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研修レポート 某大手生命保険 数字で伝える・説得する技術 〜オンライン〜

某大手生命保険の企業研修(オンライン)の終了後、参加者の方からこのようなご質問をいただきました。


「研修で学んだことを自分自身に定着させるためにはどうしたら良いのでしょうか?」


素晴らしいですよね。
何がって、その思考回路を持っていることが素晴らしい。

多くの人は、研修(とりわけビジネススキル系)をインプットする場だと思っています。
学ぶことが目的。
知らないことや気づきがあればそれはいい研修だったと思う。
明日から実際にやってみようと思う。
もちろんそれ自体はいいことです。


でも、「やってみること」がゴールになっている人がとても多いように思うのです。
しかし冒頭のご質問をしていただいた方は違いました。


「定着」をゴールに設定している。


こういう人は変わります。
大人になってからも、変わることができます。

私の経験則ではありますが、

学ぶ人は100人います。
その中で、それを実践するのは20人います。
その中で、それを定着して完全に自分の身体の一部にできる人は1人です。

それほどに、定着することを目的に研修に参加する人は少ないのです。
ご質問いただいた方には、プロとして丁寧にこの問いに答えたつもりです。
とても納得してお帰りになりました。
頑張って欲しいと思います。


ちなみに私の答えた内容の一部が以下の2行です。
この記事をお読みのどなたかのヒントになれば幸いです。


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1.1を十乗すると、およそ2.6になる。
人は、ほんの少しだけ変えてそれを続けると、驚くほど遠くに行ける。
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ビジネススキルを「定着」させる方法は、これしか存在しません。
皆さんも考えてみてください。
学んだビジネススキルを定着させる唯一の方法とは?


それにしても、オンライン研修をすると必ず思うことがあります。

それは、






この参加者の皆様と、実際にお会いして学び合いたかったなぁ( ;∀;)






というある種の寂しさと欠乏感。

研修講師あるある。





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