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本部化から1年。入社3ヶ月の本部長が語る、店舗事業本部の課題と展望とは?

経営戦略として買取店舗展開に注力するため、2023年1月にフィールドセールス事業本部から独立した店舗事業本部。この新しい本部の設立から1年が経過しました。
今回は、2023年11月に入社された西本本部長に、店舗事業本部の現在の課題と今後の方向性についてお話を伺いました。

店舗事業本部 本部長
西本 尚宏(にしもと・なおひろ)

大手コールセンター企業、大手人材会社を経て、2023年11月にバイセルに入社し現職。
趣味:海外旅行

業界と事業のポテンシャルに惹かれてジョイン

ーー営業、HR、事業企画、事業開発など幅広い経験を積まれてきた中で、バイセルへの入社を決められた理由はなんでしたか?

新たなフィールドにキャリアを広げていきたいと考えていた時に、ヘッドハンターから「面白い事業を展開している会社がある」と紹介されたのがバイセルでした。当初、リユース業界への転職は視野にいれていませんでしたが、事業内容を詳しく知るにつれ、業界にも面白みを感じるようになりました。

リユース市場が抱える66兆円という巨大な「かくれ資産」(※)の存在と、それが年々拡大していることにも大きな魅力を感じました。多くの業界が飽和状態にある中で、リユース市場はまだまだ開拓の余地が大きく、そのポテンシャルに惹かれ入社を決意しました。

※かくれ資産:自宅内の一年以上利用されていない不用品の推定価値

ーーもともと「リユース事業」には関心が無かったとのことでしたが、バイセルにはどのようなイメージを持たれていましたか?

「テレビCMでよく目にする、出張買取サービスの会社」というイメージでした。しかし、ヘッドハンターから聞いた話によると、バイセルは店舗買取にも力を入れ始めているとのこと。多くの企業がポストコロナの影響で実店舗の縮小し、オンラインへの移行を進めている中で、バイセルは積極的に店舗展開を進めているのが興味深いなと思いました。

バイセルは出張買取で既に高いシェアを確立していますが、出張買取を利用しない顧客層に対してもアプローチすることで、さらにビジネスの幅が広がる。そこに携われるのは面白そうだと感じましたね。

今後の店舗拡大に備えた人材育成が課題

ーー現在の組織体制について教えて下さい。

店舗事業本部は、店舗運営を行う店舗事業部とその他本部機能に分かれています。店舗事業部は、部長1名、エリアマネージャー4名、店長以下約130名で構成されており、各店舗の実際の運営を担当しています。

本部では、店舗開発、データ管理、イネーブルメントの3つのチームが機能しており、それぞれ、出店計画の立案やゾーニングの検討、データ管理・分析、教育・育成を担当しています。マーケティングに関しては、マーケティング戦略本部のグロースマーケティング部と協力して進めています。

ーー本部のミッションについても教えて下さい。

本部のミッションは、将来的に100店舗まで拡大することです。これにより、収益の最大化を図りたいと考えています。
一方で、店舗運営の成功の鍵は、お客様が何度も訪れたくなるような体験を提供することにあります。収益を追求するだけでなく、顧客にとって居心地の良い店舗作りも重要だと考えています。

もう一つは、出張買取だけでなく、店舗買取でも「業界ナンバーワン」を目指すことです。現在はその基盤づくりに注力しています。

ーー現在の課題についてはどう考えられていますか?

昨年度の急速な出店スピードに対し、管理者やメンバーの育成が追い付いていないことが最大の課題です。そのため、出店ペースを一時的に緩め、この一年は、メンバーの育成、スキルの調整、管理職の養成に重点を置き、組織全体の能力の向上を図る方針です。現在は、私が店舗運営以外の業務を全て監督していますが、今後は新たにジョインしていただく方や育成が進んだメンバーに、徐々に業務を引き継いでいきたいと考えています。

また、店舗事業本部は2023年1月に独立したばかりで、データ管理やコスト管理に対する意識がまだ低いことも課題です。組織が本来あるべき姿になるよう、意識改革を推進しているところです。

ーー育成の課題については、どのように対処していく予定ですか?

まず、ボトムアップの取り組みとして、メンバーの「個人カルテ」の開発を進めています。これに基づいて各メンバーの弱点を特定し、セグメント化することで、専用の研修を実施し、全体のスキル向上を目指します。

 管理者の育成については、「マネジメントに適した人材はどのような特徴を持つのか」を明確にしていく予定です。現在、管理者向けの研修を担当できる人材が非常に限られているため、私自身も積極的に関わりながら進めていく必要があると考えています。

事業の面白さを共有していきたい

ーー今バイセルに関わる面白みはなんですか?

まだまだ開拓の余地が大きく、自分自身の力でさらに事業を拡大できる機会があるのが面白みだと思います。
現在、「買取店舗の拡大」はグループの成長戦略の中心に据えられており、業界No.1の実現のために熱量高く取り組める環境です。特に現在は事業拡大のフェーズにあり、挑戦機会やポストが潤沢です。

2023年11月にはリユース品販売に特化した初の店舗「バイセル 京都四条通店」をオープンしました。開店以来、当初の予定を上回る好調なスタートを切っています。
このように、買取店舗だけでなく、販売にフォーカスした形態の店舗に対しても、今後さらなる成長が期待されています。

ーー最後にひとことお願いいたします!

バイセルが提供するプロダクトやサービス、そして事業そのものに魅力を感じてくださる方と一緒に働けたら嬉しいですね。

私自身、店舗事業の成長戦略やメンバーが働きやすい環境づくりについて、日々思考を巡らせています。仕事から離れたお風呂の時間や休日でさえ、頭の中は事業部のことでいっぱいです(笑)。
休日には、外出がてら近くの店舗を訪れ、運営の様子を観察したり、メンバーと交流したりすることも多いです。現場からの新たな気づきや改善点を見つけるのが、私の楽しみになっています。

「この仕事に挑戦したい」「この事業を成長させたい」という熱意を持つ方が加わることで、私たちの事業はさらに大きくできると信じています。事業部の未来を共に考え、形作ることに情熱を持って取り組める方、ぜひご一緒させてください!


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