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129,「答えはいつも風の中」にあるんですって

生暖かい風に包まれたとき、なんとも言えない温もりと心が安らぐ感覚になった。

感覚的、、感覚的に、、"龍がいる" と感じた瞬間だった。

そして”glastonbury torに行こう!”と呼ばれてるような気になった。

その時だった。

!!!!

「私が今日、寝坊をしたのは、このツアーから離れやすくするための布石だったのか!!!!」

と気づいて、一気にスッと朝からの出来事が腑に落ちた。

もし、朝お利口さんに現地時間で集合して一緒に観光を始めていたら、きっと私はチャリス・ウェルの20分しかない自由行動にかなり不満を抱いていただろう。glastonbury torも、登りたいのに遠くで眺めるだけ。

でも、その不満を抱いたとしても、途中下車する度胸は私にはないと思う。帰れるか不安だし、小さな団体から突然、途中下車します宣言は、やや恥ずかしい。。。

でも、寝坊したおかげで
・一人でここまで来れた=一人でも帰れる
・さっき途中参加したばかりだから、抜けやすい。

とにかく”抜けやすい”というシチュエーションが出来上がっていた!!

しかも、何かに呼ばれてる。多分、その何かは龍神様。

神様は、なんて優しくて粋なんだろう。そんなやり方でレールに私を乗せるなんて凄すぎる。。
これは、行かねばならん!!!!


お昼休憩の後、ガイドさんに相談してみようと心に強く決めた。
あとは、途中下車ができるっしょ!と自分にポジティブな理由を並べて、自分を後押しして応援してた。例えば、こう。。。
・返金や一切の責任は問わないので、途中下車することでツアー会社には迷惑かけない
・チケット制のツアーはグラストンベリー修道院が最後だから、予約チケットや団体対応してくれてる観光先の方にも迷惑をかけない。

・てか遅刻して怒られなかったから、途中下車しても怒られない
いや、怒る理由がない

などなど。


※アンジーさんは、意外にもとっても小心者なんです。。。


そしてグラストンベリー修道院にむかうことにした。気分はこんなん↓

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心を強くして歩き出した途端、龍の置物に遭遇した。うわ!龍神さんがいる。ここにいたんかい。って感じだった。

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ヨーロッパではドラゴンは怪物で悪者扱いされやすいけど、珍しく中国系統のガチな龍神さんに遭遇することになるとは・・・4本爪の龍だから貴族のかなり位の高い龍神様。

驚いた。

気合を強く強く入れて、グラストンベリー修道院の集合場所に向かうのであった。


つづく

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