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91.経度0度のGreenwichと天使の音楽

昨日のノッティングヒル散歩で見つけたアンティークのコンパス。蓋にはLondonと刻み込まれていて、ゴールドでとても可愛く一目惚れして買ってしまった。

この日から持ち歩き始めた。
前から気になっているエリア、Greenwichに初めて行ってみた。

この出っ張った部分はワンコの舌べろに見えることからIsle of Dogs(アイルオブドッグ)と呼ばれる。テムズ川を挟んで、グリニッチ天文台が高台にある。

グリニッチは、とても空気がおいしくて静かで綺麗だった。
それと有名なのは経度0度の天文台がある。西・東がここで別れるらしい。しらけど。

映画ブリジットジョーンズにもちょこちょこ撮影地で使われている場所。

向こうにみえるのはカナリーワーフ。金融系会社が集まったビル街。ロンドンには高層ビルが少なくて、カナリーワーフはロンドンでは珍しいビル街。

この日を境に、グリニッチとカナリーワーフが大好きになり、いつかここに住みたいと思ってグリニッチ公園からカナリーワーフを眺めていた。

カナリーワーフは東京丸の内や大阪中之島みたいな洗練された空気感。綺麗で治安がめちゃくちゃいい。
オフィス街でもあるけど、超高級住宅街でもある。

いろんな想いをノートに記して、自分を落ち着かせる。
そして、近くの教会でクラシックコンサートがあり聴きにいった。

教会の中の音響が美しく、とても豊かな時間が流れた。
音大生と、プロのコラボ演奏のようで学生仲間であろう人もたくさんいた。
ここの教会は木製の部分が多くて、音を吸い込みやすく一段とまろやかになりそうな印象。
木製の楽器と相性がよくて、コンサート中は天国みたいだった。
教会って、音楽を奏でるのにもぴったりの造りをしてることが多い。
聖歌を歌うことが多いかららしい。
音が鳴り響いて重なり合って、そこにいる人の倍の音が出ると、エンジェルが現れると考えられてると聞いたことがある。
なんで、バッハの曲とかは、音が重なった時に音楽の最大の力が発揮できるように作曲されてたりするらしい。

ちなみに神社や寺ではお経、祝詞や神楽が主流で楽器そのものが倍音まみれの楽器。一つの楽器から3倍4倍の音が聞こえる仕組み。その場の音響関係には左右されない。

話が逸れてしまったけど、音楽は天使や神様が姿を現す1番簡単な方法だと思ってる。

その天使にこの日は会えた。極上の音楽に触れて、とても幸せな夜になったのだった。


プロポーズまであと435日



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