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35.ロンドンでPaulWellerとハグした奇跡の話

私は学校をサボった。

ブライトンに行って帰りが朝近くなっていて、疲れていた。からではない。
そんなんで休んでたまるか!バカタレ!

この日は、ロンドンのSOHORADIOというスタジオに、MODSロック界のスーパースター!PaulWellerがラジオで生配信ライブを行う日。もしかしたら収録観覧できるのか?と思いラジオ局にいくため、学校を正当な理由でサボったのである。

お昼12時半から配信予定。

SOHORADIOがどこにあるかも知らなかったし、とりあえず30分前くらいにその場に行けば、状況がわかるかな?と思って、セントラルへと向かった。

小さな小さなラジオ収録場。「へーあんなところにあるのか。」
と、ちょっと遠くから眺めていた。

5、6人スタッフなのか私みたいな野次馬ファンなのかわからない人だかりがラジオ局の前にできていた。

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同じくちょっと遠くから、日本人の男の子が私と同じようにSOHO RADIOの様子を伺っていた。
なぜだかわからないけど、一目見て「あ、日本人だ」ってわかった。

「PaulWellerのラジオ聴きにきたんですか?」と日本語でいきなり話しかけてみたら、いろんな意味で驚いてた。笑
日本人と見抜かれたこととか、女子アンジーの口からPaulWellerが出ること、っていうよりもいきなり外国で声かけられてること。

ちょっと彼はあたふたしながら、「そうなんですよ。でもどうやって聞けるかわからなくてここまできちゃいました。見れるんですかね??」

と迷子の様子だ。

「スタッフっぽい人いるから聞いてみたらいいんじゃないですか?」
「え、でも僕、英語話せないんですよ。。。」
「大丈夫大丈夫〜」

アンジーさんは、なぜか動揺せずサラサラとスタッフさんの元へ行き、
ラジオ収録は外から観覧できるのか・スマホだとどうやって聴くのかを聞いてた。
すごくナチュラルに聞いていた。

私の英語力!すごい成長してる!!

結局、観覧はできないし外にいても完全防音してて音漏れもない。のだと。
公式フェイスブックにライブ生中継のリンクが貼られてるからそこから聞けばいいよ。

と教えてもらって、日本人の彼にも通訳した。(アンジーさんやるやん笑)

彼と、PaulWellerかっこいいですよね。からはじまり、ファントークをしてラジオが始まるのを待った。
彼はたまたま仕事の出張でロンドンに2週間来ていて、今週中には日本に戻るのだと。

すると・・・

あれ?

あれれ???

30m先から男の人が一人でふらっとタバコを吸いながら歩いてきた。。。

ぽ、、ポ、、、、、PaulWellerだッッっ!!!!!!!!!!!!!!

なんてこった!!!!PaulWellerがこちらにくる!!

え、、話していいのかな??

とあたふたする日本人2人。笑

でもアンジーさんこういう機会には妙に慣れてて、憧れの芸能人とか見つけると声かけちゃうタイプなんです。
(※心の底から憧れてないと声かけません。ちょっと顔知ってるくらいだったらスルーして見守ります。)

「Hi Paul!!!!!!!」
と迷ってる間に私はあのPaulWellerに声をかけてた。

目の前にポールがいる!!!ほんとにフレペ着てる!!!背高い!かっこいい!!!!!

心臓がバクバクした。

私は日本人で去年の日本ツアーに行ったこと。最近出すアルバムがどれも最高すぎること。次回作も期待してること。
それとあなたは私のヒーローです!

ということを精一杯伝えた、

「日本ツアーどこの公演見に来てくれたの?」

「大阪です!」

「大阪の商店街で少しあそんだよ」

「心斎橋ですね!インスタでみました!本当は会いたかったです。」

「でも今日会えたからよかったね」

と、、。

PaulWellerと会話したのでした。。。。
英会話だよ!英会話!!!

いつも持ち歩いてる手帳にサインをもらって、スマホで2ショットを撮らせてもらいました。

スクリーンショット 2020-09-16 13.34.27


思いっきり抱きつきついて2ショット撮りました。最高でした。
PaulWellerに力強く肩を抱かれ引き寄せられ。。。

もうたまらんでした。

日本人の男の子のおかげで、スマホ2ショットが実現しました。彼に感謝です。

そして、PaulWellerに
「彼も日本人で、あなたのファンなんです。」と伝えたら、ポールは喜んで彼と握手してた。

彼も持っていた鞄にサインを入れてもらい、2ショットをキメた。

「本当にありがとうございました!ラジオ収録聞いてます!!」

と伝えて、ポールも笑顔で手を振って、スタジオに入っていった。

うわあああああああ

と心の叫びが止まらない!!!

日本人の男の子と、喜びを分かち合う。
彼は「僕一人だったらまず声かけれないから本当、奇跡おきました!最高のお土産になりました!ありがとうございました!!」と
言ってくれた。

本番直前でも、そんなファンサービスをしてくれるポール・ウェラーは偉大だし、ロックヒーローの鑑だと思います。

その後、ラジオを聴くためスマホが充電できるカフェに入ってじっくりと聴きました。DJとのインタビュートークもおもしろいしかっこいいし、新曲のこととかこだわりも聞けて、次回作の期待が高まりました。

PaulWeller公式フェイスブックにも収録内容の一部が掲載されてるのでぜひ!これは生ライブ前の音合わせ。優しく指示する感じ、大好きです。
あぁ、この日のPaulWellerに私は会ったんですよ!!!

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「ロンドンに行ったら、PaulWellerに会いたい。」

ロンドンでの最大の夢でした。留学生活が開始してまだ3ヶ月経つ前にこんな夢叶うんです。

ロンドンの無限大な可能性の凄さ。私は心の底から、イギリスは私にとって夢の国だと信じて来ました。
その期待を全く裏切らないこの国。このエネルギーの強さ。本当にすごい。

そして、インスタに2ショット写真をアップしたらなんと!

PaulWeller公式アカウントからタグ付で2ショットの写真がシェア投稿されたんです!!!!

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世界中の人からコメントをもらって、わざわざ私のアカウントまで飛んできてコメントやDMをくれる人がたくさんいました。

「おめでとう!」「ポールも嬉しそうな顔が見れて、こっちも幸せ!」「なんてラッキーガールなんだ!!」などなど。

平凡な普通の日本人が、こうしてスーパーヒーローに会えたこと。
へんてこりんな日本人のファンを本番前でも暖かく迎えてくれたPaulWeller様のお心の広さに感謝です。

実際に、今も英語で苦しくなったときや、私何してるんだっけ?と落ち込んだ時は、PaulWellerの音楽を聞いて自分を奮い立たせています。

PaulWeller、、、一生ついていきます!!!!

プロポーズまであと491日

PaulWeller、かっこいいからみて!

The jam時代の若かりし頃は、もう王子様。バッキバキのロックだけど、美しいお顔。大好き。個人的にはPaulWellerがThejam解散後に組んだThe Style Council期にハマりました。ポップでかっこいい。昔も今もずっとかっこいい。

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