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買収、株主還元が強化されそうな時価総額100億円以下の小型株 Part2

東証が企業の資本コストや株価への意識を高める中、株主や機関投資家の圧力が増しています。

この流れに乗り、割安株の水準訂正やMBOなど、株主価値向上に向けた動きが活発化しています。

一方で、小型株に関しては調査や資金面での課題もありますが、株主還元や買収の対象として注目され始めています。 
 
本記事では、そんな中で気になるネットキャッシュが高く、買収の可能性が高い割安小型株をピックアップしてみました。

似た条件でのスクリーニングは2回目となります。 

 参照: https://tdnet-search.appspot.com/

ネットキャッシュの定義は人によって様々ですが、今回は清原達郎氏が定義する「現金および預金+受取手形及び売掛金+有価証券+投資有価証券×0.7-負債」とし、予想PERが正の数値かつ20倍以下、時価総額100億円以下という条件でスクリーニングしてみました。(データは2024年7月5日時点) 



1.キクカワエンタープライズ(6346)

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