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メンバーの実力に合わせたプロジェクトマネジメントの手法とは?


はじめに

こんにちは。TAKUです。日々のプロジェクトマネジメントについて、経験から学んだことをシェアしたいと思います。

あるプロジェクトでの経験

今担当しているプロジェクトでの出来事です。私の下には領域を担当するプロジェクトリーダーがいて、その下には1人のコンサルタントがいるという構成でした。

週ごとの目標はプロジェクトリーダーと私ですり合わせ、日々のタスクはプロジェクトリーダーに任せていました。

しかし、日々のタスクの進捗が遅れ、週の目標を達成できないことが頻繁に発生しました。結果としてプロジェクト全体のスケジュールに遅れが生じ、テコ入れが必要な状況になりました。

経験からの学び

この経験を通じて、私はいくつかの重要な学びを得ました。

週の目標の進捗管理だけでは不十分

最初に週ごとの目標の進捗を管理するだけでは不十分な場合があることを学びました。目標達成に向けた日々のタスクが適切に設定されていないと、どれだけ進捗を管理しても意味がありません。

プロジェクトリーダーにタスク管理を任せるだけではなく、タスク自体の妥当性やその進行具合を確認する必要があることを痛感しました。

タスクの落とし込みは任せるだけではなく、確認が必要

プロジェクトリーダーにタスクの設定を任せていたため、私は日々のタスク進捗に関与していませんでした。しかし、タスクが適切に設定されていないことがプロジェクト遅延の原因となっていました。

必要があれば、タスクの内容やそれがどこまで進められているのかを確認し、フィードバックを行うことでタスクの質を高めることが重要だと学びました。

タスク進捗の管理とマネジメントの必要性

日々のタスク進捗を管理することが重要であり、そのためにはタスクが適切に設定されているか、タスクがどこまで進められるべきかを把握する必要があります。

この経験を通じて、今回のようなケースで、プロジェクトリーダーに任せるだけではなく、プロマネ自身がプロジェクトの細部にまで目を配ることが重要だと感じました。

学びの生かし方

この学びを今後のプロジェクト管理にどのように生かすかについて、具体的な方法をいくつか紹介します。

プロジェクトメンバーのマネジメント方法の適応

プロジェクトメンバーの実力や経験に応じて、マネジメント方法を適応させることが重要です。具体的には以下のように考えることができます:

  • 目標とその達成のマネジメント:
    経験豊富なメンバーには、目標達成に集中させ、細かいタスク管理は任せる。

  • タスクとスケジュールのマネジメント:
    経験が浅いメンバーには、タスクとそのスケジュールを詳細に設定し、進捗を細かく確認する。

  • タスクの進め方の指導:
    さらに経験が浅いメンバーには、タスクの進め方まで詳細に指導し、具体的なフィードバックを行う。

プロジェクト全体の視点を持つ

プロジェクトの進行状況を全体的に把握し、必要に応じて適切なタイミングで介入することが重要です。

特に、重要なマイルストーンやリスクの高いタスクに対しては、プロジェクトリーダーやメンバーと緊密に連携し、早期に問題を解決することが求められます。

フィードバックと改善のサイクルを確立する

定期的なフィードバックと改善のサイクルを確立することで、プロジェクトの質を向上させることができます。

フィードバックは具体的かつ建設的であるべきであり、メンバーが自らの課題を認識し、成長する機会を提供することが重要です。

学びの重要性とその実践

この経験から得た学びは、プロジェクト管理の基本であり、かつ重要なスキルとなります。プロジェクトの進捗管理やタスク設定の重要性を理解し、実際にプロジェクトに適用することで、より効果的なマネジメントが可能になります。

若手ビジネスパーソン、特に若手経営コンサルタントの皆さんの今後のプロジェクトマネジメントに役立てば幸いです。

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