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自分の夢を叶えてあげる。ただ、それだけで良い①

夢と言ってもそんなに大げさな物ではなくて。
もっと身近な物の事。

例えば、ダンスとか、歌とか、お芝居とか。
ホノルルマラソン走るとか、クラブに行ってみたいとか、一人旅してみたいとか。
な~んかずっと気になってるんだけど、恥ずかしかったり、勇気がなくてできなかったり、年齢的にもうダメと決めつけていたり。
ずっとチラついてるくせに、色々言い訳をして「別にもう興味ない」と自分に言い聞かせている。
こうゆう事ってみんな結構あると思うのだ。

私の場合、これがダンスだった。
noteの過去の記事にも書いたけど、
実は小学生の時からず~~~~~っとやりたかった。
でも下手な自分を見るのが耐えられなくて、恥ずかしくて。
ずっとこの気持ちにフタをしてきたの。
そして気が付いたらすっかり大人になっていた。

ここで出てくる「年齢問題」
絶対コイツって出てくる!!!
なんなら、女性なら多分大学卒業したてくらいから意識し出す
人も多いのではなないだろうか?!
まだ、たったの23歳なのに!!!!!!!???????
激若!超ヤングなのにだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう25歳になってしまった。今更留学したってもう遅い。
英語喋れないし、知り合いも一人もいない。そうゆうのは学生時代からホームステイとか行って、有名大学行ってる優秀な人だけが行けるものだし。

とか

本当はHIP-HOPみたいなダンスずっとやりたかったけど。もう年齢が年齢だし。今更そんなの恥ずかしすぎるから、フラダンスにしておこう。
おばさんも参加していいのはフラダンスよね。やったらやったで楽しいよ。
きっと。年齢的には、それしかダメ。同じダンスでしょ。それがいいよ。(決してフラダンスを馬鹿にしている訳ではありません!あれめちゃハードだし、超お腹使うから!!ハワイに住んでいた身としてはかなりリスペクトしてます)

とか

別に誰に何を言われた訳でもないのに勝手に自分で選択肢を狭めているんだ。年齢問題を軸に考えていると
「学生時代にできなかった物はもうダメである」
みたいな事になってきちゃってるけど、それって人生のめっっっちゃ短い期間しか生きてないのと同じじゃね!?
自我がしっかりしてくる7歳~大学卒業までと考えると23歳まで。
人生約17年のうちにやっていなかった事はもうOUT~~~~~って。
あとの残りの人生は過去の自分を悔やみながら生きて下さいって。

ヤバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

実際学生時代は親や学校に管理されている訳で。
お金も出してもらわないとだし、部活もあるし、テストもあるしで実際自由な時間なんてほぼないのだよ。
だから学生卒業して自由になってからが本番なのよね!!


そして私はついに覚悟を決め、33歳にしてダンス教室に通い始めた。
(ここら辺については過去記事をお読みください。)
通い始めて1ヵ月半経ったころ。あるお知らせが配られた。
「ダンス発表会やります。出演者募集。参加費25,000円+通常レッスン料」

ぉお~すごい!ダンススクールって感じ!
上手い子達はみんな出るのかな??かっこいいな~。
通常レッスン料にプラスで払ってまで出たい物なの?!
でも当日見に行きたいな!先生たちにバレないようにこっそり見に行こうかな。
って思って、完全なる他人事だった。
何なら、このダンススクールに思い入れがあると思われたくなくて、発表会もコッソリ見に行こうと思っていた。笑

それから何度か単発でダンスレッスンに通い、雪の降る夜道を一人歩いていた日の帰り道。
今日も楽しかったな~☆案外踊れたな~☆ちゃんと踊れたの動画に残せて良かったな~。私、本当にダンス通ってるんだ。胸が熱いな~。
きっと発表会出る子達はもっと熱くなるんだろうな~。いいな~。
わたしもあんなに踊れたらな~。踊りたいな~。スポットライト浴びたいな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん???え、今のって、もしかして?本当は私も発表会出たいの??

本当はどうしたいの?????????わたし????

って雪空を見上げながら立ちすくんだ。そして自分の心に聞いてみた。

そしたら

「・・・・・・・出たい!!!!!!!!!!!!!!」


って言われた!!!!衝撃だった。心臓がドクドクして呼吸が速くなった。
でも、もうだいぶ前に募集は締め切ってるかもだし、人数制限超えてるかもだし、今金欠でお金用意できないし
とか色々頭の中が言ってきたけど、もうそんなのどうでもいいくらい魂が震えていた。

「私も舞台に立って良いんだ」って許可が自分におりた事に震えていた。


ダンス教室通えた時点でもうゴール!とか言っていたけど、本当はダンスでステージに立ちたかったの!!これも前から薄々気が付いていたけど、見て見ぬフリしてたんだよ。

それから帰宅後、ええええーーーーい!!!
とダンススクールにメールを送ってみた。
後になったらまた頭の中の私があーだこーだ理由付けて逃げてしまうと思ったから。

わたし「ダメ元でお伺いしたいのですが、〇か◎の発表会ってまだ出れたりしますか?」
返事は「大丈夫ですよ~☆どちらがいいですか??」
わたし「?!・・・・・◎にします!!自主練も精一杯頑張るので、どうぞ宜しくお願いします!!!」


もうやるしかなくなった。
下手でも最年長で恥ずかしくても、もうやるしかないのだ。
自分で決めた事だから。自分のやりたいに向き合ったのだから。

頑張ろうわたし!!!!!!!!


かくして私のダンスステージへの挑戦が始まったのである。

つづく




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