中小企業が大企業に勝つためには?@ランチェスター戦略
こんにちは。事業計画研究所です。
本日は事業戦略の話、『ランチェスター戦略』をテーマに中小企業と大企業の戦い方について少し深掘りしてみようと思います。
ランチェスター戦略自体については、以前記事にしたことがありますので良ければこちらをご覧ください。
大企業の戦い方
まず、大企業の大きな特徴としまして、『資金』と『人手』が十分にあることが挙げられます。新たな企画を起こすにも、1人と100人で行うのでは差が歴然としてあるのがイメージできますよね。そういった資本が充足している点が大企業の最も大きなポイントと言えるでしょう。
『事業の戦略に、どう影響を及ぼすのか?』
ものすごく端的に申し上げると、お金と人に縛られない戦略を立てることが出来るのです。メディアを活用した広告や店舗展開など、事業拡大までのスピード感は中小企業の比ではありません。
うまくいった事例がゼロとまでは言いませんが、同じ土俵で戦ってしまっては負け戦になるのは明白です。
中小企業はどう戦えば良いの?
では、中小企業ではどのように戦えばいいのか考えてみましょう。
中の人の見解も踏まえて申し上げると『何かに特化すること』これが最も分かりやすい活路の一つと言えると思っています。
戦略としても良く取られているドミナント戦略などがいい例です。地域を限定した店舗やサービスの展開を行う事で“狭く深く”事業展開を行うパターンです。
何か一点集中で突き抜けることにより、大手企業にはほとんど負けているけど一点だけは勝っている状況を作るというものです。
特化できるポイント
何に特化するかは事業の構想次第ではありますが、
・地域
・対象
・商品、サービスの特徴
・価格
などが中小企業でも特化しやすいポイントかと思います。また、知財を活用することもアドバンテージをとることができる場合があります。
商品やサービスの特許を取得することで、なるべく他から真似されないように土俵を作り変える、そんなイメージで新たな活路を見出すことも重要なファクターであると思います。
日本企業のうち99%以上がいわゆる中小企業です。大企業はほんの一部しかありません。戦略や戦法を身につけ事業を発展させていきましょう。
『事業は計画的に』
今日もお読みいただきありがとうございました。
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