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数値目標は途中で変更してもいいのか? 〜深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」〜


深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」       
Vol.44   2020.7.28号


ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。

たちまち3刷!amazonベストセラー1位!
数学的に考える力をつける本〜本質をつかむ 考えがまとまる 説明上手になる〜
(三笠書房・知的生きかた文庫)


ありがとうございます。
引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

この配信型授業はあなたの数学的思考力を飛躍的に高めるヒントをお伝えするものです。
多くの大手企業やプロスポーツ団体などに採用されている研修プログラムがベース。
実践し続けることでビジネスで使える数学的思考が身につきます。

数字と論理で考える力は説得力あるロジック作りに役立ちます。
それはつまりビジネスコミュニケーションの質が劇的に高まる。
それは突き詰めていけば、あなたの「稼ぐ力」を高める。
これがこの授業のコンセプトです。

ではさっそく始めましょう!




【メイントピック】数値目標は途中で変更してもいいのか?


本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。

先日、名古屋でビジネス研修に登壇。
コロナ禍にもかかわらず多くのビジネスパーソンが集まりました。

終了後、参加者のおひとりがこんな質問をしてくださいました。

「いちど設定した数値目標は途中で変更してもいいのか?」

なるほど。
ビジネスパーソンのリアルな疑問ですよね。
こういうリアルな疑問や課題ほど、この授業で扱うべきと思います。
同じように疑問に思っている人も間違いなくいるはずですからね。


結論から言えば、「変更してもOK」が私の答えです。
というより、「変更すべき」が正確です。

私はこれを列車ダイヤと同じであると捉えています。
列車の運行時刻は決まっています。
出発から到着まで、それは異常なほど正確に決まっています。
しかしもし途中で何かトラブルや想定外のことが起これば到着時刻も変わります。
当初の予定時刻と違ってしまうことに(律儀な鉄道会社は)お詫びをしますが、
それを心の底から非難する人などいないでしょう。

ビジネスも同じです。
最初に計画は決めます。もちろん数字で決めます。
しかし途中でいろんなことが起こります。
非論的な生物である人間がする営みがビジネスです。
計画通りに行くわけがありません。

重要なことなので繰り返します。
計画通りに行かないのです。
途中で変更するのは当たり前。
むしろそれが自然。
まずはここまででワンメッセージと思ってください。


さて、少し話を展開させたいと思います。

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4,147字
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