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ルーマニア国際結婚後、改宗した話②〜キリストさん降臨です


改宗や洗礼について前回のブログの続きです。まだの方はぜひ↓からお読みください。


またこのブログは不思議な話が入ります。普通の人は信じられない内容なので、信じられなかったら「自分は普通でよかった!」と思っててください。


その日は朝から雪曇りで、雨がちらついてました。決していい天気とは言えない空。儀式チャプター2か3くらいまで来たときに、キリストさんの前で夫と座りました。私たちの前には教会の人たちがお経みたいなのを唱えてるので、その人を隔ててキリストさんの前に座ってる状態です。

神様は、外国人であろうと言語を基本気にしません。神様にとってお気に入り言語はありますが、私が英語やヘブライ語、ギリシャ語、ルーマニア語が話せないからと言って、彼らと通じ合えないわけではないです。人間だって、ジェスチャーで通じ合えるように、なんとか通じ合えるし、神様はもっと高次元の存在なので同じ言語を持たなくても深いところで通じ合えます。

私はキリストさんに聞きました。「なんで私を呼んだんですか?」と。すると、キリストさんはいろんなことを教えてくれました。

そして「お願いがある。」とも。

キリスト教は、何個も宗派?が別れてしまって血みどろの戦いをしてるのを本当は見たくなかったし、すごく悲しい歴史がある。と言ってました。
「僕は人々を幸せにしたい、愛をみんなで分かちあいたいと思って、こうするといい、あぁするといいと教えを唱えてきたのにいつのまにか、僕の意見をベースに戦いが生まれて、とても悲しかった。
だから、僕は人々が幸せいっぱいに生活してる姿をみたい。人種関係なく人が幸せである姿をみたい。だからまずはアンジーちゃんの隣にいる人と、その周りの人と幸せになってほしい。
それと、ぼくにたくさんの世界を見せて欲しい。
旅行とか行きたいな。日本とかめちゃくちゃ興味ある。」

と言ってくれました。
「わかった!私、ギリシャとか行きたいし旅行するたびにキリストさんのおかげでこんなに人々は、幸せに生きてるよ!ってところ見せてあげます!一緒にみましょうね!でも、、どうやって見せましょ?なんか手応えが欲しい。」と言いました。

するとキリストさんは教えてくれました。
「あなたの旦那さん、いつもクロスのネックレスをしてくれてるね。それ、僕だから。一緒に旅行つれてってくれればOKだよ!」

「なるほど!!それなら簡単です!まかせて!」とお伝えしたら
「よっしゃーーーーーーーーー!」と大喜びのご様子。
するとその瞬間、さっきまで曇ってた空からなんとも美しい太陽の光がパーンと射して、教会のステンドガラス越しから瞬く綺麗な光に包まれたのでした。
その美しい光は教会にいるみんなにも伝わって、夫はとなりで「なんて美しい光なんだ」とつぶやいて私の手を握りました。

そんな素敵なお頼みのために、私は呼ばれたのだと思ったら勇気を持って改宗した甲斐があったなぁと思います。

洗礼が終わって、びしょ濡れのガクブル状態の私は臨時で用意された着替え場所(タオルでカーテンを作ったような超雑で簡単なところ)でお義母さんと夫の叔母、2人がかりで身体をバスタオルで拭いてくださり、ダブルでドライヤーの熱風を当ててくれてなんとか着替え終了。替えの靴下がないことに気づいた義母は、ご自分の靴下を脱いで渡してくれるまでした愛ある優しい神対応。

私はびっくりしました。本当の母でもないのに、つい数日前までは他人だったのにこんなに優しくできるものなのか?!と。。

ここで、断るのも申し訳なかったのでペコペコして有り難く靴下をお借りしました。
言葉は通じません。ムツメスクがthankyouなのでただただ私はムツメスクムツメスクと言ってました。

儀式が終わってからオーソドックスの宗教名でミドルネームをもらいました。
そこの教会で洗礼を受けた人は、第何番目とカウントされるんですがその数字がすごく記念すべき番号だったらしく、マリア様と意味の深い数字だったこともあり教会の方はマリアやマリー、マリアンヌなどマリアっぽい名前をつけたがってました。

けど、なんとうちのイケメン夫が直々に希望のミドルネームを決めていたらしく夫が付けてくれた名前「ジアンナ」になりました。
夫が尊敬する歴史ある学者、宗教家?かなんからしいです。あだ名がアンジーなのでやや被りますが。

ちなみになぜアンジーなのかはまた後日記事にします。

駆けつけてくれた親戚の方がお花やご祝儀をくれて私は暖房で暖められた車に夫に抱えられて運ばれました。
そう、高熱で体が動かなかったのです笑

慣れない文化、雪国での生活で体調を崩しました。元々他人との共同生活が苦手で、私の人生計画には結婚の2文字はありませんでした。同棲も嫌いでした。そんな私のことをよく理解している夫が特別に近くのペンションを2泊借りてくれて、その日は夫のご両親に気を遣うことなく夫に頼りっきりで寝込みました。


その後のこと・・・

改宗後はオーソドックスの教えは全く勉強しておらず。夫からはもっと聖書を知るべきだと言われますが、キリストさんご本人と繋がれるからいいじゃーん!と、軽く受け流してます。(儀式後にお勉強してください。と2冊の聖書を渡されました。)

夫には、キリストさんと教会で話したと伝えましたが信じてもらえませんでした。でも、とても興味深そうに聞いてくれました。

国際結婚間の宗教問題について

国際結婚において宗教上の問題は出てくると思います。カトリックでも厳しいカトリックはまだ存在するし、私が滞在したアイルランド はいまだに厳しいカトリックの方もいました。また、夫の一族もみなさん熱心なオーソドックス。もし私が改宗しないなら、結婚はできなかったというのも後日知りました。実際に夫が昔付き合ってた元カノがカトリックで、マジメな夫は結婚を考えたそうですが、彼女の一族も厳格なカトリックのため改宗ができない。と。それもあって、未来はないなと思って別れたそうです。すごいですよね。その点日本人の私たちはとてもラッキーだなぁと思います。

もちろん日本人でも厳格な仏教徒やまた別の宗教の方もたくさんおられますことも承知です。ただ一つ言えるのは、私が改宗した際に神道の神様からもキリスト様からも言われた通り、「宗教は人々を幸せにするためにある」ということです。天の大いなる存在方はただただ、私たちの幸せを願ってるのです。だから、もし国際結婚で改宗が必要になった際は、重たく考えず、争わず、ただ幸せになる大きな一歩だと踏み出されることを願っています。


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