよ!』

『レディィィィィイイ!!クリエイションッ!!!』

コウガ『ウォーーーーーォオ!!!』
ガッガッガッガッ

タツヤ(凄い気迫だ!完成前から圧倒されそうなビリビリとしたオーラが伝わってくる!、、、初心者のはずなのに、、、そのドリモンの姿に期待させられる!)ジュルリッ

マサヨシ クスクスクスクスクスクスッー!!!

タツヤ (マサヨシくん、、、珍しく楽しそうだ、でもなぜこの勝負を受けたのかわかる気がするよ、、、一年代表としての強さを見せてやれ!)

ー3分後

タツヤ『エェェェェンド!オォォォプーーーン!!』

バッ!!!
お互いのドリモンを見せ合う両者

マサヨシ(こいつ本当に素人か?強そうなドリモンだ、、、しかし)

コウガ『行けぇぇぇぇえ!ドラモンパーーーーンチ!!!』

マサヨシ『なに!?』

コウガ(相手の妄想はよくわかんねーけど、ケンカは先手必勝だぜ!)

ガキーーーーンッ!

マサヨシ『あまいな』クスクス
『俺のアイロンモンは物理技に対して最強の防御力を誇る鋼鉄の鎧を纏っているのだーーー!!!』キリッ
コウガ『なに!?』
『だが、守ってるだけじゃあ勝てねーぜーーー!』
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
『ウラウラウラウラウラウラウラーーー!!!』
タツヤ『もの凄い連打だ!』汗
マサヨシ (このままでは腕力で押し潰される!まさか?)汗

『ふざけるなーーーーっ!』ビキビキ
ジャキーーーンッ!ザシュッッッ!!!

コウガ『つッ』汗
タツヤ『ドラモンが一瞬で深い切り傷を負っている!?』
マサヨシ『鋼鉄なのは鎧だけじゃない』ふしゅーーー
『コイツの武器は全てを切り裂く鋼鉄の刃だ!』
『攻守逆転だな!行くぜっ!』
[スピントルネードアイロンエッジ!!!!]
シュルルルルルルルルルッ!

コウガ『なんだこの技は!?』汗
タツヤ『まさかもう必殺技をっ!!』

マサヨシ『鎧と刃を持った体を回転させることでお前の攻撃が届く前に切り刻まれる攻防一体の技だ!』クスクス

コウガ『やるじゃねーか、、、』汗
(これはなんとかしねーとやべぇな)
『だが、そんなスピードじゃあ当たらないぜ』
マサヨシ クスクス『この必殺技の恐ろしさを教えてやろう』
ギュイィィィィイイン!!
コウガ『なにぃぃぃいいい!』汗
『スピードが上がっただとーっ!』
マサヨシ『時間を追うごとにどんどんスピードは上がってくぜ!』クスクス
『さぁぁぁあどぉぉおすぅるぅぅあ?コウガぁぁぁぁあ!!!』ビキビキッ

コウガ 『飛べっ!ドラモン!』
マサヨシ クスクス『そのガタイの良さはパワーはあるがその分重さもある。その小さな翼では長くは飛べないはず。手負いの状況では尚更のこと』
ドヒューーーン!!!
マサヨシ 『どうして飛べるんだ!!!???』汗
タツヤ『まさか脚力だけで、、、あんなに高く!!!』
マサヨシ『しかしそのままでは落ちるのみっ!』
コウガ『良いんだよ、、、これで、、、』
『やってみるか必殺技ってヤツを、、、!』
マサヨシ『一体何を、、、』ビクッ

コウガ『行くぜぇぇえ!相棒ぉぉお!』ピキピキ

[レッド・メテオ・ダイブ!!!!]

ドゥオゴォォォオオオ!!!


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