【#1】コロナ禍の音楽リアルライブの話

こんにちは、初めて投稿です。
初回はコロナ禍での音楽リアルライブについて書いてみます。

ご存じの通り、コロナ禍で音楽ライブ業界は危機的状況になっています。
ぴあ総研のデータによると、2020年のライブ・エンタメ市場規模予想は1,306億円と、2019年比で約8割減という壊滅的な数値になってしまっております。(出典:https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta_20201027.html)

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私も楽しみしていたライブが以下の通り中止・延期になりました。
・20年3月28日 人間椅子&Mary's Blood@弘前Mag-Net→中止
・20年10月22日 DreamTheater@東京ガーデンシアター→延期からの中止
・21年1月11日 KNOTFEST@幕張メッセ→22年4月9日に延期(チケット無くしそう)
など。

それでも、観客を減らしたり等の感染対策を行ってだんだんと生ライブが復活してきています。私がコロナ禍で行った生ライブは以下の通りです。
①20年8月10日 大村孝佳ギター発売記念イベント@BIGBOSSお茶の水駅前店
②20年11月29日 世良公則with宇崎竜童@よみうり大手町ホール
③20年12月26日 大村孝佳@TSUTAYA O-WEST
④~⑬21年1月19日~ BABYMETAL@日本武道館
⑭~⑰21年3月12日~LOVEBITES@4か所

緊急事態宣言の中ライブなんかやってるわけないでしょ、と思っている方もいるかもしれませんが、意外とやってます。
けしからん、と思う方もいるでしょうが、個人的にはライブ会場はもっとも感染対策頑張っている場所ですね。というわけで私が行ったコロナ禍リアルライブの状況共有をしたいと思います。

①20年8月10日 大村孝佳ギター発売記念イベント@BIGBOSSお茶の水駅前店
大村孝佳さん。ご存じですか。メタル系トップギタリストの一人です。演者は大村さんと、大村さんソロバンドのボーカル担当久世さんの2名でした。
・お茶の水の楽器屋さんで開催
・限定10名(抽選)
・イベント前検温
・客の間は2mくらい空いていた
・マスク+現地配布のフェイスシールド着用必須
・観客の声出し禁止(質問コーナー除く)
・演者間、演者の正面にアクリル板

これでもかというほどの感染対策。やっと自粛ムードが解けかけた時期だと思うので、開催するか悩んだと思うのですが、これなら文句言う人いないでしょう。生音・生歌を聞くのが1月以来だったので感動。
今回は抽選の無料イベントでした。
YouTubeに当日の模様があがっているので見てみてください。

②20年11月29日 世良公則with宇崎竜童@よみうり大手町ホール
世良さんのライブは初めて参戦。宇崎さんはたぶん6回目くらい?
バンドは無しで、2人の弾き語りで攻めるコンサート。
・振替公演のため客席はフル
・入場時検温
・観客の声出し禁止
・最前列はフェイスシールド配布
・公演後規制退場(たしかあったと思う)

世良さん曰く、よみうり大手町ホールは東京都感染対策公認会場なので今回開催に踏み切ったようです。客層の平均年齢は60歳くらいかなといった感じですが、開演前も誰もしゃべってないしこれだけ感染対策してれば問題なし。世良さんの声量やばし。宇崎さんは安定のおじいちゃん。

③20年12月26日 大村孝佳誕生日ライブ@TSUTAYA O-WEST
毎年やってる大村さん誕生日ライブ。GacharicSpinというガールズバンドが主催のツーマンライブ。
・入場時検温
・スタンディングキャパ600名の会場で自由席150~200席くらいか
・最前とステージの間2メートル
・観客の声出し禁止

私は一番後ろの真ん中の席でしたが、後ろがいないので割と暴れても大丈夫でした。ベースのShoyoちゃんからレスもらえてテンションMAX。
私にとってコロナ禍初のバンド形式の、本来はスタンディングで見ていたようなライブ。ライブ自体は最高でしたが、声出せないライブがかなりの消化不良であることを体感。

④~⑬21年1月19日~ BABYMETAL@日本武道館
延期かと思ったらやるそうなので全10公演フル参戦。
・入場はplayground社のMOALA QRを利用。チケットQRチェックと検温をワンストップで済ませる
・自分のマスク&配布マスクの2重着用必須
 →3日目から配布マスクは当日配布分の着用が義務付けられる
・入場時消毒
・客席はスタンド席のみ&1席おきでキャパ3分の1くらいか?
・観客の声出し禁止
・物販は通販のみ
 →何日目からかwebで整理券配布のうえ現地販売開始
・客の声は効果音として流す対応
・ダスキン常駐
・公演後規制退場

チケット価格は15,000円(プレミアシート的なやつは25,000円)。
2日ごとにセトリが少し変わる設定でした。ステージが360度だったので、同じ曲でも座席によって見え方が変わるので毎回楽しめましたね。
しかし声出せないのがつらい。いつもつらいモッシュがないのもなぜかつらい。
最終日は追加販売の見切れ席でしたが、当然のように15,000円。Blu-rayいくら出せばいいんだろうか・・・。

ご参考に、BABYMETALのライブは普段こんな感じでやってますのでご覧ください。

⑭~⑰21年3月12日~LOVEBITES@ダイアモンドホール、KT ZEPP YOKOHAMA、東京ドームシティホール、なんばhatch
いま最も勢いのあるメタルバンドLOVEBITES。知らない方は聞いてみてください。

・入場時検温
・チケットもぎりは自分で
・入場時消毒
・観客の声出し禁止
・座席は1席おき
・公演後規制退場

彼女たちにとって有観客ライブは1年以上ぶり。泣いてましたね。
ああ・・めっちゃ苦しかったろうな・・って感じ。やれてよかった。
チケット金額は9,800円(プレミアシートは15,000円)。
LOVEBITESはいつもモッシュ激しいのであんまりヘドバンできなかったですが、指定席なので心置きなく振りまくり。とくになんばでは最前列だったので、過去最高5倍増しに振ったら頚椎逝きました~。

以上、簡単ですが各ライブレポートでした。

~総評~
・音楽・ライブが不要不急だなんてありえない。演者もファンも音楽がないと生きていけません。
・やっぱり現地で生音が最高。
・声出せないのが果てしなく消化不良。シンガロングしないと終われないのよ。
・チケット高いのは問題なし。もっと高くてもこのキャパなら売れるのでは。
・モッシュがないのが意外と寂しい。モッシュはもう暑いし痛いしステージ見えないしつらくてしょうがないけど、ないとなんだか寂しい。
・コロナ対策はどのライブもしっかり行っていた。素晴らしい。

音楽業界とファンにとっては苦難の一年でした。根拠不明のコロナ対策を繰り広げる一部の自治体や、価値ゼロの情報をばら撒くマスコミと専門家、それを信じてやまない多数の国民によって音楽業界は壊されかけましたが、明るい兆しもあります。

ぴあ総研のデータによると、2020年の電子チケット制オンラインライブ市場は448億円となりました。(出典:https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta_20210212.html)

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コロナ禍で新たなビジネスを拡大させる業界の人には頭が下がります。YouTubeのスパチャとか入れたらもっと金額行きそうですね。リアルとオンラインの併用でアーティストやイベンターの収入が上がり、もっと面白いことやってくれるといいです。

以上、コロナ禍の音楽リアルライブについてまとめでした。

ご参考に私の今後のライブ/イベント行く予定です。
・宇崎竜童コンサート@東京国際フォーラム 4/29
・東京ノービスボディビル選手権大会@王子 5/3
・堀優衣コンサート@足利市民会館 5/4

次回も音楽系の話題について書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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