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繊細さんの子育てと仕事の両立を目指して10年

我が家の子供は2人いて、上の子は「繊細さん」だ。

一才半まで1時間半以上続けて眠ることなく、すぐ目を覚まして泣いていた。

夜中はずっとおぶって、リビングの部屋を歩いてやっと寝たかと思って降ろすとすぐ泣き出した。
敏感さは一才半を過ぎても収まることはなく、折々ではっきりとしていった。

多分この子はサポートが長くいるだろう。この子が手を離れてから仕事を再開しようにも、その時働きたくても年齢的に就職は難しいはず。

ならば個人事業主として自分でスケジュール管理しやすいようにと働き続けてきた。

しかし最近、今までのやり方に限界を感じることがあった。

個人事業主であろうと、人や組織と仕事をしたら、どうしても時間の制約が生まれる。

Zoomであろうとリアルタイムであろうと打ち合わせ時間はある。

決まった時間に起きて登校、決まった時間に予定していた手段で帰宅できない上の子のサポートのために、変更をお願いせざるを得ない。
下の子の予定変更にも各方面へと手配がいる。
そしてそれは頻繁で不規則だ。

予め事情を伝えていて了承されていても、そんな働き方を10年続け、自分自身がもういっぱいいっぱいになっていた。

「気にしないで」と言われても気にしないようにはなれなかった。
積み重ねたぶんが消えない。

いつも打ち合わせの前日から当日何事もなく終わるまで、ずっと緊張していた。

そしてその糸が「もうアカン」と切れてしまった。
この先もそっちで頑張ると体にきそうというか、とにかくこの状態が続くのは単に嫌になった。
気持ちの問題だ。

時間の制約がなくて、仕事になりそうなことはいくつか思い浮かぶ。
コンテンツに特化していたこともちょうどよかった。

起業したての頃では無理だったかもしれないが、今なら可能性はゼロではない…と思う。

夏がちょうどよいタイミングだったので、そこから本格的に進行方向を変えていくつもりだ。

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