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無料と有料のモデル


はじめに


こんにちは
近年サブスクのサービスが増えていますが
一方で、Abemaやソシャゲのように無料でも有料でも見れるといったサービスも同時に増えています。

この無料と有料の関係は今までにも存在していました。
この記事では、そのモデルの紹介と、この違いが生み出すであろう少し先の未来をお話しします。


無料と有料

先ほど挙げたように、Abemaやソシャゲなどは基本無料でありながら、有料ならもっと恩恵が受けられますよ
というビジネスモデルですよね

このようなビジネスは、デジタルならではのように思う人もいるかもしれませんが
実は、日常的に存在しているものの応用と言えるのです。

よくある例としては
何ヶ月間か無料で試せるけれど
その先は有料ですよ
といった商品なんかが思い浮かぶかもしれません

しかし、
私が日常の中で、Abemaやソシャゲのような無料と有料の違いを使っていると、特に感じたのは
図書館と書店
という2つの比較から見える
書店のビジネスです。

ご存知の通り、
図書館は、市民が無料で本や資料を閲覧できる場所で
書店は、実際に書籍を購入して閲覧する場所です。

どちらも本を閲覧するという点では同じなのに
この2つはどのようにして
お互いの領域を干渉しないようにしているのか??

言い換えると
どこに無料と有料の差があるのか??

というふうに考えてみると、
書店すなわち有料のものは、最新であることに優れている
というひとつの答えに行き着くと思います。

そして、Abemaなどの無料と有料の違いについて思い出してみると
実際、有料のものは最新のものに特化している
ということに気づくと思います。

その先の未来について

このような考察から、Abemaなどに見られる、無料と有料の違いによるビジネスは
書店のビジネスの流れと同じかもしれない

という仮説に、私は辿り着きました。

そして、現在、蔦屋書店などが芸術との共生や、カフェとの共同経営などに移り変わっている様子から
Abemaなどの少し先の未来を予測してみました

蔦屋書店などの書店のビジネスを抽象化して考えると
芸術との共生やカフェの併設によって
書店でしかできない体験を提供する
という付加価値をつけている
ことが分かります。

では、Abemaなども有料会員が多くなり
成長が頭うちになったときの次の業務体系として

さらなる付加価値を持ったハイグレード有料会員の増設
がひとつの未来として考えられるのではないかと思います。
具体的には、番組出演権のついた会員制度ができたり、映画の試写会のようにさらに先取りで映像が見られる制度のようなものが考えられます。

最後に

社会が螺旋状に遷移していくものならば
ビジネスも同じような道のりを辿ることは
あるのではないでしょうか

稚拙な憶測ですが
少し先の未来について皆さんの想像が膨らむ
手助けになればと思います。

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