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心に余裕をもって生きていこうと思えた絵本。

こんにちは、ぶさパパです。

毎日息子との絵本ライフをnoteに書いてます!

こどもと読みたい絵本78冊目、本日のタイトルは「いいからいいから3」です。


絵本との出会い

おじいちゃんが好きな長男(6歳)。

もちろん自分のおじいちゃんも好きなのですが、「おじいちゃん」って存在が好きみたいなんです。(笑)

そんな長男が表紙をみて持ってきた本がこちら!

表紙がおじいちゃん(笑)

さっそく読みきかせをしていきましょう!


心に余裕を持っていきましょう!

おじいちゃんとまごが散歩をしていると、自称貧乏神と名乗る男がどこにも行くところがないと道に座っていました。

「そうですか、かみさまですか。
いいから、いいから、
よかったらうちにきませんか?」

このおじいちゃんは「いいから、いいから」が口癖で、どんなできごとも余裕な気持ちで受け止めてしまいます。

お家に帰ると家の中が荒らされていて、金庫がなくなっていました!

しかし、いいからおじいちゃんは慌てることはなく貧乏神に言います。

「どろぼうがはいったんじゃ。
いきなりびんぼうじゃ。
いやあ、さっそくですな。
さすがひんぼうがみですな。」

貧乏神をほめちゃいました。(笑)

貧乏神も得意気です。

ママが帰ってくると財布を落としてしまったとがっくりしています。

これにまたいいからおじいちゃんは貧乏神に言います。

「おう、ますますびんぼうじゃ。
なかなかやりますなあ。」

貧乏神はまたまたほめられて得意気です。

次はパパが帰ってきましたが、会社が突如倒産しちゃったみたいです。

これにまたまたいいからおじいちゃんは貧乏神に言います。

「こりゃすごい、びっくりした。
さすがはびんぼうがみじゃ。
あんたいい仕事しますなあ。」

貧乏神はほめられまくって胸をはっちゃってます。(笑)

久しぶりに明るい時間にお風呂にみんなで入り、おじいちゃんはおとうさんの背中を流しています。

「いいから、いいから。
ながいあいだおつかれさん。
せっかくつぶれたんじゃ。
しばらくゆっくりすればいい。」

長男に読みきかせながら少し涙が出そうなくらい感動しちゃいました。

いいから、いいからの精神って素敵ですね。

どんな不幸が起きても私たちは明日を生きていかなければいけません。

落ち込むよりも、いいからいいからってポジティブな言葉をかけてもらえたら勇気がでますね。

翌朝貧乏神は置き手紙を置いていなくなりました。

置き手紙には翌日には福の神が家にくると記載があります。

いいからおじいちゃん一家は再起できるのでしょうか??

翌日福の神がやってきましたが中々幸福がやってきません。

不安になったおじいちゃんと孫は福の神が持ってきた大きな袋を覗きました。

するとそこには、、、

貧乏神が隠れて入っていました!

「そうですか、はいってましたか。
あんたやっぱりやりますなあ。
いいから、いいから、
やっぱりふつうのせいかつが一番だなあ。」

幸せも不幸も表裏一体、幸せを求めすぎると不幸せも合わせてやってきます。

ふつうのせいかつを送ることの幸せを再認識できました。

最後は文章のないイラストで絵本はおしまいです。

どろぼうは捕まったみたいで、いいからおじいちゃんの金庫は帰ってきたのかな?

お父さんはラーメン屋を開業したみたいです!


読みきかせを終えて

「いいから、いいから」って精神は凄く素敵だなあと思いました!

自分に起こる思わぬ出来事に対しても、人が起こしたハプニングにも「いいから、いいから」ってポジティブに考えられたら世の中もっと平和になるかもしれないねえと長男と話しました。

仕事のなくなったお父さんとのお風呂のシーンは本当に良かったなあ。

家族でほっこりできる素敵な絵本です!

まずは自分からいいからおじさんを目指してみようと思います!

ではまた!

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