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62.ドリームトラベルが終わる

今日でこのスコットランド・ノースイングランド旅行は終わり。


朝起きてから、荷物をまとめてB&Bを出る。
駅の近くで荷物預かり場に行き、スーツケースを預ける。ちなみに荷物預かり場はleft luggageと表記される(ヨーロッパ圏は。アメリカは知らないです)
Googleで「left luggage near me」と検索すれば、最寄りの荷物預かり場がヒットする。


身軽になってから、またヨークの中心街をぶらぶらした。


同じメキシコ料理屋さんにもまた行って同じメニューをまた食べた。笑


結局中心街しか把握できなかったけど、中心街の雰囲気が好きだった。
正直ロンドンの中心街、レスタースクエアとかは苦手。渋谷的なガヤ具合なので。。

ヨークの中心街も同じだったら、ちょっと滅入るなぁと思ってた分、とても上品な印象があった。

あ、でももちろんロンドンにも上品なエリアはあります。


けど、とにかくヨークはとてもいい街だなぁと思った。

いろいろ思いを馳せて帰路につく。
荷物預かり場のお兄さんから、カバンを受け取る。

「国に帰るの?」
「ロンドンに帰ります。」

「学生?」
「はい。」

「なら、いつか国に帰るんだ」

「9月に帰国予定だけど、その後また戻ってきます。」

「ならまた会えるかもしれない?」

「ええ。多分」

「なら、君にはグッドラックのまえに、See You laterって言っておくよ。またいつかすぐ会えること願ってね。」

私も「See you Later」といってその場を後にした。

日本語にするとキザだけど、英語じゃ普通なんだよなぁ。これが。
すごいキザ。笑

電車にのって約2時間。ロンドンに到着。

そこから地下鉄とバスを乗り継いで家に着いた。


家に着くと、ハウスマザーが血相を変えていた。
私が数日間無断でいなくなったことに大そうご立腹だった。

いつも朝早いし帰りも遅いからマザーと顔を合わせることもないので、旅行にいっても気づかないだろうと思って旅行のことは伝えてなかった。

それと、私がウィーン旅行終わりの時に、ハウスマザーが今度旅行するときはこれ使いなさい。いつでも好きに使っていいからね!と、私の部屋に置いておいてくれた旅行カバンを、今回の旅で使っていたことに気付き、倍増しで怒ってしまった。

「勝手に旅行カバンを使って!!一言貸してくださいっていいなさいよ!!!!それは私のなのよ!!!」

とめちゃくちゃ怒ってくる。

怒られたことに驚いて、わたしは何も言えず、黙り込んだ。
最終的にバーン!と大きな音を立てて、リビングのドアを閉じ、閉め出されてしまった。

とぼとぼ、部屋に戻る。


なんで、私が居ないことに気づいたんだろ?という謎はすぐにとけた。
部屋を空けていた間、ハウスマザーが私の部屋に侵入した痕跡が残っていた。

服の位置が変わっていたり、アクセサリーボックスの中身の配置が少し変わってたりしてたからだ。なにか盗まれたりはしてなかったけど。
なに勝手に見てんねん笑

時々ハウスマザーはヒステリーになり奇行に走ることがあった。またそれだろうな。と冷静に理解して、その日は幕を閉じる。

私が過ごした静かな空間は幻となって、また外の大通りがサイレンや車の音でうるさかった。

けど、たくさん神様から慰めてもらったり元気をもらったので、この日を境に騒音が前ほど気にならなくなった。


プロポーズまであと466日

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