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ツラいこの世界が少しでも幸せになるヒントを教えてくれる絵本

こんにちは、ぶさパパです。

息子との絵本ライフをnoteに書いてます!

こどもと読みたい絵本86冊目、本日のタイトルは「もったいないばあさんのてんごくとじごくのはなし」です。


絵本との出会い

キリスト教系統の保育園に通ううちの長男(6歳)。

保育園で神様についての影響を受けているからか、「天国」とか「地獄」ってキーワードに敏感です。

そんな長男が図書館で借りてきた絵本がこちら!

もったいないばあさんの
てんごくとじこくのはなし

さっそく読みきかせをしていきましょう!


人に優しくできる人は視野が広いのだ!

くらいみちをてくてく歩くもったいないばあさん。

いい匂いがする方向へ歩いていくと、鬼を中心に人だかりができています。

もったいないばあさんはお亡くなりになられて地獄を歩いているみたいですね。

「ここはどこ?」
「はらがへった」
「かえらせて」

地獄に集まった人たちは、自分の現在を受け入れられようで、自分で考えることはせず文句ばかり言っています。

ふーむ、考えされますなあ。

地獄だけじゃなくて、生きている世界でも文句ばかり言うような生き方をしていると地獄のような毎日になるのかもしれませんね。

もったいないばあさんが感じたいい匂いの正体は、鬼が地獄の人たちにスープを作ってあげていたみたいです。

鬼は人たちにスプーンを配っていますが、生きている世界には無い、柄の長い行進のプラカードみたいなスプーンです。

どうやって使うんでしょうか??

地獄の人たちはプラカードスプーンを上手く使うことができず、スープはばしゃばしゃとこぼれてしまいました!

柄が長すぎて自分では上手く食べれないんですね。

「もー、ぜんぜんうまくたべれない!」
「いらいらする!」
「もうあんた邪魔!」

なんて声が聞こえてきそうな状況です。

「もうもったいない!
これはこうやってのむんだよ!」

スープがこぼれているのを見逃せないもったいないばあさん。

地獄の人たちにプラカードスプーンの使い方を教えようとしたとたん、鬼に「おまえはあっちにいけー!」と言われて空に飛ばされてしまいました。

空に向かって遥か彼方に飛ばされたばあさん、着いた先は天国でした。

天国は鬼ではなく、天女さんが優しい微笑みでスープを作ってくれているようです。

もったいないばあさんは間違えて地獄に行ってしまってたんですね。

天国も地獄と同様にプラカードスプーンを配っています。

地獄と大きく違うのは、人たちがみんなニコニコして文句を言っていないこと。

うちの長男も色々感じたみたいで、「文句言わなければ天国に行けるって保育園で広めてみよう!」と言っていました。(笑)

天国の人たちはもったいないをしないで食べれるかな??

天国の人たちは自分のスプーンですくったスープを向かいの人へ食べさせてあげていました!

「どうぞ。」
「ありがとう!」

天国では分けあう精神が大切なんですね。

うちの長男は「こんなの最初からわかってたよー!」と笑っています。(笑)

うちの子供たちには天国の精神で生きてほしいです。

さいごはもったいないばあさんもスープを食べさせてもらいました。

もったいないことはなにもありません。


読みきかせを終えて

天国と地獄のスプーンのお話は知っていましたが、もったいないばあさんが出てくることでユーモアがあってとても楽しく読めました!

この絵本の教訓は、死後の世界の話だけでなく、生きている世界でも同じだよってことだと思います。

文句ばかりで自分勝手に生きていると人生は地獄のようになってしまいます。

いつも笑顔で他人に幸せを分け与える生き方をしていれば現世だって天国なんです。

日々ツラいこともたくさんありますが、少しでも世界が天国のような場所になるように生きていきたいねって長男とお話ししました。

うちの長男が歌う、毎月保育園で覚えてきた聖歌が興味深いぶさパパでした!

ではまた!

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