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ルーマニア 国際結婚後、改宗した話①〜不思議なお話

ルーマニア式のcivil婚が終わり、私は改宗しました。

国際結婚するには、宗教問題はかなりの確率で出てくると思います。その点、私は宗教にゆるゆるな日本で育ってよかったなぁと思います。

アンジーさんの実家は、お家に仏壇と神棚があるタイプのごく普通なごちゃまぜ教。死んだら仏教、死んでやっと自分の宗派がわかるくらいのゆるゆるです。
個人的には神道の神様が大好きで、神社大好きです。なので基本的に私は神道ですと言っていました。

ここからは、不思議な話が入ります。普通の人はわからないので、わからなくて正解だし大丈夫です。「おれ、普通の人でよかった〜」と思っててください。

ある日を境に、私は神様とお話しができるようになりました。ある日っていうのは、それまでも声とかは聞こえてるんだけど、それが誰なのかわからないのでずっと無視してました笑
神を無視する女、アンジーすごくないですか?笑
みんな聞こえるもんだと思ってましたが両親や周りの人を見てるとどうやらその声は聞こえてないようなので、自分の思い過ごしかな。と考え、いつの頃からか無視してました。

ですが、斎藤一人さんに出会って私が聞こえてたのは神様の声だったのか!と気づき、それからは今まで無視してすんませんでした。と謝ってから会話ができるほどになりました。すごく優しくて面白くて愉快な神様なんです。
私はその神様が大好きなのですよ。
神社に行って祀られてる神様たちにお参りするとなんだかすごく懐かしかったりそこにお祀りされている神様が昔からの友達のような感覚になるので、個人的には神道の神様が大好きなんです。
お寺や教会とは別の感覚です。

ですが神道のアンジーさんは、結婚することで夫が崇拝するキリスト教のオーソドックス、日本語で言うと正教にならなければなりません。改宗するには教会で洗礼をうける必要があります。かなり大掛かりな儀式なので、予想外のイベントにひとりで少し戸惑いました。正教になったら、大声で私は神道です!とは絶対に言えなくなる。それが寂しかった。欲を言えば一時帰国したら神社で結婚式挙げたいなとも思ってもいました。それくらい大好きな神様から実質的に離れなければなりません。そして私は、神様に相談しました。
話を聞いてくれた神様たちはとっても優しくてこう言ってくれました「行っておいで。幸せになるために生きてるんだから、宗教にしばられて結婚を辞めて新たな幸せになるチャンスを諦めるのは良くないよ。宗教は人を幸せにするためにあるんだよ。神社はどんな人でもウェルカムだし、たとえアンジーちゃんが他の宗教になっても神様は変わらずアンジーちゃんのそばにいるから、大丈夫ですよ。キリストさんの力も借りてパワーアップしちゃいな。」と言ってくれたので、私も安心して改宗ができました。

お義父さんが、個人的にお気に入りなのか思入れのある古く歴史高い教会で洗礼の予約をとってくれました。夫宅から車で1時間半の山奥で、電波も圏外でした。

極寒の雪国で、教会に用意された温水プールに浸かります。
プールに入る前に白い服を着せられて、ルーマニア語と英語で誓いの書を読んで、教会の人が歌ったり煙?焚いたりどんちゃんやって、そのあとプールに浸かります。
クソ寒かった。笑
私は前日から高熱を出していて、意識朦朧とした中の洗礼でした。
より一層浄化されたんだと思います。

まるまるプールに浸かります。なんなら教会の人たちに頭を押し付けられて水の中に沈められました笑

ビッショビショのビチャビチャです。
夫からは「プールから出たらすぐに着替えれるから、風邪も悪化しないと思う。」と言われてましたが、ビショビショ状態でも儀式は続き、40分くらい歌ったり本読んだり、キャンプファイヤーの時みたいな手をつないで円をぐるぐる描きながら踊る、みたいなことしました。
びしょ濡れで。ガクブルしながら。笑
どうせ熱あるから、これ以上悪くならないだろうなと思ってたので、無心で踊ってました。

つづく

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