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【研修事例】 仕事に使える数的思考研修 〜某大手企業・入社1年目研修〜

本日は関西の某企業に提供する研修案件。

NTTの研修施設(広くて立派)に出向き、終日リモート型で登壇いたしました。

テーマ:仕事に使える数的思考研修

対象者:入社1年目


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まだ現場に配属される前の方もおり、とてもフレッシュなメンバー。

思い返すと、入社1年目の仕事は久しぶりかもしれません。

若いって、いいね。


内容は(いつもの)私オリジナルの数的思考。

ファクトベースとアサンプションベースの2種類に整理し、数字で考える手法とその活用法について解説型の研修を展開。

後半はグループに分かれて講師を数字で説得するチャレンジ的な演習を提供。

いろんな損得や力学で人が動くビジネスの世界でいかに成果を出していくか、そのために必要なことは何かを体験していただきました。

机上の話は、まったく通用しないことも。


ビジネス系の数字の研修(に限らないが)において大事なのは、それを活用することでどんな「いいこと」があるかを語ってあげることです。


例えば相関係数を使った仮説立案。

それ自体を机上で理解することは簡単。

しかし重要なのはそれを使った人はいったいどんないいことがあったのかでしょう。

いいことがなければ、メリットがなければ、わざわざそれを使う必要はありません。


相乗平均

標準偏差

損益分岐点(損益分岐点比率・安全余裕率)

相関係数

単回帰分析


入社1年目ならこれくらい知っておけば十分かと思いますが、大事なのはこれらを知っていることではなく、これらを使うとどんないいことがあるかを知っておくこと。

裏を返せば、それを語れるかどうかがいい研修講師とそうでない研修講師の差になります。

そういう意味で、やはりビジネス系の講師は「ビジネスパーソンの気持ち」がわかっていないといけません。

彼らはどんな時にどんな悩みや課題が生じ、それをどうしたいと思っているのかを知っていないといけない。

知らないのなら、勉強しなければならない。

まあ当たり前のことですが。


ちなみに入社1年目のビジネスパーソンはどんな時にどんな悩みや課題が生じ、それをどうしたいと思っているのか。

もちろん知っていないといけません。

彼らの(口には出せないけれど)抱えている不安に寄り添い、そこにスッと背中を押す言葉をかけてあげられるか。

あまり多くはここでは語りませんが、この日、私が彼らにかけた言葉で最も多かったものを最後にご紹介しましょう。


「◯◯さんなら、できるよ」


現場へ、勇気を持って飛び込んで欲しい。

また会いましょう。



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ビジネス人教育、講師養成、作家、独自の数学でいろいろやっています。
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