宮城県のうまいものたち
飛行機を撮りに宮城県まで遠征したのですが、飛行機遠征はやはりグルメも楽しい!ということで「聖火輸送機を撮りに行く グルメ編」がこちらの記事です。有料になっていますが99.9%無料ゾーンですので是非。
本編はこちら。恥ずかしくて有料記事にしたので別に読まなくていいです。
それでは書いていきます!宮城県でうまかったものたち〜〜〜!!
その1 寿司
石巻で食べた寿司!回らないお寿司屋さんだけどセットで○○円っていう枠があって安心。わたしとどらごんさん※は奮発して特上握り2,500円を食べました。
※どらごんさん・・・大学の先輩。わたしを飛行機沼に引きずり込んだ張本人。
すしざんまいの特上より安い!良心的!でもね、実際に食べると「えっ!?これ本当に2,500円でいいんですか!?本当に!?大丈夫!?」って困惑しちゃいますよ。お布施を積みたくなるレベルのおいしさですよ。
くじら!赤身の上にあぶら身が乗っててうまーーーい。馬刺しのタテガミみたいなやつですな。癖がないけどケモノみがあって本当にうまい。
サムネにも使った大トロ。いや、やばくね?どう見ても大トロ。トロットロ。エッロエロ。DHAの味を感じますよマジで。わたしのうま味受容体が飽和しましたね。美味しすぎて。そんな大トロでした。
ぼたんえびね。ぶりんぶりん。これもまた美味しくて。シャリ:えび=1:2くらいの勢いなの。えびをシャリにして酢飯握ってるんじゃないかって感じ(は?)。まあ美味しくて頭が壊れましたってことです。
謎の白身魚とホタテ。謎の白身魚めちゃくそうめーーー。うまい白身はうまい!これに尽きる。多分何かの昆布締めなんじゃないかと思うんだけどな。大将の訛りがキツくてネタが何なのか聞き取れませんでした。ホタテは筋繊維ぷりぷりに感じるもの。みずみずしい甘さ。ヴィクトリー。
ハイこれ!何かわかります!?わたしはわかりませんでーした!あわび!!だって生のあわびとか初めて見るんだもん(隠語ではない)。これはね〜〜〜初めて食べる食感!でもとてもうまい!!歯ごたえはたしかにあるのよ、でも口どけがいい。どういうことなの? コリッと噛むけどスッと溶けていくというか。生物の身体でこんな挙動示すことある?? まあとにかく美味でした。
あーもうよくわかんなくなって一斉に撮ったやつ。かに、うに、しゃこ、かにみそが追加されていますね。
うには塩水うにで驚きの癖のなさ、甘さ、口どけ、みずみずしさ。しゃこも美味しかったな、えびとはまた違うよね。幼少期よく釣っていたことを思い出しました。かにとかにみそはどうせ美味しい。ハイ美味しい〜
あなご!この寿司屋さんはあなごが有名らしく、あなご握りだけのセットもあったくらいです。とりあえずあなご単体で食べてみたけどこれがまたうまーーーい。ふあっふあで口に入れたら自動的に溶ける!トイレットペーパーより溶けやすいよこれは!!味付けも上手!でもあなごの味もちゃんとする!味がして美味しい!あなごってこんな味だったんだ!次回はあなご握り10貫セットも食べてみたいところです。
どうしても食べたかった玉子焼き。甘すぎなくて美味しかった。
常連さんが突如店のドアをガラガラっと開け、「これ!差し入れ!」と大将に渡して去った焼き芋。デザートのサービス(おこぼれ)だそうです。まだホカホカでうまかったです。
お客さん同士のお喋りが絶えなくて、店員さんたちもみんな気さくで、めっちゃ良いお店でした〜。
「おねえちゃんどこから来たの?」
「東京から」
「おねえちゃん未成年?」
「いやいやまさか、アラサーですよ」
「へえ、若く見えるもんだから」
「垢抜けてないからですよ」
「そうだな!東京から来てるにしては垢抜けねえな」
という会話を交わしたお兄さんもいて、終始草でした。
その2 牛タン
どらごんさん一押しのお店!松島基地航空祭のたびにここで牛タンを焼きます。ここで牛タンを焼くためにこのお店の近くに宿をとる程度には気に入っているお店です。今回は何故だかべじーさん※も飛び入り参加。
※べじーさん・・・大学の先輩
ちなみにここ、(自称)日本で一番分厚い牛タンのお店らしいです。
どれくらい分厚いかというと、
切ったときの肉片が
これ!!!!(一番手前のやつ)
丸太状態でも出してもらえるのですが、どうせ自分でハサミで切る羽目になって面倒なので、あらかじめ現実的な厚さに切ってから出してもらいました。
本来であれば大切に大切に味わいながら食べていくところなのですが、べじーさんが爆速で焼いていくから我々も同じペースで焼かないと損になる。背に腹はかえられぬので負けじと爆速で焼きます。もったいない。解せぬ。
もったいないけどうまい。そりゃうまいよ。うまいに決まってんだろ。味がすごい。肉の味がつよい。ぶっちゃけ先週食べた近江牛のタンしゃぶよりうまい。
一緒に焼いているタン元もうまいし、ハツも厚切りでぷりんぷりん。ハツめっちゃ美味しいのでここに来たら絶対食べてくださいね。全く臭みがなくてみずみずしくてぷりんぷりんだから。
爆速で焼くからすぐ肉がなくなる。寂しい。追加の肉を爆速で頼むしかない。もったいない。まあでも3人いれば色々な肉を食えるし便利。
ここのヤゲン軟骨はうまい。肉が多くてボリンボリン。あっさりしてるから無限に食べられてしまうな。隣のタンサガリとかいう謎部位もうまかった。タン特有の味ってあるじゃないですか。うまみ~~~って感じのやつ。それが濃い。シンプルに厚いから濃いのかな。まあとにかく美味しいのです。
このホルモンもうまい。ただのホルモンなんだけど、味付けが美味しいのかな。ホルモン特有の臭さとの相性がいい、味がうまいタレに漬け込んであるんだと思います。じっくりカリカリになるまで焼いて「カリじゅわ〜〜〜」を楽しみます。最高なのです。
1枚目の写真に写り込んでいますが、ここはキムチもうまい。カクテキもごろごろしているし、きうりもボリボリしている。肉と肉の間にはさむと次の肉の美味しさが増すからキムチは大事です。寿司のガリみたいなもんですね。
デブだからガッツリ石焼ビビンバも食べたんですけど写真撮るのは忘れました。美味しかったです。同じく写真は忘れたけどトントロも食べました。これもサクサクで美味しかったです。うまいトントロってサクサクなんですよね。外はカリッと焼いて、塩とレモンでね、食べるんですよ。はあ、うまい。
後半は頭がよくわかんなくなって写真撮ってないですけど、これはあまりにも美しかったので撮ってしまったロース。これを布団にして寝たい。肉布団。はちゃめちゃにおいしかったです。こういうあぶら身って胃もたれの原因になるから前半に食べておきがちなのですが、我々はデブなので〆の肉がこれなのです。幸せかな。この強靭な胃を持って幸せかな。
こんな感じで焼肉屋さんだけでおなか一杯になるという罪深いことをしました。ここの牛タンは本当に美味しくて大好きです。毎日食べたいくらいです。
その3 あぶら揚げ
仙台の街中から車で1時間くらいのところにある豆腐屋さん。一応住所は仙台市。
その場で揚げたてのあぶら揚げを食べられるのが人気のお店です。サクサクでふかふかでうまい。揚げ物なのに無限に食えそうな軽さ!豆乳もうまい。豆!!!って感じの味でした。
あぶら揚げにかける用に置いてある卓上調味料も美味しくて、この七味唐辛子をうっかり買ってしまいました。あと揚げそのものも買って帰りました。おまけでおからがもらえました。おすすめです。
その4 ラーメン二郎
ここ、ずっと行ってみたかったんですけど、仙台に行く=航空祭で土日がつぶれるので絶対行けなかったラーメン二郎。今回を逃したら絶対行けないので何が何でも行きました。
まず朝からあぶら揚げをもりもり食べていたので空腹とかじゃ全然なかったんですけど、開店凸でもクソ並ぶと聞いていたので揚げから直接二郎前に降臨しました。とはいえ着いたのは開店5分前、既に並びが30人ほど。むむむむ。日が照っていて暑かったので、マスク+パーカーのフードを目深にかぶった不審者ルックで待機します。
二郎は回転が速いので、そんなに待たずに入店できました。小ラーメン750円・麺少なめ・生姜50円がわたしのチョイスです。
自分の前にサーブされているロットをガン見してラーメンの特徴を掴み、コールを考えます。まあ札幌と同じ感じと聞いているので、札幌でするのと同じヤサイアブラコールでしょうか。
「次、女性のかた」
「ヤサイアブラで」
「ニンニクは?」
「抜きでお願いします~」
ぬお~~~!ニンニクについて言及しないと聞き返されるタイプの店舗だった~~~!ミス!!
このやりとり、無駄に会話が2往復も生じており、お店側の親切ではあるのですが何となく申し訳ない気持ちになるのです。それと分かっていたら最初からわたしは「ニンニク抜きで、ヤサイアブラマシで」と伝えるのです。
過去にひばりヶ丘店でも同じやり取りをしたことがあり、それ以降反省して「ニンニク入れますか?」には「ニンニクは抜きで、」と質問の受けをちゃんと用意するように心がけてはいたのですが・・・すもじに行ってから"""余計なことは言わないほうが美しい"""という思想に洗脳されていて、会話を噛み合わせる努力をしていませんでした。これは猛省。
脳内で上記のようなことをうだうだ考えていると、わたしの作品が運ばれてきました。
美しい~~~!!!!
生姜は札幌のように別盛りではなくトッピングされる形だったんですね。(言えば別盛りにしてもらえそうだった)
まず天地返しをして麺をもにょもにょ食べます。汁をよく吸ったクニュ麺でうんめーーー。ヤサイは程よい火の通し加減。アブラはテュルンテュルンで甘いもの。麺×ヤサイ、麺×アブラ、ヤサイ×アブラ、どの組み合わせで食べてもうまい。最高のもの。
ブタはヤサイの下に埋もれているタイプの積み方。神豚でしたね。@タイプなんですけど、ふわとろなので○とaに分かれてしまうんですよね。分かれたものを箸ですくって飲む感じ。二郎の中でもトップクラスの柔らかさだなと思いました。ブタそのものにかなり味が染みていて美味しかったです。
ワシワシワシと食べて、ロットも乱さず、丼をカウンターへ上げて、台ふきで持ち場を綺麗にし、退店。心に残る二郎でした。また行きたいですね。
その5 あんみつ
仙台の街中にある老舗の甘味処です。この季節はさくらといちごがフェアメニューになっていて、どっちを食べるべきかものすんごく迷わせてきます。フェア以外のメニューも美味しそうなので、正直1回の旅で1回行くのじゃ足りないです。この旅でもどらごんさんは2回行っていました。大好きかよ。
ここのあんみつはね、寒天がぶりんぶりん系、黒蜜の癖が強い系、えんどう豆がしょっぱい系です。伝わりますか?
例えば・・・あんみつで有名な上野のみはしは、寒天はさくほろ系、黒蜜の癖はほぼない系、えんどう豆は無味系ですよね。真逆。
みはしのあんみつが一番好きではあるのですが、仙台のここも大好きです。
まず、あんこが「つぶあん・こしあん・ずんだあん」から選べます。そんなの選べないよ~~~。そして、蜜も「黒蜜・白蜜」から選べます。選べるってそれだけで楽しい。
今回は「つぶあん・黒蜜」のいちごクリームあんみつでいきます。
はい、見た目から美味しい~~~!
つぶあん・黒蜜・いちご・みかん・アイスクリーム・寒天・えんどう豆、どこをどう組み合わせても美味しいので、勝ちです。7C2通りの美味しい組み合わせ。想像するだけで最高じゃないですか。組み合わせとか言ってるけど、わたしは全体をまぜまぜしてカオスになった部分を食べるのが一番好きです。
寒天ってカロリーゼロだし、二郎のあとでもするする食べられちゃいますね。温かいお茶との相性もばっちり。
隣の人が鍋焼きうどんを食べていて、それもまた美味しそうでした。「甘味処の鍋焼きうどん」って、もうそれだけでそそられますよね。親切なことに、お食事系+甘味のセットもあります。甘味処で鍋焼きうどんを啜り、デザートにあんみつを食べる・・・そんなQOLの高い休日を過ごしてみたいものです。
あ、最後まで読んでいて思った人いるかもしれませんが、どのお店も具体的な店舗名を書いていないです(二郎以外)。調べればわかるくらいのことは書いているのと、どらごんさんが恥ずかしがる(というか「おめぇが散々褒めちぎってたから食べてみたけどあんまり美味しくないじゃんかよ!」と言われるのが嫌らしい)からです。なので100円払ったらこの下に書いてある感じです。売上はどらごんさんに貢ぎます。
最後まで読んでくださった人ありがとうございました。ハバナイス宮城~
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