【数学教育者・特別対談】「愛される」数学教育者の思考 深沢真太郎×佐々木淳
友人である下関市立大学の准教授・佐々木淳さんをお招きしてオンライン対談を行いました。テレビ・ラジオなどメディアにも登場し活躍しています。佐々木さんが新刊本を出版されるということでそのご紹介(応援)も兼ねての企画です。
佐々木さんは防衛省海上自衛隊の数学教官というかなり(!)珍しいご経歴をお持ちの方です。私はこの「珍しい経歴の数学指導者」はとても面白い存在だと思っています。なぜならそこに色や味があり、その経験が指導者としての強みになるからです。
1時間ほどの長丁場になりましたが、個人的にも頷く話がたくさんありました。
0:00 オープニング
1:07 佐々木淳さん自己紹介
9:30 世界が面白くなる!身の回りの数学
12:30 新刊の読みどころ
15:23 指導者はいつ学ぶのか
17:00 佐々木先生の授業
24:25 数学指導者が大切にすべきこと
26:40 「できる」の意味が違う
30:45 「数学指導」の本質
33:35 AI<愛〜「人から愛される」という発想を持てるか
38:15 短期的・長期的
40:40 数学≠数学的
43:00 「ビジネス数学」の根底にある思想
48:40 なぜ人は数学を学ぶのか
『世界が面白くなる!身の回りの数学』(佐々木淳・あさ出版)
いくつか浮かび上がったキーワードだけ列挙しておきます。
★AIではなく人間が数学を教える意味
★数学を指導することの「裏側」にあるもの
★学生が質問してくる教員の特性
学校や塾で数学指導をしている方はもちろん、ビジネスという文脈で人材育成に従事している方にもたくさんのヒントがある内容です。
ぜひコーヒーでも淹れて、ゆっくり楽しんでいただきたいと思います。
深沢真太郎
ビジネス数学教育家。 数字に強いビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた社会人教育のプロフェッショナル。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年に国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任し指導者ライセンス「ビジネス数学インストラクター制度」を設立。さらに2022年には人材育成に従事する人のための「ビジネス教育大学」を設立し教授として指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
ビジネス教育大学教授
BMコンサルティング株式会社 代表取締役
一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者
国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター
★無料で情報提供しています
「ビジネス数学・ニュースレター〜数字に強い人材・組織を作る方法〜」
いただいたサポートは、書籍の執筆業務や教育現場での活動を拡大し皆様にシェアする情報をさらに届けるために使わせていただきます! noteの「スキ」やamazonの書評も大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。