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差別をしない大切さを子どもに教えてくれる絵本。

こんにちは、ぶさパパです。

息子との絵本ライフをnoteに書いてます!

こどもと読みたい絵本80冊目、本日のタイトルは「としょかんライオン」です。


絵本との出会い

うちの奥さんは現役保育士さんで、絵本通なんですね。

奥さんと久しぶりに2人でお出かけをしたある本屋さんでおすすめ絵本を教えてくれました。

読み終わると道徳的なことを色々考えさせてくれる絵本らしいです。

さっそく息子のためにGET!

読みきかせをしていきます!


リーダーの器次第でこの世から差別はなくなると思うんだ

ある日図書館にライオンが入ってきます。

ぶっとんだ設定ですが、結局最後までライオンがどこから来たのかは明らかになりません。(笑)

ライオンは図書館の子どもたちと同じように図書館を楽しんでいました。

図書館のルールには「ライオンがお話を聞いてはいけません」というルールはないので子どもたちと一緒に絵本の読みきかせを読んでいます。

絵本の時間が終わると、もっと絵本を読みたかったライオンは大きな声で泣き出してしまいました。

図書館長のメリウェザーさんがやってきてライオンを叱ります。

「しずかにできないならとしょかんからでていってもらいます。それがきまりですから!」

ライオンの存在ではなく、他の子どもと同じきまりを守れないライオンを叱るメリウェザーさんに愛を感じますね。

かなしそうなライオンを見かねた少女がライオンが静かにすれば図書館に来ても良いのかメリウェザーさんに聞くと、

お行儀の良いライオンなら図書館に来ても良いと言ってくれました。

ライオンはメリウェザーさんに懐いたのか、毎日図書館に来てはお仕事のお手伝いをするようになりました。

見た目は怖いライオンでも、人から心を開くとライオンも心をひらいてくれます。

人も同じで、見た目で人を判断してはいけませんね。

ある日の仕事中、メリウェザーさんは高い棚から本をとる際に足を踏み外して倒れてしまいました。

ライオンはメリウェザーさんを助けたい一身で図書館中を駆け回り、助けてくれる人を探しました。

急いで、急いでライオンさん!

貸し出しカウンターのマクビーさんを見つけたライオンはメリウェザーさんが大変!と吠えました。

しかし、マクビーさんには伝わりません。

なにも知らないマクビーさんは吠えるライオンを危険と判断し、図書館から追い出してしまいました。

あの日を境に図書館からライオンの姿は失くなってしまいました。

子どもたちもライオンがいない図書館に寂しそうな表情を隠せません。

子どもたちにとってライオンさんは大切なお友達になっていたんですね。

その後、ライオンがメリウェザーさんを助けたくて吠えてしまった事を知ったマクビーさんはライオンを探しにいきます。

ライオンは図書館のいりぐちでじっと待っていました。

声をかけても動かないライオンにマクビーさんは伝えました。

ご存じないかもしれませんが、図書館の決まりが変わったんですよ。
大声で吠えてはいけない。
でもちゃんとしたわけがあるときは、べつ。
怪我をした友達を助けようとするときとかね。

マクビーさん渋い!

照れ屋さんなんですかね。(笑)
回りくどい言い方にうちの長男もやらしいなあって突っ込んでいました。

たまにはちゃんとしたわけがあっても
きまりをまもれないことだってあるんです
いくらとしょかんのきまりでもね

ライオンが図書館に戻ってきて物語はおしまいです。

子どもたちが喜んでいる姿と、ライオンに抱きつくメリウェザーさんのイラストが素敵です。


読みきかせを終えて

うちの奥さんの言うとおりで、色々なことを考えさせてもらえる素敵な絵本でした!

読む人によっては色々な感想を抱くと思うのですが、ぶさパパ一家ではライオンを他の子どもと変わらないで接するメリウェザーさんの優しさに感動しました。  

他の子どもと同じように大きな声を出したら怒り、図書館を楽しむのであればライオンだろうと関係なくウェルカムな姿勢が素敵でした。

グループのリーダーがメリウェザーさんのようにどんな人にも見た目で判断することなく、寛大な器で受け止める人であれば世の中は平和だねえなんて息子と染々。

うちのきまりで仕事終わりは玄関で服を全て脱ぎ捨ててお風呂に直行する臭パパでした!

きまりをまもらないとうちにいられなくなるなあ。(笑)

ではまた!

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