見出し画像

学生にとって便利なお店を目指して〜営業時間のリアルタイム告知のすすめ〜

大学生協が運営するショップ(食堂・売店など)は

  • 近い

  • 安い

  • だいたいオープンしている

という理由から、大学生にとって心のオアシスです。
しかし、連休や休暇の前後は、

  • そもそも営業しているのか

  • 何時まで開いているのか

がわかりにくく、学生が行きにくいという課題があります。
今回の記事では、リアルタイム営業時間通知ツールを導入し、学生からの評価を高めたX大学の事例を紹介します。

生協の正しい営業日・営業時間はどれ?


「授業の前に飲み物を買いたかったのに、行ったら生協が閉まってた…」
「えーどこの生協?9号館前?気を付けよ…」
「12号館の横は開いてたよ」
「そっちに行けばよかった…」
「お昼どうする?今日学食開いてるんだっけ?」
・・・
X大学内に点在する大学生協は、飲み物からUSBまで、何でもそろうので、学生にとってはコンビニ以上に力強い存在です。
しかし、特に休みの前後や土曜日は「行ってみたら閉まっていた」というケースも多く、学生には不便に感じることもありました。
なぜなら、X大学生協では、営業日・営業時間変更を次の手順でお知らせしていたからです。

1、営業時間変更のお知らせをPDFで作成
2、ホームページ制作会社にアップロードを依頼
3、または入口に掲示

この方法には、次のデメリットがあります。

  • リアルタイムで営業時間が更新できない

  • PDF作成・掲示に手間がかかる

  • 掲示物を見るために、学生が店舗に立ち寄る必要がある

生協店舗・学生双方にとってデメリットしかなかったこの掲示方法を変えたのが、リアルタイム営業時間お知らせツールでした。

X大学で導入したリアルタイム営業時間通知ツール


この営業時間通知ツールの導入によって、学生には次のメリットがあります。

  • 点在している生協店舗の営業状況をまとめてチェックできる

  • 時間と労力を節約できる

一方、生協の店舗には次のメリットがあります。

  • ホームページ制作会社に営業時間の変更を依頼しなくていい

  • PDF作成・掲示の手間がない

  • スタッフの誰もが営業時間を更新できる

  • 店舗情報やフェアのお知らせが簡単にできる

このツールでは、生協スタッフも簡単に営業時間が告知でき、学生にとってもリアルタイムで営業している店舗と営業時間が確認できるので、お互いにとってメリットの大きい導入システムとなりました。

まとめ 学生に選ばれる生協を目指して


学生にとって、生協は学生生活の必需品が確実に揃う、便利なお店です。
しかし、突然の営業時間の変更で、遠くの店舗に行かなければいけないなど、不便が重なると、学生は通販や生協以外のショップで買い物を済ませるようになります。
お互いの不便を解消して、学生が通いやすい店舗を作るためには、インターネットを使ったリアルタイム告知も必要です。
学生のニーズをつかみ、お客様として取りこぼしがないよう、常に最適なサービスを提供し続けていきましょう。


「お客さん視点を考える」に関連する記事はこちら👇