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【子供の想像力を伸ばす絵本】48冊目「つまんないつまんない」

こんにちは。ぶさパパです。

こどもと読みたい毎日絵本、本日のタイトルは、「つまんないつまんない」です!

このnoteでは、僕と息子たちの絵本ライフをゆるーく毎日書いています。

昨日の1冊はこちら!↓


絵本との出会い

長男(5歳)が大好きなヨシタケシンスケ先生の絵本。

表紙が長男似ているという理由から選んだ本がこちら。

うちの長男、よく「つまんないなー」ってソファでこんなポーズしているんです。笑

早速読み聞かせをしていきます!


読み聞かせの感想

主人公のぼくは今日はとってもつまんないんです。

ママにつまんないことを伝えても、自分でどうにかしなさいって言われちゃいました。

子供には共感できるようで、長男は「わかるわ~」と唸っています。笑

現状を受けて、主人公のぼくはふと考え始めました。

っていうかつまんないのってだれのせい?
どうしてつまんないんだろう
つまんないってなんだろう。

でました!ヨシタケシンスケワールド。笑

ヨシタケ先生の絵本って、「なぜ?」を考えることの面白さだったり、大切さだったりを教えてくれるんです。

常識にとらわれず、思考をめぐらせらるんです。

この絵本では主人公のぼくと一緒に「つまんない」について深く考えていく内容になっています。

ずーっとなにかがおなじっていうのがつまんないのかな?

変化の無い環境はたしかにつまんないかもしれないですね。

主人公のぼくはただ座っているのではなく、お山座りで横に移動をしてみました。

途中でちょっとおもしろくなってきましたが、やっぱりつまんないです。笑

せかいいちつまんないゆうえんちって
どんなとこだろう。

つまんないゆうえんち大喜利が始まるページです。

大喜利って子供の想像力を発達させるめちゃくちゃ良いトレーニングですよね!

ジェットコースターがおそい
ほとんどしゅうりちゅうでのれない
キャラクターがつかれている

↑うちの長男がケタケタ笑った内容です。笑

ヨシタケ先生絵本ではちょいちょい大喜利シーンがあるのが楽しいんですよね。

よくかんがえたら
「なーんにもかんがえていないとき」
ってのもあるな。

生きているとなーんにも考えないでぼーっとする時間も大切って言いますよね。

つまんないとか楽しいとかも考えない時間もあるよなーってことに主人公のぼくは気づきます。

いちばんつまんないのって、
なんさいだろう。

大人に刺さる文章ですよね。

子供のうちからつまんなければ、大人になってもつまんないのかなあ?
それとも大人になったら楽しいのかなあ?
なんて子供に考えさせてくれる内容です。

みなさんは子供に胸を張って、
いまを楽しく生きているといえますか?

たのしそうにしてるけど、
ほんとはつまんないひとっているのかな。
つまんなそうだけど、
じつはちょっとたのしいってひともいるのかな。

人は見た目だけではわからない感情があるってことですよね。

ぶさパパ的には大切な視点だなあって思います。

ただ平凡に生きているだけでは気づけないことを絵本を通して子供に教えてくれるんですよね。

主人公のぼくはお父さんに相談します。

お父さんは言います。

どんなにつまんないことだって、
じぶんしだいでおもしろくできるんだよ?

何もない公園も、迷路をつくったらおもしろいよねって言います。

長男はめちゃくちゃ共感して、絵本の迷路を楽しんでました。笑

続けてお父さんは言います。

つまんないことがあるから、
おもしろいことがたのしくなるんじゃないの?


うちの長男が深く頷いています。笑

しかし、主人公のぼくは毎回お父さんから聞いていることらしくて、つまんなくなってしまったみたいで絵本はおしまいです。笑

つまんないこと、楽しいことってのはそんなに簡単には解決しないことかもしれませんね。


読み聞かせを終えて

やっぱりヨシタケ先生の絵本にはハズレがないですね!

普段だと見落としがちな人生の大切なことを深掘りしてくれるような感覚があります。

この絵本を読んでから、長男はつまんないこと「こうしたら面白くなるかもね!」とアイデアをだすようになりました!

つまんない現状をただつまんない時間で過ごすことは思考停止っていうことですね。

子供が自分の頭で考えて、人生を楽しく変えていくようなヒントを教えてくれた絵本です。

仕事も遊びも考え方とアイデア次第でおもしろくなるのかもね!

ではまた!

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