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空想バトル ドリモン 03

タツヤ『超高空からの急降下キック!?なんてスピードだ!それにこの技は計り知れない威力を秘めている!!』汗
マサヨシ『所詮は物理攻撃!』汗
『ただの飛び蹴りにこの攻防一体の必殺技は攻略不可能!』クスクス
コウガ『ドラモンをなめんじゃねぇぇええ!!!』ビキビキッ

ヒューーーーッ

ドゴーーーーォォオオオンッ!!!

バキバキバキバキッ、、、、

マサヨシ『なん、、、だとっ!?』

コウガ『確かにあんたの必殺技は隙がねぇ』
『でもな、、、あんだよ、、、弱点が!』
『回転の軸の部分にな!』キリッ

マサヨシ『確かにそこなら回転している刃に斬り刻まれることはない、、、しかしそこにも鋼鉄のツノが、、、』ビクッ 汗

コウガ『もちろんこっちの足もタダじゃ済まねぇ!それでもこっちのダメージより、相当やべぇのがおもっくそはいったろ?』ドヤ
『ふぅーーーー、、、俺の、、、勝ちだな』汗

マサヨシ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

『ギャハハハハハハハハハハッ!』


コウガ『どうした!?いきなり!?おかしくなっちまったかよ!?』
タツヤ『マサヨシくん!?』汗
『やっぱおもしろいなー!コウガーーーー!!!』ビキビキビキビキッ
コウガ 『!!!』ビクッ
マサヨシ『隠し能力(ヒドゥンスキル)発動!ギャハッ!』
コウガ『ヒドゥンスキルだとっ!?』汗

シュンッ シュンッ シュシュンッ ザシュッ!
シュンッ シュンッ

マサヨシ『スキルの名はフェザーフリーク』
『鎧を脱ぎ捨てた真の姿!ギャハハッ!』
『瞬足の舞から繰り出される斬撃には手も足も出ないだろぅ?ギャハハハハハハッ!』

シュシュンッ ザシュッ!

タツヤ『ヒドゥンスキルは1試合に1度だけ発動できる、、、先にマサヨシくんが使うとは、、、!』汗

コウガ『このままだと血を失いすぎてやられる、、、』汗
『動きの速さ、、、不規則性、、、当てずっぽうの攻撃じゃ届かねーか、、、』汗

マサヨシ『ジワジワと痛ぶって楽しませてもらうぜー!おもしろいよなー!ギャハッ!』

シュンッ ザシュッ! シュシュンッ シュンッ

コウガ (ケンカだとよー、、、ピンチになればなるほど、、、何も考えられなくなって、、、)
(今は、、、不思議と、、、冷静に、、、)
(頭に血が昇ってたんだろ、、、血が、、、血!?)

ドヒュンッ!

マサヨシ『ギャハッ!往生際が悪いぞ?』
『バカのひとつ覚えギャハン?』
『虫の息のところで跳んだところでギャハッ!』

コウガ『まあ見てな!おもしれーのはここからだ!!』

『やるぜ、、、ドラモンッ!!!』キリッ
『ヒドゥンスキル発動!』

『ブラッド・ウィィィィィイイング!!!』


ブシャッ!ビュィィィィイインッ!!

タツヤ『自らの血を新たな翼に変えて、更に上空に飛び上がって行く!』

コウガ 『この翼はドラモンが傷つけば傷つくほど移動能力が上がる最後の切り札、、、伊達じゃねぇぜっ!』ピキピキッ

マサヨシ『いつのまにそんな能力を、、、ギャハンッ?』

コウガ『気付いたんだ、、、こんなにピンチなのに冷静でいられる理由、、、』
『いつも1人でいた、、、でも今は1人じゃねぇっ!』
『なぁ相棒!やれるよな!2人なら!』
『どこまでも、、、紅き翼で、、、突き進もうぜ!』

コウガ

『クリムゾン・メテオ・バースト・ストライク!!!』


ッドギューーーーーーーンッ!!!

タツヤ『この技は!?』
『まるで紅き流星の如く光り輝いて、、、』

マサヨシ

『ギャハッ!カワセッ!アイロンモン!カワセッ!当たらなければどうということは!ギャハセッ!』


コウガ

『いけぇぇぇええええーーーーーー!ドラモォォォオオオーーーン!』


ズゴォォォオオオオオ!

マサヨシ『コーーゥガーーーァァア!!!』

コウガ『マーーーーシーーーーィイイイ!!!』

ッバッゴォォォォオオオオオオンンンンッ!!!!

タツヤ『、、、勝負あり!』
『勝者、、、コウガ!』

コウガ

『うぉぉぉおおおお!』

歓喜
『、、、勝ったんだな、、、俺たち、、、』脱力

タツヤ『うん、、、見事だったよ、、、』
『まさかステージごと破壊するほどの必殺技でアイロンモンのスピードを無意味にするなんて、、、』

コウガ『ああ、まさかここまでの威力なんて俺も想像してなかった』
『これが相棒の真の力、、、俺を超える、、、負けてらんねーな俺も!』

マサヨシ『クスクス、、、おもしろかったよ、、、コウガ』ガクブル

タツヤ『大丈夫?』汗

マサヨシ『君は強い、、、だけど上には上がいる』
『強さを追い求め続けること、、、忘れるな、、、上に昇り続けて、、、頂点を目指し』
『だから、、、時には、、、パートナーを、、、』

ビリ、、、パシッ!

コウガ『やめとけ』
『そいつは紛れもなくお前の相棒だ』
『幾度となく共に戦ってきた仲間だろ』
マサヨシ『お前に何がわかる!その手を放せ!』クスクスブルブル
コウガ『一度戦えばわかるさ』
『強かったぜ、、、アイロンモン』
タツヤ『そうだよ!負けたからって自ら作り出したドリモンを破り捨てるなんて酷いよ!』
マサヨシ『そんなこと言ってるからお前は弱いんだよ!タツヤ!』クスクスブルブル
コウガ『勘違いすんな!お前のドリモンは強いが、、、お前は弱い!』キリッ
マサヨシ『なんだと?』汗
コウガ『アイロンモンは強い、だけどお前はそれを活かしきれてねーんだよ』
マサヨシ『うるさい!適当なことゆーな!』
コウガ『お前の戦術は守備的過ぎる!』
マサヨシ『!?』ビクッ
コウガ『必殺技も致命打になり辛いし、スキルもゆっくりチクチクやってりゃー逆転され易い』
タツヤ『たしかに、、、』汗
マサヨシ『そんな、、、』うるうる
コウガ『独りよがりは辞めて、もっと心を通わせて戦えば自ずと道は見えてくるだろ』

マサヨシ『、、、ごめんよー、、、アイロンモンー』泣
タツヤ『マサヨシくん、、、』うるうる

コウガ『リベンジは、、、いつでも受けるぜ!』
『売られたケンカは買うのが漢だからな!』
『もちろん負けるつもりはねぇガチンコ勝負だからな!』
『じゃないとつまんねーだろ?マーシー』

マサヨシ『ああ、もちろんだ!またおもしろい試合しようぜ!』

ガシッ

タツヤ『2人の握手が僕のイマジネーションを刺激して、新たなドリモンをクリエイションできそうな気がしてきたーーーー!!!今度は僕とやろう!コウガくん!』

コウガ『良いぜ!いつでも来い!!』

ー終

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